シチリア
_であり_であり…
_が好きだった
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イオは…
「サルデーニャ」
「⁉︎誰なんね!」
「私よ,シチリア」
「だからそんなやつ知らないんね」
「ハァ…お願い聞いて,貴方は彼に騙されてるの!だからここから逃げて!」
「彼?第三はそんなことしてないんね」
「…仕方ないわね」
何を言ってるんね?
「…皆さん,もう出てきてもいいですよ」
「その言葉を待ってたぜ!バドリオ!」
「なっ⁉︎」
「ごめんなさい,でもこうするしかないの」
何でここにアメリカ含む連合の奴らが…こいつ…
「いつもイオの中で大人しくしてたくせに…裏切ったんね⁉︎」
「ごめんなさい!でも,もうこれしか…」
「救う方法がない?結構なんね!お前らの救いなんて…」
「っ…お願いよ…前の優しい貴方に戻って!」
「イオは元からこれなんね!」
「思い出してよ!半島統一の日,やったよって手を握ってくれた
大丈夫って気にかけてくれた貴方を!」
「うるっさいんね!」
「っ…」
「ズキン」
頭が…痛いんね…
「お願いっ!貴方を傷つけたくはないの!」
「うるさい…うるさいうるさいっ⁉︎」
「ズキッ」
「うっ…」
なんなんね⁉︎
「サルデーn_」
「うるさいっ⁉︎ヴェネツィアンガラス!」
「!」
「ぐさっ」
「痛っ⁉︎」
「ハァッ…ハァ…」
なんなんね⁉︎この胸騒ぎは…
(サルデーニャ)
(やったんね!ようやく統一なんね!)
(大好きなんね)
(大丈夫?)
「はっ⁉︎」
そうだったんね
イオはイタリアで,第三に操られている
そして,この子は…
「…両シチリア」
「!サルデーニャ」
「っ…」
イオが…こんなことやったんね?
「怪我はない?」
「こっちのセリフなんね!イオのせいで…」
「いいの!よかった…」
「っ…」
でも,簡単にはこの糸は千切れなかったんね
「クソ…しくじりやがって…」
「「⁉︎」」
「marionette!」
「あ!」
「危ないんね⁉︎」
「ドンッ!」
「!サルデーニャ⁉︎」
「うぁっ⁉︎ヒュー…」
「お前は,サロ共和国で,俺の属国だ!」
「違う…かはっ⁉︎んね!」
「チッ…」
「やめて!その手を離して!」
「んなこと聞くか⁉︎」
「レモンの弾丸!」
「Eisernes Kreuz!」
「バーン!」
「ぐっ…」
「くっ…」
「ヒュー…イオは…イオは…」
「お前は俺に従ってればいいんだ!」
「違う!サルデーニャ,気を確かに!」
「っ…」
もう,これ以上は意識が持たないんね
「うぁっ…」
「サルデーニャっ⁉︎」
「Blitz!」
「ガッ⁉︎」
「ドガーン!」
「うぅ…」
「チッ…一時撤退だ…」
「ヒュン」
「あ!待ちなさい⁉︎」
「黙れ!ブンデスアドラー!」
「バサッ」
「くっ…」
追いつけない…
「サルデーニャ!」
「うぅ…」
「っ…」
私も飛べたら…
「おい」
「!アメリカさん…」
「お前にこれをやる」
何,これ…
「星型の浮遊盤になるペンダントだ」
「!」
「…行ってこい」
「!はいっ!」
「バドリオの星!」
「ヒューン!」
「待ちなさいっ!」
「!お前っ…」
「マフィア・カーニバル!」
「Eisernes Kreuz!」
「バコーン!」
「うっ…」
どこに行って…
「Blitz!」
「!キャア⁉︎」
「ドッカーン!」
「うっ…」
「ドサッ」
イタリア/サルデーニャ
サルデーニャ王国でありイタリア王国でありサロ共和国であり…
両シチリア王国のことが好きだった
明るい性格は偽りで本来は大人しく無口 だがかなり優しい
裏切りが何よりも恐れていること
シチリア
両シチリア王国でありバドリオであり…
サルデーニャに惚れていた
お淑やかだが裏の顔はマフィアという意外な一面を持つ
統一されてからはしばらくはイタリアの体に潜んでいたが,
新しい化身がバドリオ政権によりできたためそちらに移った
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