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今回は🧩×🌹×衣都ちゃんです!!

付き合っているとかではなく日常って感じです。



お買い物


衣都「コスメ…ですか?」

🌹「そう、真央と買いに行かない?新作が出ててね、それがなかなかに良いのよ!」

衣都「別にいいですけど…」

🌹「それじゃ決まりね!今週の日曜空いてる?」

衣都「はい、空いてます」

🌹「じゃあその日にしましょう!駅で集合ね」

衣都「分かりました」

🌹「あ、ちゃんとお洒落してきてね」

衣都「…分かってますよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日曜日、駅前

衣都「……なんかめっちゃ綺麗な人が2人いる…」

何回目を擦っても現実は変わらない。真央さんとミカさんだ。周りの視線をバッチリ集めている。あの二人と歩くのか……と思っていると真央さんが手を振る。

🧩「弥代、こっち」

周りの視線が一気に私の方へ向く。誰もが皆、2人はカップルだとでも思っていたのだろう。極力視線を気にしないようにして、2人の方へ向かう。

衣都「遅くなってしまってすみません」

🌹「全然良いわよ。まだ集合時間じゃないし。しかもお嬢!とっても可愛い!!めちゃくちゃ可愛いから隣を歩くための料金出してもいいわ!いくら?」

🧩「落ち着いて」

🌹「あら?真央は何かないの?」

🧩「無いとは言ってない。弥代はキッパリした服が似合うと思ってたんだけど、ふんわりしたのも似合うんだね。髪のウェーブも似合ってるよ」

衣都「あ、ありがとうございます」

急に褒め大会が始まり恐縮する。周りの視線は2人に釘付け。映画のワンシーンのようだ。

🌹「さっ!行きましょ!早く行かないと売り切れちゃうわ!」

周りの視線を全く気にせず、歩き出す。真央さんも行ってしまうので急いで歩き出した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

🌹「っはぁ〜!疲れた〜!!」

衣都「ふ〜、たくさん歩きましたね~」

新開さんにトレーニングを手伝ってもらっている成果だろうか。体力が着いた気がする。

🧩「はい、弥代、水」

衣都「わ、ありがとうございます」

真央さんから貰ったペットボトルの蓋を開けゴクゴクと飲む。水を飲むだけでもだいぶ変わるものだ。

🌹「あら!あそこ、スムージーあるじゃない!!お嬢、飲みに行かない??」

🧩「あ、僕も行きたい」

衣都「私は大丈夫なので二人で行って来てください」

🌹「あらそう?じゃあ行ってくるわね」

🧩「知らない人に着いてっちゃダメだから」

衣都「……分かってますよ」

真央さんは私を何歳だと思っているのか。もう22の成人済みだ。

2人を後ろから眺める。aporiaの方達は本当にお顔といいスタイルといい、良すぎると常々思う。まぁ、社風なので仕方が無いのだろう。そして私がその中にいるのはきっと世界のバグだろうと思って自分を納得させている。

モブA「ねぇねぇ、オネーサン1人?だったら一緒に回らない?」

聞き慣れない声に振り返る。そこには知らない男が立っていた。先程の言葉から察するにナンパ、というものだろう。おかしな話だ。知らない人と遊んで、何が面白いと言うのだろう。気まずいだけだろうに。

衣都「いえ、人を待っています。なので大丈夫です」

連れていかれないようにしっかり話す。しっかり断ることが大事だと吏玖さんに教えてもらった。

モブB「そんなこと言わずにさ。その人って女の子?」

衣都「いえ、お二人共に男性です」

顔もスタイルもいいです、と追加したい気持ちをグッと抑える。

モブA「え〜、彼氏?」

衣都「いえ、会社の同僚です」

モブB「だったらいいじゃん。俺らと居た方が絶対楽しいって!!」

いや、気まずいだけだろう、と言いたい。本当に言いたい。でも下手に相手を怒らせるととても面倒だ。ここは無視をし続けようか。そう思った時、男の手が伸びて私の肩に触れようとしてくる。その時パシッと誰かが男の腕を掴んだ。

🌹「ちょっと、お嬢に何してるのよ」

モブB「あぁ?」

衣都「…ミカさん」

🌹「そんな汚い手でお嬢に触れないで」

モブA「あぁ?うるせぇな!彼氏じゃねぇんだろ!!口出しすんなよ!」

🧩「うるさいな。もうやっちゃう?」

🌹「そうね、これ以上お嬢に付きまとうなら、折るか砕くかさせてもらうわ」

そう言って拳をボキボキ鳴らす。

モブB「チッ……行こうぜ」

さすが強行部である。恐怖を感じたのか、彼らは呆気なく帰ってしまった。

🧩「弥代、大丈夫だった?」

衣都「はい、何も被害はなく…」

🌹「良かった…真央、動画消していいわよ」

🧩「了解」

なんと彼らは相手を脅せるように動画を撮っていたらしい。犯罪1歩手前…いや片足突っ込んでいるが助けられた手前、黙っている事にした。

🌹「でもお嬢にオシャレをさせちゃダメね。変な虫が着いちゃう。今度はとびきりダサいの着せましょう」

🧩「…別に僕達が離れなければ良くない?」

🌹「それ名案ね!!」

私が居ない所で私の話が進んでいく。ただ、私の身を案じてくれているのだと思うと少し嬉しくなる。

🌹「お嬢!次行くわよ〜!」

衣都「…はい!」

まだ買い物を続けるみたいだ。私は歩き出した。



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コメント

4

ユーザー

初見です!初めまして!ブレマイの夢小説描いてる人いないから描いてくれて嬉しい!これからも読ませていただきます!

ユーザー

ゆいかの作る小説いつもめちゃめちゃ読みやすい🙈🫶今ブレマイ調べてきたんやけどさ、ブレマイってゲームアプリなのー??

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