テラーノベル
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これで書くの楽しくなってきた笑
prさんエセ関西弁 地雷さん👋
足下でなる、キュッキュッという乾いた音が静寂を切り裂いていく。
p「ねぇ、あともう少しやぞ。あそこの崖を越えれば、きっと咲いているはずなんや」
前を歩く「君」——prちゃんが、振り返って笑った。
吐き出した息が白く揺れ、透き通るような肌に吸い込まれていく。
俺たちは、伝説の「冬桜」を探していた。真冬の最も凍てつく夜にだけ、断崖の頂で一瞬だけ咲くという幻の花。
手にした者は失ったものを取り戻せると言われている。
a「prちゃん、少し休み場を探そう。prちゃんの顔色、さっきからずっと真っ白だ」
俺の言葉に、prちゃんは困ったように眉を下げた。
p「大丈夫。」
「p俺は……もうずっと前から、寒さなんて感じたことがないんや(ボソッ」
prちゃんは昔から、危なっかしい子だった。
数年前、彼が一人でこの山に入り、遭難しかけた時のことを思い出す。
あの時、彼は「大切な人を救うために花が必要なんだ」と言って聞かなかった。
結局、彼はボロボロの姿で麓(ふもと)の村に戻ってきたけれど、それ以来、彼はどこか浮世離れした雰囲気を纏うようになった。
コメント
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やっぱ天才。