テラーノベル
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〈前回のあらすじ〉
韓国は香港によって、中国の家に運ばれる。(誤解をまねく文章だな…)
北朝鮮を探すべく、中国と香港に手伝ってもらうことになった(流れ的にね)
〈注意!!〉
ちょっとだけ、まじで、ちょっとだけ、あれなところがあります(一つだけだと思う)
〈本編〉
ルーマニア:「そのまんまだよ」
ルーマニアはにこりと笑う。
北朝鮮:「ちょ…!」
ルーマニアは北朝鮮に抱きつく。まるで、抱っこをしてもらうように。
ルーマニア:「背中支えて」
北朝鮮:「こう?」
北朝鮮はルーマニアの背中を腕で包み込むようにする。
ルーマニア:「ありがと」
北朝鮮:「(こう見ると、ほんと小さいな…)」
ルーマニア:「じゃ、いくよ」
ルーマニアは勢いよく、北朝鮮の首にかじりつく。
北朝鮮「っ!」
ルーマニア:「ん…」
北朝鮮には、冷たい感覚が体を襲う。
ルーマニアは、そっと首から、口を離す。
北朝鮮:「思ったより痛かった…」
ルーマニア::「そう?」
そう言いながら、ルーマニアは北朝鮮の首にかじりついた、牙の跡を見ている。
北朝鮮:「どうした?」
ルーマニア:「この傷…早く治したい?」
北朝鮮:「そりゃ…兄貴にバレたらやばいし…まぁ、もうバレてるけど」
ルーマニア:「流石に、飛んだのが良くなかったか…」
北朝鮮:「誰だってわかることだろ!!」
ルーマニア:「いやぁ〜全然使ってなかった翼の使う時が来た!って喜んじゃって…つい…」
北朝鮮:「はぁー」
ルーマニア:「テヘペロ」
北朝鮮:「まぁ、傷は早く治してほしい…」
ルーマニア:「了解した」
そういって、ルーマニアは、首にかじりついた、牙の跡を舐めた。
北朝鮮:「う!」
ルーマニア:「傷口にはつばを塗っとけ、というやつだよ。実際のところ僕のつばに触れたら、傷の治る速度が早くなるんだぁ」
ルーマニアは自慢げそうにそういう。
しかし、北朝鮮の目は変態を見る目であった。
ルーマニア:「何その目、もしかして不満があるの?やれって言った君でしょ?」
北朝鮮:「いや、そうだけど!やる前に一言言ってよ!」
ルーマニア:「言った」
北朝鮮:「言ってない」
北朝鮮は憤りを感じているようだ…
ルーマニア:「「了解した」って言った」
北朝鮮:「こういうのするよーみたいなのを言ってくれよ!」
ルーマニア:「めんどくさ…」
ルーマニアは小声でそういった。
北朝鮮:「聞こえてるからな…」
ルーマニア:「ご、ごめんなさい…次からはちゃんといいます…次会うときは知らないけど…」
北朝鮮:「はぁ〜」
北朝鮮は大きなため息をつく
北朝鮮:「これからどうするか…兄貴にほぼバレてるからやばいな…」
ルーマニア:「じゃあ、家出を続ければいいではないか?」
ルーマニアは北朝鮮を不思議そうに見つめる
北朝鮮:「いや、そういう問題じゃねぇ。俺仕事あるから…って今思ったけど、お前どこで生活してるんだ?」
ルーマニア:「企業秘密だ…フフフ…」
ルーマニアは不吉そうに笑う
北朝鮮:「あっそ」
北朝鮮はその場に座り、ほおづえをする
北朝鮮は何回か考え込んで急に立ち上がった!
北朝鮮:「そうだ!」
ルーマニア:「どうした?」
北朝鮮:「俺泊まるわ!」
そんなことを突然言い出す。
ルーマニア:「え!さっきまでのどうした!」
ルーマニアは頭がついていけない
北朝鮮:「ちょ開き直るわ」
ルーマニア:「さっきの会話の意味!」
北朝鮮:「ここって、会社の屋上か…よし!今日は会社に泊まろう!」
ルーマニア:「え!服はどうするの!?」
北朝鮮:「ロッカーの中に変わりのやつあるしそれ使う」
ルーマニア:「そ、そう…」
北朝鮮は、屋上の階段を使い下の階に降りていく。
ルーマニア:「僕も、帰るか…」
ルーマニアはそう言って、翼をはためかせ空に飛び立つ
という訳で、話を元に戻します。
で、二手に分かれた頃には、北朝鮮は会社で野宿の準備に取り掛かっていた。
韓国:「俺は…あっちの方行くか」
韓国は、香港と中国が向かった方向とは真逆の方向に走った。
でも、結局は意味がないのだ…だって今、北朝鮮は会社で野宿の準備に取り掛かっているのだから!
しかし、そんなことを知りもしない、韓国は北朝鮮を見つけたあの路地に行くことにした。
路地にあったのは、タロットカードだけであった。
韓国:「なんも、ないな…あるのはタロットカードだけか…」
そんなことをひとり呟いていると、空から、バサバサと音がした。
韓国が上をみるととそこにいたのは、ルーマニアだった。
韓国:「あ!お前よくも…!」
韓国はルーマニアを攻撃しようとする
ルーマニア:「ちょっとまって!そこのタロットカード回収しに来ただけなの!攻撃はしないで!」
韓国:「信じれるかそんなこと!」
ルーマニア:「あぁ、もう!」
ルーマニアは自分の腕に傷をつけ、そこから出てくる血をナイフの形に変形させ韓国に投げつける。
韓国は、それを蹴りで投げ飛ばす。
韓国:「舐めんなよ…」
ルーマニア:「めんどくさいなぁ…」
そう言うと、ルーマニアの背中から黒い靄が出てきた。いや、正確には霧というべきである。
その霧は韓国の体に巻き付く。
韓国:「なんだ!これ!」
韓国が動けない間に、ルーマニアはタロットカード回収する
そして、ルーマニアが、指をパチンっと音を鳴らすと、その霧は一瞬で晴れた。
韓国は、素早く攻撃の体勢に入りルーマニアを蹴ろうとするが、ルーマニアは体を小さなコウモリたちにして、避ける。
そして、そのコウモリたちは、韓国の後ろで集まる。そうすると、コウモリたちが合体して、ルーマニアが現れた。
ルーマニア:「君とは、やってらんないよ…めんどくさそうだし…」
そう言って、ルーマニアは空に逃げっていった。
韓国:「確かに、クソコミーが言うように強いな…最近運動してないから、体がなまってる説もあげられる…収穫はなかったな…あったとするならば、確かに、ルーマニアが吸血鬼だった…そして、クソ強い…」
韓国:「こんなところで、チンタラしてる暇はない!早く北を探さないと…ルーマニアならしってると思うが…こっから追いかけるのは無理だな…」
韓国はまた走る
どこにいるかわからない弟を探すために…
何時間がたっただろうか…
日は暮れはじめ、建物を橙色に染める…
中国:「はぁ、はぁ、韓国…北朝鮮は見つかったアルカ?」
韓国:「いや…」
香港:「俺、おなかすいたー」
みんな、北朝鮮を探すために頑張ったが結局見つからなかった…
中国:「韓国、今日は我の家で晩御飯を食べるヨロシ」
韓国:「余計なお世話だ」
そういった瞬間、韓国のお腹からぐうぅぅぅ〜と良い音が聞こえてきた。
香港:「あはは!!韓にいめっちゃお腹空いてる…あはは」
韓国:「っ!」
韓国の顔が真っ赤に染まる。
中国:「どうした…?韓国恥ずかしいアルカ?」
嫌味のように聞いてくる中国
韓国:「ちげぇ!これは、その、そう!夕日の光がその…えっと…」
香港:「韓にい、一緒に晩御飯食べよう!ね?」
韓国:「わかった…」
韓国は恥ずかしそうにそういった。
その夜、韓国はいつもより豪華な夕食であった。
餃子、麻婆豆腐、酢豚、回鍋肉、油淋鶏、炒飯、
本当に豪華であった。韓国と香港は、よだれが止まらない。
香港:「いっつもよりも、豪華だ!!どうしたの、中国サン!!」
中国:「今日は、韓国がいるアルからなぁ〜」
みんなで食卓を囲む。
中国:「那我们开始吃吧!」
中国がそう言うと、韓国と香港は勢いよく食品にがっつく!
中国:「もっときれいに食べろアル!!」
香港:「中国サンがいつもより豪華な御飯作るからだよ!いつもは、冷凍食品とかばっかり…」
韓国:「こんな、ちっこいやつにそんなもの食わしてるとかゆるせねー」
中国:「うるせぇアル!うるせぇアル!」
香港:「ちっこい?」
香港の様子がおかしい…
韓国:「どうした?」
香港:「今、韓にいは僕のことを「ちっこい」って言った?」
韓国:「うん」
韓国は素直にそう答えた
香港:「…(ちっこくなんてない!)」
中国:「どうしたアルカ?」
香港:「いや何も!」
わざと、元気な声でそういった。
食品の量か少なくなってきた
中国:「そういえば」
と中国が言う。
韓国と香港:「?」
韓国と香港は首を傾げる。
中国:「北朝鮮がなんで家でしたかわかるアルカ?」
韓国は黙り込む…
香港:「韓にい?」
香港が心配そうに顔を見る…
なぜって、それは…
韓国がすごい恨めしそうな顔で、悔しそうな顔で中国を見つめているからだ…
中国:「大体、わかったアル…我のせい…アルカ?韓国?」
韓国:「…」
韓国は沈黙を貫く。
香港:「韓にい…」
韓国:「俺は帰るよ…」
香港:「え!なんで!?」
韓国:「もう、お腹いっぱいだからだ…別に怒ってるわけじゃない…」
香港:「うそ…だ…」
韓国:「嘘じゃないよ…香港…」
そう言って韓国はニッコリ笑う。香港はその笑顔に危機感を覚える…
韓国:「じゃ、ばいばい」
香港は、動くことができなかった…
中国:「すまねぇアル…我のせいで…」
香港:「怖い…」
と香港は小声で言った。
中国:「怖い?韓国が?」
香港:「うん…怖い…韓にいが…嫌な予感がする…」
中国:「嫌な予感がするって…具体的にわかるアルカ?」
香港:「何かに飲まれるような…気がする…」
続く…
うわぁぁぁぁぁ!エピシミアの投稿頻度が終わってるにゃん…
まぁ、夏休みの英語の宿題終わったらまた投稿しますにゃん…
ちなみに、宿題は明日中に終わらせる予定にゃん☆
コメント
4件
韓国!!飲み込まれるな!!、、、にゃん、、、
うぉぉッッ好きです🫶🫶 この後どうなるのやら…… めっちゃ楽しみにしてます!!!