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ぇえ('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )!!!???
ども、主です。それでは本編どうぞ!
ー💜side
最後に転生した場所は、とても薄暗かった。気味が悪い。時折断末魔がそこらじゅうから響いている。
💜「、、、ここは?」
キツネ「、、、我ら死神の住む世界。人々の断末魔も聞こえるのは当たり前じゃ。」
キツネは思い詰めような顔で言う。嫌いなんだろう。この場所が。俺がここに転生したってことは、俺もいずれはここで儚く肉体が散るのだろう。それを、死神であるキツネは知っているから、こんなにも叫び声でうるさいはずの空間が、静かに感じる。
💜「、、、ここに、🧡くんはいるの?」
キツネ「自分の目で確かめろ。泣いても笑っても絶望しても、ここがお主の墓となる。」
💜「言い方悪いな。」
キツネ「仕方ない。事実は事実じゃ。」
💜「、、、。」
どうしてだろう。今まで感じなかった、🧡くんの感覚、気配。それが、この禍々しい空間で感じる。ここに、🧡くんがいるというのでも言いたいのだろうか。信じたくない。こんな、たくさんの死人の魂が散るようなところに、優しいあの彼がいるという事実を。
キツネ「、、、妾がここに連れてきた。」
💜「、、、っなんで。」
キツネ「お主、会いたいのだろう?想い人に。」
💜「う、うん、、、。」
キツネ「この世界は、じきに崩壊する。死神の世界は、魔界と併合されることになった。そういうわけで、ここにいる死神は全員滅びる。そして、魔界で新たに死神が生み出されることになる。」
💜「じゃあ、、、君も?」
キツネ「まぁいい。妾はこんな事しているより、肉体が消えたほうがマシじゃからな。」
💜「、、、🧡くん、、、は?」
キツネ「、、、。(テクテク)」
💜「あっ、待ってよ〜!」
急に歩き出したかと思えば、闇の中をずんずんと進んでいく。俺は、追いつくのに必死だった。アイツ、あんなに早かったっけ。闇の中の枯れ木をかいくぐり、死体をまたいで、たどり着いたのは、「死神邸」と書かれた、いかにも怪しい宮邸。キツネは当たり前のように入っていった。それに続いて、俺も入っていった。
キツネ「、、、お主、一度ここで待っておれ。」
💜「う、うん、、、。」
ーキツネside
💜が100回目の人生を歩む前、妾は死神邸から、手紙を受け取った。手紙の内容はこうだ。「*💜を死神邸に連れて来い。*」あぁ、どうして運命はこう残酷なんだろう。死神でも、運命と上下関係には逆らえない。妾は従うまま。💜をもうすぐ滅びる死神の世界に転生させた。💜を斑様のいる部屋の大門の前で待たせ、先に斑様に会いに行った。
キツネ「斑様、例の者を連れて参りました。」
斑様「あぁ、待っていたぞ。」
キツネ「私のような不届き者が言うことではないですが、、、本当によろしいのですか?貴方様の正体をあの者に晒すことを。」
???「、、、俺の決断や。悪いけど、💜くんを入れたら、引っ込んでてな?」
キツネ「、、、御意。」
目の前の、橙色の髪で、翡翠のような瞳、凛々しいようで、柔らかい表情の斑様はそう言う。妾は、何も悪くない。この理不尽な世界と、斑様が悪い。そう、思えばいいんだ。妾は💜を呼び入れ、死神邸を去った。
キツネ「、、、妾も、彼らのように、幸せな最期を迎えたかったものだ。」
最初で、最期の妾の願いは、届くこともなく、消えることもなく、散っていった。
ー💜side
キツネが俺を呼んだ。そして、部屋に通された。キツネとすれ違う時、キツネは「またどこかでな。」と小さく呟いた。不審に思いながらも、一際大きな部屋に入った瞬間、俺は血の気が引いたのを覚えた。死神邸の玉座に座るキツネから飽きるほど語られた「斑様」がそこにいた。でも、その人は、俺も知っていた。
💜「、、、🧡くん、、、?」
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