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こちらは全てフィックションです。
全て架空の人物。
登場人物
正野 まさひ(まさのまさひ)『能力者』小学5
別名:バグ
堅気 敬助(かたぎ けいすけ)『元無能力者』小学5
別名:鎧(よろい)
浅野 黎人(あさの れいと)『能力者』小学5
別名:死神(しにがみ)
バラク・カブト『不老不死:魔法使いトップ』120歳
アカレ・サコク『不老不死:魔法使い上位』119歳
キタラマ・クイク『不老不死:魔法使い中級者』
『サコクの弟子』110歳
バラク・カトレス『不老不死:王』『カブト父』
260歳
アクレイヌ・ベグルス『元人間:現不老不死:悪人』
140歳
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ベグルスが姿を現した後、カブトはすぐに父カトレスに報告をしに行った。
カブト「父さん、あいつが100年経った後、また現れました…」
カトレス王「本当か!今すぐ全国へ言いに行け!!」
カブト「わかりました….」
カブトは自分のしたことを後悔しながら、全国へ報告をしに行った。
カブト「あいつらを信じるしかない….」
ちょうどそのとき、サコクはまさひ達に低レベルの魔法を教えようとしてた頃、サコクの弟子であるクイクが現れた。そして彼は、ある重要な情報をサコクに伝えた。
クイク「サコク!!ちょっと話がある!!」
サコク「なんだ?どうやら大事な話のようだが…」
クイク「本当にいいんですか?彼らはまだ子供ですし…不老不死になれても、痛みに耐えれるのですか?」
サコク「確かにそうだな…、低レベルの『浮遊(ふゆう)』を教えようと思ったが、まずは『回復の魔法』を教えるか。」
クイク「でも、それは中級レベルの魔法ですよ?低レベルの物を動かすことも出来ないのにどうやって中級の『回復』を教えるのですか?」
そう会話してる中、まさひ達があることに疑問を持った。そして、まっすぐなまさひはサコクとクイクに聞いた。
まさひ「なあ、一個思ったけどさ、不老不死やから、回復はいらんのじゃないん?」
サコク「いや、実はそこだけは君たちと一緒だ。」
敬助「え?みんな生まれつき出来ないの?」
クイク「実は不老不死ってのはあまりいいものじゃなくて、回復が出来ても回復するまで痛みがずーっと続くんだよ。」
黎人「例を挙げるとすれば、手が潰れてるのに、その痛みが手を治すまで一生あるってこと?」
クイク「そう言うことだ。」
サコク「実は言うと、カブトが15のとき、『浮遊』で飛び回ってたが、前を見てなくて、コンクリートの建物にぶつかったんだ。その後彼は上級魔法使いに治してもらった後、みんなより先に『回復』を学んだ。」
敬助「相当辛い過去があったとは…」
まさひ「なら先に回復を教えてもらうか!」
黎人「お前は相変わらず迷いがないな…ある意味この先が心配だ。」
そう言いながらも、まさひ達は中級レベルの『回復』を身につけることにした。ただ、彼らが苦しむことは、まだ誰も分かっていない…
ベグルス「へ〜、まずは『回復』か〜。フフw、これは勝ち確定だなw。ずいぶん苦しめるか…」
まさひ達は上級や中級、一般市民達が心配してる中、ある部屋に着いた。そこは当たり真っ暗。自分の手を見ること自体不可能だった。そんな中サコクはあることを口にした。
サコク「それでは、今から苦しんでもらいます。」
それを言った後、ある飲み物を飲まされ、謎の気体がそこらじゅうに広まった。その気体は「毒ガス」であり、一般不老不死でも気絶するぐらいの量だった。まさひ達は苦しみ続け、やがて気絶寸前までいった。そんな中、まさひは痛みに耐えながらも立ち、それを感じた敬助はまさひと同じくたった。この時黎人はある夢を見ていた。
黎人「どこだここ?」
そこはまるで墓地のような場所だった。辺りを見渡してると、背後から何かが来る感じがし、振り向いたらそこにはボロボロな黒の衣服を着たガイコツが立っており、彼は自分を『死神』と名乗った。
黎人「なるほど、つまる俺は死んだってことやな?」
死神「それはそうだがお前にはまだチャンスがあるぞ」
黎人「チャンス?俺を生き返らすとでも?」
そう言った後、死神は両手を前に伸ばした。手のひらにはあるものが置いてあった。右手には砂時計、左手には黒い液体の入ったコップがある。
死神「砂時計を選べば、お前はこのままあの世へ行く。コップを選べば俺の力を与える。」
黎人「コップを選べば、俺は生き返ると言うことか」
死神「そうだ。ただ、お前は苦しみ続けるだけだ」
死神がそう言った後、黎人はコップを持ち、「どうすればいいんだ?」と死神に述べた。死神は笑い声を上げてから、彼に謎の液体をかけた。
数時間後…
クイクは不思議に思い、少し心配し始めた。
クイク「サコク、もうそろそろ良くないか?こんなに長いのは初めてだぞ…」
サコク「ああ、わかってる。でもおかしいんだ…ドアが開かねえんだよ。」
クイク「開かない?」
サコク「お前らは知らなくて当然だ。これはアカレ一族にしか出来ないことで、この扉を開けれるのはアカレ一族の魔法使いにしか無理なんだ。俺は開けようとしてるが、なかなか開かないんだよ。」
クイク「え?それは大丈夫か?」
サコクは横に首を振り、カトレスにこのことを伝えろとクイクに言った後、中からある叫び声が聞こえた。
???「誰か〜!開けてくれ〜!」
サコクはこのことに驚き、ドアを開こうとするのを一旦やめた。
サコク「こいつら、まだ起きてるのか?どうすればいいんだよ…」
そう言った後、サコクは一か八かでドアに触れ、力をふりしぼってドアを開けた。その後、中から話し声が聞こえた。声が大きかったから、サコクはまさひが叫んでるとすぐにわかった。
まさひ「3人で開けるぞ!せーの!」
そう言った後、ドアは開き、サコクは力のほとんどを失った。するといきなりまさひが、
まさひ「おい敬助!早く治すぞ!」
敬助「分かってるって!ただ一回落ち着かせて!」
サコクはどういうことかサッパリ理解してなかった。敬助の腕を見ると、鎧のようなものがあった。
敬助がサコクの腹に手を当て、目を閉じ、深呼吸した。その後、サコクは失った力を全て取り戻した。
サコク「これは…どう言うことだ?成功したのか?」
まさひ「そう言うことだ!さあ、殺人犯を追いに行くぞ!!」
サコクは理解をしていなかったが、成功したことを嬉しがった。
まさひ達はそれぞれ名前をつけた、
まさひ「俺の名はバグ!最強のヒーローになる!」
敬助「僕は鎧!頭脳で勝ってやる!」
黎人「俺は死神。悪い奴の魂を奪いに行く」
つづく…
ベグルス「あいつら何者だ….俺がドアを固定したのに開けるって….これはただのガキじゃないな…」