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ウィンドブレイカー(桜遥)×転生したらスライムだった件×魔男のイチ
呪術廻戦の能力が入っています。
始まり。
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皆さんはご存知ないだろう。
だからここで説明しておく。
ここは実験施設
そして”日本じゃない”
まあいわゆる異世界という奴だ
先程実験施設、と言ったように、ここは様々な個体を実験し、改造する場…
その中に
一人のおかしな少年達がいた
そんな少年が
幸せになっていく物語。
では、 少しだけ見ていきましょうか
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桜遥side
桜遥「はぁ~…ッチ」
なんでため息をついているのか?
そんなの決まってる。
実験のせいだ。
実験は過酷なもので、死傷者も沢山いた。
俺はその中の成功作らしく、日々実験を行っていた。
今日はアナコンダとやらの能力を体に埋め込む実験だった。
そんなことをして死なないのかという疑問もあるだろう。
結論でいえば死なないのだ
いや…死ねないの方が正しいか
俺は不死身だ。もちろん痛覚はあるのだが、どんな無茶をしても死なない。
だからなのか予算がないだけなのかは知らないが、実験の時に麻酔がないのだ。
体の負荷に耐えきれず死ぬこともあるが、大体は実験の痛みに耐えきれなかったり、食料不足で死んでしまう。だから俺は貴重な人材なのだ。
……ああ、忘れてた
精神異常で死ぬやつもいる。
精神異常ってなんだ?となるかもしれないが、それは本当に単純なもので実験に耐えられても、食料が必要なくても、自分のその扱いに耐えきれず死ぬ。とかいうもんだ。
そんな過酷な実験をたった今終えたため苛立っているのだ。
イチ「どうしたんだ?遥」
こいつはイチ。
唯一…というのかは分からないが、施設の中でも人一倍元気なやつだ。
桜遥「…別になんでもねえよ」
イチ「そうか!なら良かった!」
桜遥「そういえば今日もイチは狩りするんだろ?」
イチ「ああ!狩りは楽しいものだぞ!遥もやってみるといい!」
桜遥「いや、やめとくわ…」
イチ「そうか…」シュン…
桜遥「(明らかに寂しそうなんだよなぁ…)」
そんな顔をされるとさすがに俺の良心が痛む。
桜遥「ま、まあいつか一緒に行ってやる…///」
イチ「本当か!?楽しみにしておくな!!」
桜遥「…ん///」
施設の野郎「おいモルモット、実験だ 」
施設の野郎「そこの黒いのはいつも通り狩りをしておけ 」
イチ「分かった!!」
桜遥「…」
たった今実験が終わったばかりだろうがという苛立ちをグッと抑え、施設の公務員?に従う。
桜遥「…また後で」口パク
イチ「ああ!」口パク
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桜遥「…今度はなんの実験なんだ?」
今さっきはアナコンダの能力を埋め込んだから、少しでもマシなものだと嬉しいと思い聞いてみたのだ。
施設の野郎「…お前今全ての能力を持っているな?」
桜遥「…ああ」
施設の野郎「だから今度は”六眼”というものを左目に埋め込む」
桜遥「埋め込むって…ッ」
施設の野郎「安心しろ、色は変わらん。その気持ち悪い左目のな」
桜遥「ッ…」
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イチside
イチ「…遥は大丈夫だろうか…」
狩りももちろん命懸けなのだが、実験だって命懸けだ。
しかも遥は本日二度目の実験なため、心配にもなる。
そんなことを考えながら、イチは確実に、素早く
獲物を しとめていく。
確かに遥は最強だが、遥だって一人の人間だ。
いくら不死身とは言えど痛みはあると遥が言っていた。
実験は麻酔なしだ。
だから毎日色々な悲鳴や怒号が聞こえてくる。
だが、いつもいつも
遥の声だけは”聞こえない”のだ。
イチ「遥…」
イチ「遥!!?」
イチは狩りをやめた。無論、遥に会いに行くためである。
??「おい!」
イチ「!?」
イチ「誰だ!!」
??「俺は…」
リムル「リムル・テンペストだ!」