テラーノベル
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桜遥「はぁ…ッ…はぁ…ッ」
本当に左目になんか埋め込みやがった…!
左目から次々に情報が流れ込んでくる…ッ
桜遥「(頭が…割れる…ッ!)」
??「大丈夫ですか?…いや、大丈夫ではなさそうですね」
??「目に包帯をします。少しはマシになるでしょうから」
桜遥「誰ッ…だ…ッ」
シュナ「私はシュナと申します。包帯をしますね」
シュナ「どちらの目が痛いですか?」
桜遥「(こんな奴…信用していいのか…?)」
本当ならここで心を読む魔法でも発動すればよかったのだろうが、あいにく俺にそんな元気は無い
桜遥「ひ…だり…ッあ”ぐ…ッ」
シュナ「左ですね、今すぐ包帯をします」
シュナ「(…治療魔法をしても治らない…これは…)」
シュナ「(リムル様に相談ですね…)」
シュナ「お兄様、シオン、リムル様から許可は得ています。存分に暴れてくださいね! 」
紅丸「ああ、分かってるさ」
シオン「こんな胸糞悪い連中、一瞬で消し炭にしてあげますよ!」
桜遥「ッ…はぁ…はッ…」
痛みが引いたため少し話を聞いていたが、胸糞悪い…と紫髪の女が言っていた。
もしかして…
桜遥「…なぁ…」
シュナ「はい、なんでしょう」
桜遥「もしかして…というか確実に見てたよな…あの実験」
シュナ「……すみません、盗み見する気は無かったのですが…」
桜遥「…別にいい」
桜遥「誰かが見てるのは糸張ってたから気付いてたしな…」
シュナ「糸…そうなんですね…」
桜遥「…悪い、あんなの見せちまって…」
シュナ「いえ、謝らなくても大丈夫です」
シュナ「きっと…リムル様もそういうでしょうから」
桜遥「リムル…様…?」
イチ「大丈夫か!?遥!!」
桜遥「イチ…ぐッ…」
イチ「無理して動くな」
イチ「…しかし…この者達は誰だ」
シュナ「私はシュナ、あなた達を助けに来ました」
イチ「…そうか、遥を助けてくれてありがとう」
シュナ「いえ、お礼など必要ありません」
リムル「…お前か、ここで人体実験を繰り返していたのは」
施設の野郎「…そうだ!!こいつらは人類を救う道具なんだ!!強くなってもらわなければいけないと思うのは普通だろう?」
桜遥「…」
お前らが強くなれば良いだけの話だろうが…と思ったのは誰にも言わなかった。
しかし
水色の髪の女が放つオーラに
誰も
いや、俺以外の誰も動くことが出来なかった。
リムル「道具…?」
リムル「人は…お前らなんかのための道具じゃない」
リムル「ましてや…こんな胸糞悪い実験までして…」
リムル「…よくそんなことが言えたな」
リムル「外道が」
リムル「ディアブロ、拘束して地下牢に入れろ。後で俺が直接手を下す」
ディアブロ「しかしリムル様、わざわざリムル様が手を出すなど…」
リムル「いい、俺がやりたいんだ」
ディアブロ「承知しました。リムル様」
シュナ「シオン、お兄様、ありがとうございました」
シオン「少々暴れ足りなかったですね…」
紅丸「(戦闘狂か…?)」
リムル「なあそこの2人、名前はあるのか?」
桜遥「(こいつに…教えてもいいのか…?また騙されたり…)」
イチ「俺はイチだ!!」
桜遥「ば…ッ!!」
リムル「名前持ちか!珍しいな!お前は?」
桜遥「…ッ」
桜遥「名前…は…」
イチ「…こいつは遥!俺の兄弟だ!」
イチ「人をあまり信用することが出来ないんだ、許してやってくれ」
リムル「そうだったのか…」
リムル「…」
リムル「じゃあ俺の町に来いよ」
桜遥「…は?」
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