この作品はいかがでしたか?
312
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💚サイド
💚「…っ!蓮様危ないっ!」
ドンッ(蹴)
咄嗟にその男に回し蹴りをいれた。
🖤「…っ!」
💚「蓮様は危ないので後ろに下がっててください。」
相手は自分よりも体が大きく、力も強そうだった。
万が一のために一応空手とかその辺はやっていた。
今は自分がどうとか関係ない。
とにかく蓮様を守ることが今は1番重要だ。
男「…このっ!」
ボコッ(殴)
男「…っ!」
💚「はぁ、はぁ…。」
自分の体はもう限界を迎えていた。
🖤「亮平っ!」
💚「…っ!」
シュッ(ナイフが顔にかする)
いつもなら避けれるはずなのに。
体がだるくて動かない。
この際自分はどうなっても良い。
残ってる力を振り絞って蓮様に覆い被さる形になる。
🖤「亮平?」
蓮様を傷つけることだけはしたくなかった。
しばらくして騒ぎを聞きつけた警備員が男を拘束してその場はなんとかなった。
🖤「…平!亮平!?」
すぐそばにいるはず蓮様の声がすごく遠くに聞こえる。
💚「蓮様…無事で…良かっ…た。ニコッ」
もう限界だ…。
🖤「亮平!?ねぇ、ヤダっ!」
僕は蓮様が無事なことを確認して意識を手放した。
🖤サイド
💚「…っ!蓮様危ないっ!」
ドンッ(蹴)
気づいた時にはその男は地面に倒れていた。
亮平が蹴りでも入れたんだろう。
🖤「…っ!」
💚「蓮様は危ないので後ろに下がっててください。」
うちは誰もが知っているような大企業。
多かれ少なかれうちを恨んでいる奴はいる。
男「…このっ!」
再び男がナイフを持ってこちらに近づいてくる。
ボコッ(殴)
男「…っ!」
💚「はぁ、はぁ…。」
ん…?
亮平息切れしてる?
珍しい。
🖤「亮平っ!」
💚「…っ!」
シュッ(ナイフが顔にかする)
やっぱり亮平がいつもと違う。
たぶん無理してるんだ。
🖤「亮平?」
亮平が俺に覆い被さる形になってきた。
自分を盾にするつもりなんだろう。
またそうやって自分を犠牲にしようとする。
しばらくして騒ぎを聞きつけた警備員が男を拘束していった。
やっぱり俺を狙った犯行だったようだ。
🖤「亮平!亮平!?」
さっきは気づかなかったけど亮平の体がすごく熱い。
だんだんと亮平の意識が遠くなっていくのがわかる。
💚「蓮様…無事で…良かっ…た。ニコッ」
弱々しい声でそう言う。
こんな時まで俺のことを…。
🖤「亮平!?ねぇ、ヤダっ!」
そのまま俺の腕の中で亮平は意識を失った。
コメント
4件
目黒の安全を確認してから意識失うとかやっぱりできる幹事やな〜でも絶対死ぬなよ!
わーー🥹♥️ わかりやすくてめっちゃ 楽しんで読めます(⑉• •⑉)❤︎