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学校で人気のあの子は_
朝日が登り眩しい日差し
少し暖かくとても過ごしやすい気温になってきたある日
俺、『灰谷蘭』は珍しく学校に来ていた
普段は学校なんて来ねぇよ
面倒くせぇし眠ぃし 。
今日も別に竜胆が行きたいって言うから来ただけ
なんでこんな所行きたがるのか
俺には全く理解できない
下駄箱に行けばうるせぇ女が沢山居るし
「おはよう蘭君//」
…誰だろ
名前なんて覚えないし顔なんて竜胆以外皆興味無い
とりあえず適当に挨拶しておくか
「おはよ」
微笑みかければ女ってのはいちころ 。
チョロいな~
まぁ面白いしいいけど
てか竜胆どこだろ…
辺りを見渡すと階段の近くに竜胆が居た
「お~い!竜ど……」
名前呼んで駆け寄ろうとしたその時…
竜胆の隣に女が居た
は?誰?????
何楽しそうに喋ってんだよ
おい竜胆、そんな奴に微笑みかけんな笑うな
竜胆…??????????????
俺を独りにすんの?
…あの女許さねぇ
【昼休み】
「竜胆~俺パン買ってくるわ~」
「ん、分かった」
いつもなら行ってらっしゃいって言ってくれてたんだけどな~
これも全部“アイツ”のせいか
教室を出て“アイツ”の所に向かう
「こんにちは~♡」
朝竜胆の隣に居た女に話しかけた
「え、あ、こんにちは」
学校で人気のカリスマの俺に挨拶されてもその反応ね~?
…面白くない
竜胆に対する嫉妬かこの女に対する嫉妬か
竜胆は渡さない
けど俺も愛されたい
愛?……
「ちょっと来てほしいんだけどいーい?」
顔をきゅるるんとさせて問う
「少しならいいですよ…」
そういうと女は微笑んだ
気に入らない
この女にだけは渡さない
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
「…ありがと」
心の声は心に収め、俺も微笑み返した
俺は女を連れて校舎裏に来た
「君って竜胆の彼女~?」
くるっと振り返って女に問う
すると女は頬を赤くし答える
「はい…まだ付き合ったばかりですけど…」
へ~?付き合ったばかりね~…
「竜胆の好きなところ言える?」
「優しくて、私の話を笑顔で聞いてくれて…挨拶するとき手を振ってくれて…私を大切にしてくれるんです…」
…そんなの俺だってされたことあるし
俺は10年以上竜胆を見てきた
竜胆は存在自体が可愛いし天使なんだよ
ほっぺはもちもちだし
兄ちゃん!って俺に付いてきてくれた
プリンが好きで勝手に食べたらギャン泣きして
謝ったらいいよ…と小声で言って許してくれた
優しいし可愛いなんて当たり前
やっぱりこの女は気に入らない
竜胆は俺だけのもの
「ちょーっと苦しいかもなぁ?」
俺がそう呟くと女は?と首を傾げる
…大ッキライ♡
女の首に手を当てて強く締める
女は俺の手を引っかき抵抗したが俺が力を弱めることは無い
締めてる時はただずっと…
竜胆の笑顔が浮かんでた
頭の中の竜胆につられてふふっと笑みを溢す
女が抵抗しなくなり×んだのを確認する
「処理どうしよーかな~」
竜胆に持ってったらどんな反応するかな~♡
考えただけでゾクゾクする
「はぁ…はぁ…竜胆♡」
兄ちゃんが今持って行ってやるからな♡
終わり
続きは希望があれば書きます