夏も終わり涼しく空高い季節
執務室で書類仕事に追われる我が上司
あす「はるさん休憩とりました?いい加減にしましょうよぉ…」
はる「うん…まだ…」
そう言いながら一心不乱に手を動かす彼は止まりそうにない
うた「…あ、あすた、これゆー…違う、じおるに渡してくんない?」
誰か違う人の名前を呼びそうになっていることが最近増えてきた
疲れているのだろうか、
トップに立つ二人にはなにか大きなものが見え隠れする時がある
まるで誰かの影を僕達に重ねているかのような
あす「…」
静かに部屋を立ち去ろうとすると、後ろからはるさんに呼び止められた
はる「あぁ〜あすたあすた、ちょっと国近所の道の森あるじゃん?
あそこなんか最近治安悪いらしくてさぁ…じおるあたり連れてって行ってくんない?」
あす「えぇ…?なんでじおる?」
うた「それ以外…そろねむは別の任務で、つきゴンは有給の消化」
あす「あまりもんじゃないですか…」
はる「まぁまぁ危なくはないからさ…多分」
無責任とも思える発言に顔をしかめながらも上司命令だと割り切る
あす「え、じおるには伝わってるんですか?」
はる「あ〜…まだだったわ!テヘペロ☆」
じゃあじおるにはこの書類を渡すついでに伝えておくか…
と、はるさん渾身のぶりっ子をスルーして部屋を出る
部屋を出るときにはるさんが憂い気な顔をした気がした
「……彼奴等どこにいるんだろうな…」
「………手ぇ、動かせ。…見つからなかったんだ、いい加減…」
新連載になります
サムネは頑張って書きました
左側が旧メメ(卒業などしてからのデザ)
右側が新メメ(頑張って面から入れて見分けがつくように)
思ったより手が沢山でやばい
お気に入りはたくぱんさんの手。
ちなむと素材トレスしました
注意
・旧メメ、新メメ両方出ます
・BLはないです(でも腐女子なので無意識で匂わせはあるかも‥?)
・山田さん居ます(ぶっちゃけると人数調整です)
・ご本人様とは関係ありません
・組み合わせは適当です
・一応異能軍パロです
次回「写真」
コメント
2件
うわ…めちゃ神すっね…🥹💞🫶 やばいほど、続き楽しみにしていますッ!!