テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
長いしタイトル要素少なくて土下座…(◞ ̫◟)
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「いらっしゃい〜寒かったでしょ、早く上がりな!」
「お邪魔します…!」
白い息を吐きながらチャイムを押した俺を、待ってましたと言うようにすちくんが出迎える。
暦の上ではもう冬。すっかり日が落ちるのも早くなり、気温は急降下。気づけば吐き出される息は雪のように白くなっていた。
促されて入ったすちくんの家はいつ見ても綺麗だ。
本人は、ちょっと散らかっててごめんなんて言うけれど、少し本が積まれているだけで、散らかるなんて言葉はにつかわないくらい整頓されている。
穏やかな照明の色も相まって、暖房とは別の暖かさが感じられるこの部屋が俺は結構好きなんよね。
「…なんか気になる?」
「へ!?あ、いや、すっちーの部屋綺麗やなって」
「なにそれ笑」
やっぱりこの部屋の住人の笑顔が1番暖かい。
そんなことを思いながら、買ってきた品物の数々を机に広げる。
「沢山買ってきたんやけど、」
「ほんとダ…今日は食い倒れコースだぁ…」
「任して、俺昼抜いてきたから!」
「なんの自信なの笑笑」
他愛もない会話を広げながら、2人きりの夕方が幕を開けようとしている。
こうやって二人で飲める機会も中々ないから、久しぶりに沢山おつまみもお菓子も買っちゃった、、。
俺だけ舞い上がりすぎ?と不安になって彼の顔を見たけど、
どれにしようかな〜♪と飲むお酒を選ぶ顔が楽しそうだったのでホッとした。
「それじゃ、かんぱい!」
「かんぱい〜!」
カツ、と缶と缶がぶつかる音が開幕の音を上げる。
何となく付けたテレビのバラエティーが2人の宴を盛り上げるように光る。
それから、2人で沢山話した。
沢山食べて、沢山飲んで、飲んで、飲んで、、
「…すぅちくんー…飲みすぎや〜…」
「んんー…」
「おもいぃ…せめてベッド!」
「…ぅごきたくないー」
「もー」
珍しく普段は酔わないすちくんがでろでろに酔って、終いには眠いと言いながら座る俺に寄りかかって目を瞑っている。
今ここ。
なかなか動こうとしないすちくんに困る反面、
「俺さぁ、多分心開いてる人の前だとめちゃくちゃ酔うんだよね」
と言っていたことを思い出して少し嬉しくなる。
「すっちー水は?」
「のめぬぁい」
「ええ〜?」
しばらくの間内容の無い言葉のラリーをしていると、何を思ったか急にすちくんがのそっと体を起こして、 俺の左肩は頭の重さから解放された。
「お水飲む?」
酔いが覚めたんかな、と思って声を掛けると、まだお酒が回っていそうな目でこちらを見た。
「…みこちゃん、偉いねぇ」
「えっ」
何かと思えば、急に頭を撫でられ始めた。しかも、何もしてないのに偉いってなんや、
「おさけのめてえらい!」
「…えらい?」
「うんえらい」
「俺今日沢山お菓子もおつまみも買ってきたんよね」
「たくさん買えてえらい!」
「今日寒かったけど頑張ってすちくんちまで来たんよね」
「寒いのに来てくれてえらいねぇ」
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…これ、絶対お兄ちゃんのスイッチが入ってるやろ。
何処で押したかは分からんけど、、“お兄ちゃんよしよしモード”に入ってしまった。
多分沢山甘やかしてくれるお兄ちゃんやったんやろなぁ…。
何か頑張ったら絶対褒めてくれて、ご褒美とかくれちゃって。
お兄ちゃんがなんでも教えてあげるーって…。
「………」
まずい、俺も酔ってきてるんかも。
普段なら絶対こんなこと考えへんやろ。
脳が強制的に如何わしい方向へ持っていこうとしてるだけや。
「…みこちゃん、お水いる?」
「ぅ俺?」
「うん、俺が何でもしてあげるよ〜」
「…いいお兄ちゃんやね」
「ぅん、俺はみこちゃんのお兄ちゃんだから」
俺の…、俺の…!?
あんた妹おるやろ…。
「みこちゃんお水飲める?」
今1番飲んだ方がいいのはあなたですけど、、
「ありがとすちくん、」
「お水飲めていいこだねぇ」
「……」
落ち着け、水を飲め、俺。
相手はすちくん。大切な友達で、いつも頼れる……、
「…ぅぐ」
そんな目でこっち見んといて。
今日に限ってなんでそんなにデコルテ出る服なん。
髪の毛いい匂いするし。
手出しそう。
「もう、わからんよぉ……」
「…わかんない?…わかんない事あったらお兄ちゃんに聞きなぁ。俺がぜんぶおしえてあげる」
「………すちくん」
「ん?…ん!?」
俺はすちくんの唇に吸い寄せられるようにして自分の唇を重ねた。
まだ酔いが回っているすちくんは意外にも抵抗せず、次第に俺の首に腕を回し始めた。
「…っは、やば、すちくんごめ、」
「みこちゃんちゅーじょうず、えらいねぇ…♡」
「っ」
いつの間にか、すちくんを押し倒しそこに覆い被さるような形になっていた。
俺の頭をゆっくり撫でるすちくんの、妖艶な真紅の瞳が俺を離さない。
「…おれ、すちくんの身体を知りたい」
「…いーよ、おれが何でもおしえてあげる♡」
「ん、んんん…!♡♡」
「は…、すちくん、可愛い、すち、♡」
「はふ…♡ぅ、みこちゃんじょうずにイけてえらいねぇ♡」
俺の下で淫らに乱れるすちくんが息を整えながら俺の名前を呼ぶ。
「かわいぃ、すちくん、もっと教えて?どこが好きかおしえて?」
向かい合っていた体制から、すちくんの体をゆっくりベッドへ沈めて尋ねる。
「すき?…ん、」
「どこが気持ちいの?お兄ちゃんなのに教えてくれへんの…?」
「…ぁっ、♡…さっきの、やつ、すき…」
「向かい合うやつ好きなん?」
「ぁうっ♡…ぅん、みこちゃんよしょしできる、すき、」
「俺の頭撫でれるから好きなんか笑 」
「もっといーこいーこする…」
いつもよりもごもご喋るすちくんに愛おしさを感じながら彼の思考を支配していく。
「…俺が沢山すちくんのこと気持ち良く出来たらいーこいーこしてくれる?」
「ぅん♡いーこいーこして、沢山ほめる…から、たくさんきもちくしてほしぃ…♡」
「…ほんまごめん、いいこで止まれないかもしれん、可愛すぎ」
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「…………ほんまにごめんなさい………」
人生でこんなに惨めな土下座を経験したことがあっただろうか。
酔った勢いで友達襲ってしまって翌日我に返るとか。
当の本人が何故かケラケラ笑っていることだけが救いだ。
「ダイジョブだよ笑。お互い酔ってたしねぇ、しょーがないしょーがない」
「なんでそんなケロッとしてるんよぉ…」
こっちは罪悪感で押しつぶされそうやってのに。
「…ねぇみこちゃん」
べそべそ小言を言う俺にすちくんが突然距離を詰めてきた。
急な出来事に体が反応できず、土下座から体を起こした正座のまま固まってしまう。
顔を上げるとそこには、 昨日の酔いが回った時と同じ、艶やかで怪しい瞳をふっと細めたすちくんの耽美な顔があった。
何事かと聞くまでもなく、すちくんの顔が俺の耳元に寄せられる。
「みこちゃんが疲れたときは、 また俺のナカでいーこいーこ♡してあげるねぇ…♡」
「ひょゎッ」
おかしな息の吸い方をしてしまい悲鳴とも捉えられる素っ頓狂な声が出る。
すちくんの淫らな真紅の瞳の奥には、頬を染めながらもその快楽の虜になっている獣の目をした一人の男が映っていた。
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ひとつお知らせ︎🙌🏻
ずうっといっしょ!を非公開にしたのですが…、
書き直します!というか、推敲します!
推敲する上で付け加えることとか修正しちゃう部分も多く出て来ちゃうと思うのですが、公開された暁にはまたぜひ読んでいただけると…!🥹💖
どうしても大量の修正等が必要で物語の方向性も変わってしまうようだったら、別作品として公開しようとも思ってます!
なるべく方向性や内容は変えないように努めます!しばらく待っていただけると嬉しいです🙇🏻♀️🙇🏻♀️
コメント
6件

最高すぎて変な笑い声出ましたww
即座に飛んできてしまいました 黈翠ありがとうございます(土下座) お酒に酔った翠さんかわいいなぁ^^って思ってたら ファーオ な展開で心の中でスタンディングオベーション満開でした...(悶) 書き方もとっても好きです💞 ずうっといっしょ楽しみにしております...!✨ 無理のない範囲で、そして寒くなってきたのでお身体ご自愛ください🙌🏻💕 これからも陰ながら応援させて頂きます🙇♀️