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暇だから作った(制作時間8時間)
真也は、あの村を訪れた日からすべてが狂い始めた。数年前に亡くなった母親の秘密を解き明かしたいという一心で、彼は「杉沢村」へ向かった。
母が語ったあの不気味な話、幼少期の夢に出てきた村の景色。どうしても忘れられなかった。その村に隠された真実を知りたかった。
村に足を踏み入れる前に、真也はひとりの男に出会った。桐生という名前の男だ。彼は地元の新聞社に勤める記者で、冷静で理知的だった。
真也が村に関する情報を求めると、桐生は一見協力的だったが、その瞳にはどこか遠くを見つめるような不安定な光があった。
桐生は言った。「あの村に何かを探しに行くことは危険だ。何かを求めて村に近づく者は、皆、何かを失って帰ってくる。」けれども、真也は桐生の忠告を聞き入れなかった。
母が過去にその村と関わりがあったこと、それを確かめるために、村に足を踏み入れる必要があった。
村に着いた瞬間、真也はその場所がどこか異常であることを感じた。どこか不自然な静けさ。
空気は重く、背後にひそむ何かの気配を感じずにはいられなかった。村の家々は朽ち果て、雑草が生い茂る中で、時が止まったように見えた。
桐生が言った通り、この村には何かが埋もれている。それは過去に起きた惨劇の記憶、そして呪いが絡み合った不可解な力だ。桐生が持っていた情報は断片的であり、あらゆる手掛かりは曖昧だった。
しかし、次第に真也は気づく。桐生自身が村の呪いに深く関わっていること、そして彼の言動に矛盾が見え始めたことを。
調査を進める中で、真也は村の歴史に関する驚くべき事実を知ることになる。あの惨劇の背後には、桐生の祖父が関与していたという話が浮かび上がる。その祖父は村の呪いを解こうとし、失敗したことで家族を呪いの力に取り込まれた。
そして、桐生もまた、呪いを「解放」しようとするが、その目的は決して村を救うためではなかった。
桐生が真也に語ることは次第に矛盾していく。村を支配する者が出現するのは避けられない、呪いの力は結局どこかで引き継がれるしかない、と桐生は語った。
それは、桐生が目指す「支配者」としての道を強調する言葉だった。真也は次第に、桐生の冷徹さと危険な一面を感じ始める。
桐生の過去が明らかになり、彼が呪いに取り込まれ、村を支配する立場に立ちたいという野望を抱いていたことがわかる。
呪いを解放するのではなく、逆にその力を手に入れ、村を自分のものにしようとしていたのだ。その時、真也は桐生を完全に信頼することはできないと確信する。
村の奥深くに隠された儀式の痕跡を見つけた真也は、次第にその儀式が村の呪いの根源であることを理解する。呪いを「解放する儀式」とは、村の力を再生させ、支配者がその力を引き継ぐための儀式だった。
真也が求める答えは、まさに桐生が目指していたものと重なっている。しかしその代償は、予想を超えたものだった。
真也は、桐生の野望を阻止するために再び立ち上がる。呪いの力が全てを支配し、そしてその力が村を滅ぼしてしまう前に、彼はその力を封じ込める決意を固める。しかし、呪いは単なる力ではない。
それは村に生きる者たち、過去の悲劇と切り離すことのできない部分であり、その力を完全に断つことはできないという事実が明らかになる。
「呪いを解放することはできない。」真也は村の中心で桐生と対峙し、冷静に告げる。「その力を制御することも、支配することも、結局は何も変わらない。」
時間潰しに書いたものですよろしければ❤️とフォロー宜しくお願いしますフォロバします
この物語は実話を元にして作られたものです文字数1515ww