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■アキバの街 第零話 プロローグ・アキバの街3「サブ職業」
「シロ様ぁー!」
その呼び声を聞いた瞬間、俺の頭には様々な推測や仮説が駆け巡っていた。
しかし、それらの予測は次の瞬間、すべて無駄になったことを思い知らされる。
「シロ様、どこですかぁー?」
「シロ様ぁーー!」
「ああもう! なんでこんなに人がいるのよ……」
この声は……まさか……。
俺は音の発生源に近づきながら、必死にそう祈り続けていた。だがその願いもむなしく、俺の視界に飛び込んできたのは白い塊だった。白いコートを身につけた、それは白銀色(プラチナブロンド)の髪をした少女である。
「シロ様、やっと見つけました!」
「あなたねえ……なんで私の場所がわかるのよ」
「愛ですよ」
少女は当然とばかりに答える。ああ、あの髪の色にこの口調……彼女は間違いなくアイツだ……。
そこに居たのは〈放蕩者〉や〈三毛猫〉といった通称で呼ばれるソロプレイヤーだった。だが俺の知る限り彼女はこんなしゃべり方ではなく、もっと事務的で他人行儀な話し方をしていたはずだった。
「答えになっていないわ……それで、なんの用かしら? 私は用事を済ませて早くここから出たいのだけれど」
「ですから、愛です」
「……」
少女は変わらず平坦な表情を崩さない。そのやりとりに俺はしばし呆然としていた。
いや……マジでなんなんやこの女は? これが〈放蕩者〉で間違いないんだよな? 俺の知る〈放蕩者〉のイメージはもっとこう堅苦しい真面目な感じだったと思うのだが……。「私は愛など知らぬ。そんなものより現金だ」
「ああ……そうですか」
「そうだとも、金こそ全てだ。マネーイズパワー、マネーイズライフ。金こそが世界の中心で愛なのだ」
〈放蕩者〉は断じた。
そのあまりにも堂々とした宣言に俺はただ茫然とするしかなかったのだ。
5.1 スノウフェルの料理!
6.1 スノウフェルの贈り物
6.2 ススキノの街へ 7章第七節──ススキノのギルド会館 8章第八一節──アキバの街 序章 その洞窟は、ただそこに在った。
それはまるで初めからあったかのように自然に、そこに存在していたのだ。〈大地人〉が〈古来種〉の遺跡と表現したそれは、〈神代〉の頃から存在していたのか、あるいはそれを模して造られたものなのかは定かではない。ただ一つ言えることは、その洞窟には現実世界の記憶を持つ人間が存在したということであり、〈冒険者〉はそれを知識として知っていたということだ。
ススキノのプレイヤータウン、「ススキノブリッジ」からほど近い場所にある洞窟は、名を「カナミ大地下宮殿」と言う。〈大地人〉からは親しみを込めて「墓標の遺跡」とも呼ばれている場所である。
〈古来種〉たちにとっては、ここはある種の聖地だったと言う。ヤマトサーバーでも屈指の遺跡探索ポイントであり、その最奥には太古より存在する世界樹にも似た樹木がある。古代の知恵を持つ者はこの樹木に宿りし知識を蓄えたとされる。その樹木の根元には、無数の石柱が刺さっており、ここに立ち入った者は過去に存在した偉大な魔術師たちの姿を垣間見ることができるのだという。
墓標の遺跡は、それ自体が巨大なダンジョンであるとも評される。もちろん、この評価に誇張はない。〈大地人〉の間では「死者たちの眠る場所」と知られているが、〈冒険者〉にとっては「トラップ満載のダンジョン」以外の何物でもないのだ。
そして、〈古来種〉ではなく、かつての〈大地人〉にとっては、この場所は「死者を納める墓標」だった。
巨大な遺跡であるだけに、その地下の面積は相当なものがある。迷宮と呼ぶにふさわしい回廊や広間が縦横無尽に張り巡らされ、時折仕掛けられる罠は〈大地人〉のプレイヤーたちにとって相当の強敵となる。
ススキノの街にはこうした遺跡やダンジョンが無数に存在し、〈冒険者〉たちの挑戦を待ち受けている。
とはいえそれも昔の話である。遺跡探索、つまりはフィールド・レイドモンスターとの戦いは、ギルド〈十席会議〉が独占する。ススキノの街では〈冒険者〉を見かけることはほとんどなく、かろうじて顔を見たことがあるという程度の人物がちらほらいるくらいである。
彼らは専用のバックストーリーを持ち、〈大地人〉プレイヤーとは一線を引いた存在になっている。
この物語は──そんな彼らと出会った人間模様と、その戦いの記録である。
第一章第二節──旅路II
「……次のポイントで休憩にしようか。」
「ほいさー」
ここはアキバの街から馬で半日ほどの場所にある、森の中だ。
〈鷲獅子〉ではなく馬を使ったのは、万が一の時のためと移動スピードを上げるためである。アキバの街は今や〈冒険者〉だけではなく〈大地人〉も加わり人口が急増している。そんな中、これだけ目立つキャラクター(鷲獅子)がいきなり街に降りればパニックになることは間違いないだろう。特にモンスターが少ないこの世界では、〈鷲獅子〉が人を襲うということは考えづらいが、それでも万が一のことがないように、用心は大切である。
「次のポイントまで半分を切ったな。」
「そろそろ到着だぜ。」
この話は──その道程で起きた偶然を切っ掛けに、始まった物語だ。
6.ススキノのギルド会館] シロエがアキバの街を出てから12日目。彼らはアキバの街へと帰還した。
まずは冒険者ギルドでの報告を済ませた後で、〈記録の地平線〉ギルドハウスへと帰る予定だった。〈記録の地平線〉ギルドメンバーとの合流は、夕方が予定されている。
ススキノの街には、その日の午後には到着する予定であったのだが、〈冒険者〉の移動速度補正能力の高さにより、大幅に時間の短縮ができたために15時前には街に入ることができた。
「アカツキ! シロエ兄ちゃんだ!」
「主君! お戻りか!」
街の北門で出迎えてくれたアカツキとミノリに手を引かれてギルドハウスに到着すると、直継やにゃん太、小竜やトウヤが口々に帰還を祝ってくれた。
「シロエ兄ちゃんは腹減ってるだろ? 今夜は腕によりをかけるからよ!」
「直継さん、ギルマスとの会談はどうしますか?」
「それは、それ! これとは別だ! ミノリも帰ってきたばっかりで疲れてるだろうにすまんな。シロのことは俺に任せとけって」
「……そうですか? それではお任せします。私は作業を続けていますので何かあれば声をかけてください」
「おう! ミノリもありがとな!」
シロエとにゃん太が帰還し、ログ・ホライズンのギルドハウスには久しぶりにメンバーがそろった。直継はこのまま居残り、シロエが疲れた顔で帰ってきたというからには食欲もなかろうと食事の準備にとりかかる。食事の用意といってもメニューは一つしかない。あの大災害で完全に忘れ去られていた食材である「スノウフェル」のススキノ産だ。なんでもかんでも大災害の記憶は薄れても、食べ物の味はなぜか記憶に残っている。
〈マジック・バッグ〉から取り出したスノウフェルの肉に下処理を施していく直継だが、その作業も慣れたものだ。
「直継さん、ご飯の準備ですか?」
「おぅよ! シロのやつ疲れて帰ってきたんだってさ」
「シロエ兄さまも大変だなぁ」
にゃん太がアイザックとの会合に向かったため、〈記録の地平線〉のメンバーはシロエだけだ。書類仕事で忙しいのだから食事は必要ないかもしれない、とはにゃん太の弁だが、シロエが戻ってくるのを待ちくたびれていた直継は食事の準備に取り掛かっていた。
「今日のご飯は何ですか?」
「ん~。〈スノウフェル〉……だったかな」
直継の言葉に、ミノリたち年少組は少し顔をこわばらせた。しかしその反応に慣れているシロエはまったく気にせず直継に話しかける。
「……え?」
「な?」
「う……」
シロエは黙って首を左右に振った。どうやら今日はとことん〈エルダー・テイル〉に絡まれる日らしい。
「すまんな。席を外してもらってもいいか?」
「あ、はい」
「もちろんですにゃ」
シロエが何か言うよりも早く、にゃん太と直継が立ち上がった。シロエとしても渡りに船であったのですぐに賛同しギルドハウスの外に向かおうとする2人に目で合図して、ドアに向かったのだが……いつの間にか移動していたアカツキによって背後から襟首をつかまれ止められてしまったのだった。
5.1 ススキノへアキバの街に、季節外れの大雪警報が発令されたのは、12月も半ばを過ぎた頃だった。
〈大災害〉からすでに半年近く経っているという事もあり、〈円卓会議〉や〈記録の地平線〉に集まったメンバーはさほど慌てることなく状況を俯瞰していた。何しろこの世界はゲームだ。スノウフェル(冬至祭)は1週間の間、雪が降り続く特殊な冬イベントで現実世界のクリスマスのようなものだが……それはあくまでも<エルダー・テイル>におけるイベントであり、モンスターが活発化したりといった危険性は考えにくかった。
「それにしても、念話も通じないし、他の街と連絡もできないとは……〈大地人〉の街でもひどい状態なんだろうな」
ソウジロウの独り言のようなつぶやきをシロエは拾った。確かにそれは心配だろう。この半年間で〈円卓会議〉と〈記録の地平線〉はアキバの街からススキノまで道を通すことには成功していた。現実世界で言うところの北関東自動車道にあたる未開通地域の道である。
「おい、シロ! おまえんとこのネコマジシャンとか、連絡取れないのかよ?」
ソウジロウの隣であぐらをかいた直継が、シロエに声をかける。彼はこの半年で随分たくましくなった。それは物理的な面でもそうだが、精神的にもそういった印象を受ける。体格こそは以前とさほど変わらないが……なんというか、妙にふてぶてしくなったのだ。もちろん悪い意味でない。それだけ自分に正直な生き方をし始めたということなのだろう。
「いや、それが……ネコマ……じゃない、マリエールさんを含めて念話は通じないし、念話も届かないんだよ」
「……やっべえな。もしかしたら俺たちが想像している以上に厄介なことになってるかもしれないぜ?」
直継の指摘にシロエは言葉に窮する。それは実はシロエも心配していた事だからだ。しかし今の今まで口に出すことはなかったのだ。
(おそらく直継の言う通りだろう)とシロエは頷く。ヤマトサーバーの街や村、フィールドにおいて発生するクエストは「オープンフィールド」である。そのほとんどがギルド単位での受注ではなく、ソロでもできる小クエストが多数存在する。
しかしながらこの〈大災害〉後においてはその性質が大きく変わったのだ。それは〈エルダー・テイル〉というゲームがプレイヤーキャラクターの行動=ゲーム世界の「拡大」を行ってきたからである。モンスターと戦って得た経験値によってプレイヤーキャラクターのレベルがあがり、新たなスキルを会得するというのが常だった。
しかし現在はそうではない。〈大災害〉によって、プレイヤーの行動=ゲーム世界の「拡大」は終了してしまったのである。この展開こそ〈エルダー・テイル〉というゲームが内包する「寿命」なのかもしれない。
では現在の〈大災害〉下においてのプレイヤーキャラクターのレベルはどのようなカタチで表現されるかと言えば、「クエストを一定回数行うと、レベルが上がる」というものである。これは何も奇妙なものではない。このオープンフィールド型のゲームにとって至極自然な仕様であるといえるだろう。だがそれは今までどおりに何度も反復する事で上がるのだ。
〈大災害〉後に発生している「クエスト」とは、いったいどのようなものなのか? それが今問題となっている。
2 その洞窟は、ただそこに在った。
暗闇の広がる洞窟で、壁面には時折泡立つように光が浮かんでいた。その輝きは時おり形を歪ませ、〈冒険者〉たちが知らなければ何かのモンスターだと勘違いしそうなものや、〈大地人〉が目にすれば奇跡的とも思える現象であるように思えるものがあったりしたが、それに興味を持って観察する者はこの場にはいないようだった。
洞窟の最奥部、壁面が円く口を開けた祭壇のような場所に〈神祇官〉の姿があった。
金髪碧眼の少女は、その眼鏡越しに「それ」を眺めていた。
「……それではそろそろ行きましょうか?」
それは独り言であったが、〈神祇官〉は返答を待ったりしなかった。それはここに集ったメンバーに語りかけるものではなかったからであるし、〈神祇官〉にとってそれはどうでもよいことだったからである。だから「それ」に背を向け、洞窟の出口へと歩みを進めた。
洞窟の内部は〈神祇官〉が通過した跡から眩いほどの光が放たれている。
それは〈神祇官〉の持つ特殊神聖魔法、〈聖域(サンクチュアリ)〉の効果だ。彼女はこの魔法で祭壇内部を聖域として定義することで、俗界から隔離された場所に変えて見せたのだ。
──だけど、そんな手厚い歓迎はいらなかったな……。
そんな思いもよぎる。
この洞窟をヤマトサーバーにおいて「ダンジョン」たらしめているのは、周囲に張り巡らされた罠だ。それは〈神祇官〉の用意した聖域であっても例外ではない。罠は発動し、〈神祇官〉と、彼女を先導する〈大地人〉の少女(もっとも現在は霊体だが)の周囲を囲い込むかのように発動する。
〈神祇官〉は選択を迫られた。一つはこの場で敵を打ち倒すこと。この場合、最も効率的に彼女を討つことができるのは〈暗殺者〉ハイドウォーカーだ。この〈神祇官〉と〈暗殺者〉は、面識のない間柄ではない。
そもそも、〈神祇官〉は対人戦を専門とする能力構成になっていないために、戦闘そのものには向いていない。罠の発動によって敵戦力を分断する策も持っていたが、この事態はそれを大きく上回る結果になった。
なぜならば──。
「また会ったな、〈神祇官〉」
彼らは襲いかかってきたからだ。それも5人、一度に。
〈神祇官〉の少女は、思わず息を飲んだ。
ススキノでの別れ以降、彼女はこうして幾度も襲撃を受けている。その多くは一騎打ち──その大半がスノウフェル期間に行われていた模擬戦(PK)であり、〈神祇官〉が勝利を収めた場合がほとんどであったのだが──だったが、敗北も何度か経験している。
だが、それはすべて1対1だ。同時に相手取ることはあっても、5人がかりというのははじめての経験である。「こりゃ、きっついね。あれかな、全員レベル90超えかな」
おどけた調子で話すのは、彼女と同じく〈神祇官〉であり、〈大災害〉によってアキバの街へやってきた青年だ。彼がレイドにおけるアタッカーとして機能することは知っているが、〈神祇官〉自身は戦闘職ではないため、1対5では勝ち目がない。
「どうするよ?」
「……突破します」
少女は即答した。すでに戦端は開かれているのだ。
「しかしよぉ、俺はともかく……いや、お前の方が心配か?」
青年は楽しげだ。先ほどから少女は青年の盾に守られていたが、〈神祇官〉は戦士系ではないので、1対5では勝ち目がない。
「……でも」
「おっと。撤退はなしだぜ?──いいじゃねぇかよ。たまにはお前だって暴れてぇだろ?」
青年の言葉に一瞬逡巡を見せる少女だったが、〈十席会議〉の半数を相手に逃げ切れるものではないと理解しているのだろう。青年は笑みを絶やさない。
「さて、まずは!」
■〈神竜〉の回復力(HP)は990 ■〈魔女王〉のMP(MP)は1050 ■〈守護戦士〉のSTR(筋力値)は400、〈森呪遣い(ドルイド)〉のVIT(耐久力値)は270、〈暗殺者〉のAGI(敏捷値)は420、〈狂戦士〉のDEX(器用値)は290、〈戦場の姫巫女〉のINT(知力値)は490。
・〈神竜〉
種別:純竜級ドラゴン族、または竜王級ドラゴン族。古代伝説時代から生き続ける怪物。〈十席会議〉を統べる存在であり、現在は空席となっている第1席である。その影響力は大きく、ヤマトサーバー最大の都市防衛戦力の一角を担いつつも、〈D.D.D〉との同盟関係は保たれている。
HP:990
MP:1050
STR(筋力値):400
DEX(器用値):290
VIT(耐久力値):50
BLD(ボール・耐性値):1
LUK(幸運値):250
AGI(敏捷値):420 保有スキル一覧↓↓↓ ▼竜の咆吼Lv.- ……竜王級ドラゴン族の必殺技。発声することで発動し、その威力は「生ける天災」とまで表現される。
▼竜の吐息Lv.- ……竜王級ドラゴン族のブレス攻撃。ただ大声を出すだけではあるが、その威力は「災害」と称されるほど。
▼竜の威圧Lv.-……竜王級ドラゴン族の咆哮による威嚇効果。レベル差があればあるほど大きな効果があるが、このスキルに慣れているプレイヤーには効き辛さがある。
▼竜の血脈Lv.7(10)……ドラグロードが持つ、〈古式法〉や〈竜言語魔法〉など、ドラグロードが持つすべての特技を使用するための基本スキル。
▼竜王の威厳Lv.-……竜王級ドラゴン族の威厳を纏い、敵対する者に対して一定の行動制限を与える。
▼竜の戦歌Lv.7(10)……「竜言語魔法」の一つであり、己が武勇と能力を誇示するための大音響攻撃呪文。使用時は周囲の敵に対して威圧効果を与えるため、〈守護戦士〉には必須といえる。
▼竜の恐怖Lv.5(10)……〈竜言語魔法〉の一つであり、威嚇効果を持った叫び声を発する。熟練した〈竜使い〉であればあるほどその効果は凶悪になり、恐慌や恐慌抵抗を貫通しパニック状態に追い込む効果がある。
▼竜の友誼Lv.1(5)……ドラグロードが持つ、一定レベル以上の友誼を持つ存在が近くにいれば全能力にボーナスを与えるスキル。このスキルの副次的効果として「竜の契約」の成功率が上昇し、また、友誼関係を結んだ対象と念話が可能になる。
▼竜眼Lv.8(10)……〈竜言語魔法〉の一つであり、〈十席会議〉が持つ能力の中でも最強の攻撃力を持つ。超高熱光攻撃呪文(5~30秒程度の詠唱時間がペナルティとして存在する特殊呪文)であり、範囲攻撃効果を持ち、使用時周囲の敵に「重圧」「盲目」「猛毒」の状態異常を与える。攻撃範囲は設定可能。
▼竜の咆哮Lv.8(10)……〈竜言語魔法〉の一つであり、発声型魔法陣による中規模範囲攻撃効果を持つ。範囲内に超高熱光攻撃呪文のような副次的効果を与える(こちらは射程が設定可能)。
▼竜の覇気Lv.8(5)……〈竜言語魔法〉の一つであり、突撃型魔法陣による単体攻撃力と衝撃波・振動衝撃能力を持った自己中心範囲攻撃能力がある。非常に強力な威力と射程距離、発動の速さを兼ね備える。
▼竜の飛翔Lv.8(5)……〈竜言語魔法〉の一つであり、飛行能力を持つ。「重圧」「猛毒」「盲目」の状態異常を与える、あるいはその効果を持つ超高熱光攻撃呪文(5~30秒程度の詠唱時間がペナルティとして存在する特殊呪文)を使用する。
■第2席:〈魔女王〉スーパーノヴァクイーン 【概要】
〈自由都市同盟イースタル〉における最大戦力である〈十席会議〉の2番目。「スーパーノヴァクイーン」は英語名であり、「女王」を意味する。彼女は〈十席会議〉が支配する多くのギルドの中でもっとも経験豊富なレイドモンスターである。
その経歴を一言でまとめるならば──彼女は、ただ、〈大地人〉から崇められる存在であるということである。
【所属ギルド】†夢神殿†/†死神官(デッドプリースト)†/†霊峰(山)の賢者†/†死神殿(デステンプル)
【クラス】〈不死魔道師〉
【サブ職業】〈暗殺者〉、〈調剤士〉、〈武闘家〉〈槍使い〉 【所属組織】†夢神殿†、†死神官(デッドプリースト)、†霊峰の賢者、†山の寺院・大聖堂支部 ■第4席:〈守護戦士〉グンヒルド 【概要】〈十席会議〉第4席。【守護戦士】としては〈円卓会議〉に所属するクラスの一つ、「フォートレス」に相当する(こちらは上級職)。
■第5席:〈調剤士〉マカロニグラタン 【概要】〈十席会議〉第5席。職業名はプレイヤーのサブ職である「料理研究家」と同じである。
■第六席:〈暗殺者〉ハイドウォーカー 【概要】〈十席会議〉第6席。〈暗殺者〉としては、サブ職の「殺人鬼」に相当する(こちらは上級職)。
■第七席:〈狂戦士〉ストロングスマッシャー 【概要】〈十席会議〉第7席。職業名はプレイヤーのサブ職である「闘牛士」と同じである。
■第八席:〈戦場の姫巫女〉ヤマトサーバー正式版5周年企画サイト「Webイベント」
【クラス】〈修道女〉→〈隠者〉→〈高位祭司〉
■第九席:〈吟遊詩人〉
■第十席:〈歌姫(ディーバ)〉 【概要】〈十席会議〉第9席。クラス名はサブ職である「歌姫」と同じである。