テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんばんは☾
【全4話】一気投稿失礼します!🙇
俺はよく康二に、ふざけた契約書を書かされる。
しかもスマホで。
内容をちゃんと確認しないまま名前を書くと
あとで必ず後悔する。
例えば前に書かされたのは――
【これから向井康二が渡辺翔太に甘えても
渡辺翔太は嫌がってはいけない。
身体の接触なども許可する。
これは互いの同意のうえとする】※実話
……意味がわからない。
その日から康二は
遠慮なくベタベタしてくるようになった。
肩を組むわ、抱きつくわ、距離が近い。
完全に調子に乗っている。
そして、ある日。
また康二が俺のところへやってきた。
🧡「しょっぴー!」
🧡「名前、書いてや!」
満面の笑み。
嫌な予感しかしない。
💙「……今度はなんだよ」
💙「ぜってぇ書かない」
🧡「そんなこと言うなやー!!」
康二は笑いながら俺の手を掴む。
そのまま手の甲を押さえつけてくる。
🧡「ちょっとだけやって!」
💙「おい、ふざけんな」
💙「離せって」
抵抗したはずなのに――
気づけば。
名前を書いてしまっていた。
💙「……は?」
🧡「やったー!!」
康二はスマホを抱えながら大喜びする。
そして。
契約内容を見せないまま。
🧡「じゃあねー!」
るんるんした様子で走っていった。
💙「……おい」
💙「内容見せろ」
もう姿はない。
……まあいい。
どうせまた
いつもの甘え契約だろ。
俺はそう思っていた。
この時までは。
つづく。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!