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六月。
朝から空はどんより曇っていた。
玄関で靴を履きながら、辰哉が外を見る。
💜「降りそうだな」
💛「折りたたみ持った方がいい」
💜「大丈夫でしょ」
💛「その言葉、信用できない」
💜「今日は勘が当たる気がする」
💛「じゃあ持ってけ」
照は自分の折りたたみ傘を辰哉に差し出した。
💜「照は?」
💛「俺は長傘持ってる」
💜「ありがと」
辰哉は素直に受け取った。
────────
夕方。
予報通り、大雨。
窓を叩く雨音が会社の中まで響いていた。
辰哉はため息をつく。
💜「すご……」
仕事を終え、会社を出る。
駅に着く頃には靴も少し濡れていた。
改札を抜けると、スマホが震える。
💛『駅着いた』
辰哉は立ち止まる。
💜『俺も今着いた』
メッセージを送って顔を上げると、少し離れた柱の横に照が立っていた。
長傘を持って、こちらを見ている。
💜「照?」
💛「お疲れ」
💜「なんでいるの?」
💛「迎え」
辰哉は目をぱちぱちさせる。
💜「え?」
💛「雨すごいし」
💜「でも会社違うじゃん」
💛「乗り換え駅一緒だから」
それだけ言うと、照は傘を開いた。
💛「帰るぞ」
────────
家までの道。
一つの傘の下を歩く。
💜「実はさ」
💛「ん?」
💜「朝もらった折りたたみ」
junp
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絶対辰哉
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#岩本照
絶対辰哉
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💛「うん」
💜「会社に忘れた」
照は一瞬黙る。
それから吹き出した。
💛「やっぱり」
💜「笑わないでよ!」
💛「持ってけって言っただろ」
💜「持って行ったの!」
💜「置いてきただけ!」
💛「同じだ」
二人で笑いながら歩く。
────────
マンションへ着く頃には、雨は少し弱くなっていた。
エントランスで傘を閉じる。
照の肩が少し濡れていることに辰哉は気付いた。
💜「照」
💛「ん?」
💜「肩濡れてる」
💛「辰哉が濡れないように傾けてたから」
さらっと言われたその一言に、辰哉は少しだけ固まる。
💜「……」
💛「風邪ひかれたら困るし」
💜「なんで」
💛「料理当番変わる」
💜「それだけ?」
💛「……それだけ」
照は少しだけ目を逸らした。
辰哉はくすっと笑う。
💜「じゃあ今日の夜ご飯、俺手伝う」
💛「皿割るなよ」
💜「もう割らない!」
二人の笑い声が、静かなエントランスに響いた。
その頃にはもう。
「一人で帰る」より、「一緒に帰る」が自然になっていた。
そんな小さな変化に、二人ともまだ気付いていなかった。
コメント
7件

はぁーめっちゃいい💛💜 ひかるがふっかの行動読んでるところも ふっかさんがキュンってしちゃってるところも うわぁーーーもう💛💜💛💜
ふっかのお茶目なとこめっちゃ可愛い♡ グッタイム聴きましたか!?めっちゃいい曲ですよね!!
ほんとに早く付き合え〜!!