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ケビン「……」
カトレア「……」
スゥゥゥゥゥ、きっっっまず
え?気まずい、ゑ?なんで私ケビンとアパートに向かってるの?????
数時間前 大学の食堂
マリー「あのストーカー、一回はケビンが追い返したけど次がないとも言い切れないしなんなら今日も着けられる可能性が大きいのよねぇ…」
マリーはナポリタンを食べながらそう溢していた
私は今朝の事もあって食事が喉を通らないから期間限定で出ている無花果のゼリーを食べていた、普通に美味しい、恒常にしてほしい
ケビン「それならしばらく俺の友達に校門見張らせるか?」
マリー「あー…あんたのあのゴリラ友達?」
ケビン「ゴリラって言うなよ同好会の仲間だわ」
カトレア「たしか…キックボクシングだっけ」
ケビン「そうそう、アイツら下半身、主に足がバッキバキだがちゃんと上半身も逞しいぞ」
マリー「下ネタに聞こえるわ」
ケビン「良い耳鼻科紹介してやろうか…いっでぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ケビンが足を抱えたのを見るにマリーに足をおもいっきり踏まれたのだろう、マリーは今日かかとの高いヒール、ケビンはたしかラフな靴だったはず……
カトレア「うわいたそー……」
ケビン「おっま……まじで……」
マリー「自業自得よ……あ!」
マリーは何かを思い付いたようで何かを企むような顔になった
マリー「ケビンがカトレアを送り迎えすれば良いじゃない!」
カトレア「え」
ケビン「は??」
現在
カトレア「……ご、ごめん…ケビン、なんか面倒な事になっちゃって…」
ケビン「別に気にしてねぇよ、それに知ってるだろアイツ一回決めたことは維持でも曲げないんだぞ」
カトレア「あぁー…」
カトレア「…あ、ごめん、ほぼ初対面でケビンって呼び捨てしてた…えーと…バーンズくん?」
ケビン「ケビンでいい、今さら名字で呼ばれんのもあれだし」
カトレア「あ、うん、わかった」
ケビン「……」
カトレア「……」
気まずいッッッッ
カトレア「ありがとうケビン…明日も…お願いします……」ペコリ
ケビン「まぁ、ここに来るまでも運動にはなるし、じゃあまた明日な」
カトレア「うん、またね」
バタン
カトレア「……また明日…か」
あの時は約束したけど……
カトレア「……結局、会えなかったからな~…」
ケビン目線
カトレア「うん、またね」
ケビン「……」
バタン
ケビン「…………?」
なんだ?なんか…ザワザワする
前にも……同じことを言われた気がする
ザザ…
『またね!ケビン!』
ザザザ……ザ
ケビン「……ハァ、今日は変な日だな」
……何処か懐かしさと、何か安心したような気持ちになった
ケビン「…アーァ、明日もここ通るのか」
だがまぁ…悪くねぇか
おしまい