設定は同じです
─好きです。─
_Part2_start_
「えっと……」
ん?
あの
普通一緒に仕事する時って、こんな近くでしますかね
「あ、あの…」
『ん?』
あ、
そういえば
総長って弟さんが居るからこれがなんか普通的な感じなのかな
いや、でもここでなんでもないですって言ったら気まずくなっちゃう
「えっと……そのですね」
あ〜
そうだ!
「資料で……」
『ん、これか……?』
「え、あっはい!」
『えっとな~』
『これは~』
その後総長に教えて貰いながらすすめていって
「お、」
「終わったぁ~……!!」
『ん!もう無いか?』
「はい!」
『頑張ったな(笑)』
えっ
「うっ……」
いやいや、
ちょ総長
その撫でる癖をやめてください……
とか
言えない
総長だし
『ん、そうだ』
「?」
『休憩所でも行こうか』
「えっ、」
「いいんですか?」
『ん?別にいいぞ』
「その総長お忙しいのでは……?」
『予定空けといたんでな』
これは女の子気絶しちゃいますよ
ていうかそんなこと言われたら断れないじゃないですか
「あ、ありがとうございます……!」
「じゃ、行きましょ!行きましょ!」
その後総長はめっちゃイケメンさんな笑顔をして(?)
一緒に休憩所に行きました
─とある休憩所─
『ん〜席は~』
『お、』
『前の席が空いてるな』
「わ、目良いですね」
全然見えない……
『あっ、 さん先座ってて』
『俺買ってるから』
「ん、いえいえ、私もお金払わないと」
『あれ、俺言ってなかったっけ』
「?」
『資料頼んだしな』
『そのお礼だよ』
「な、」
なんて、イケメン
紳士!
「そんな……」
「総長優しすぎです」
『そうか(笑)?』
「はい!ありえないほど」
『ありがとな』
『んじゃ先に席座っといてくれ』
「ありがとうございます!」
えっと……席は……?
あ、そういえば前と同じ席が、空いてるって言ってたな
あ、ほんとだ
とりあえず座ったんだけど
ここから見る総長綺麗
私なんかの対応やばいほど紳士だったし
イケメンさんだし
あの洋服とかも似合ってて
やっぱり総長﹊﹊だな~……(笑)
とか思ってたら総長きた
『はい』
『どーぞ』
「あっ、ありがとうございます!」
紳士
わざわざ私の方まで回ってきて置いてくれるとかある?!
私だったら先に席座ってそのまま渡しちゃうよ
これが王子様みたいな人って事だね
しかもこれ私が大好きなやつだし
え、待って
総長の飲んでる姿って有料じゃないですか?
これ大丈夫?
後で倍で払えって言われない?!((警察的な海軍的ななんちゃらから
「……♪」
『ん……?』
『なんか付いてるか……?』
え、いやいや
分からない顔してお口の周り拭きながらこっち見つめてそれはNGですよ
ていうか私人の顔見ながらお話出来ないし
「い、い、い、いえ!!なんにも見てません!!」
『ふっ、』
『そっか良かった(笑)』
可愛い
「あ、私飲み終わったのでお部屋戻りますね」
まだいたいんだけど
『えっ、』
『あ、分かった』
『ん、じゃあ』
『送るよ』
「ん?、」
『もう暗いしな』
「く、暗いってそのまま廊下通って右折したら行けますし(?」
「大丈夫ですよ」
「これで送って貰うのでしたら私が総長をお部屋まで送りますよ(?」
『へ〜』
『じゃあ明日俺を送ってくれる?』
「ん、」
んんんんん?
「え、逆にいいんですか?」
『ああ』
「えっ、嬉しいです」
「絶対送ります!」
「すぐ近くなんですけどね」
近いから送ってるのも同然
─廊下─
「ーーーー?」
『ーーー?』
『ーーーーー(笑)?』
「ー、ーーーー!」
『ーーー』
「ー、ーーーーー」
『ー、ーーー』
「着きました」
「ありがとうございます!」
『ああまあ俺もすぐそこなんだけどね』
「じゃあ」
「おやすみなさい」
『おやすみ』
え、
待ってイケメン
─ の部屋─
「あ〜眠……」
ボッ
や〜布団気持ち〜
「あれ、」
「このペン」
「総長のかな」
「届けに……」
嫌でも、もうこんな夜だしさすがに迷惑
明日の朝朝食食べる時会えたら渡そっかな
よし寝よ
おやすみ……