テラーノベル
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アルビノ少女が叫ぶ
「何でお前が居るんだよ」
『…』
「無視すんじゃねぇ!」
ぎゃーコラ騒いでいる
主人公が下を見る
『あぁ、すまん…見えなかった』
「ふざけんなこの巨人!」
「…初対面でこれはどうなってるのかしら?」
「あーごめん、一応初対面じゃない」
「…は?」
「オメェまた似たような事してねぇだろうな?」
麗奈のドスの効いた声で狐鳴が冷や汗を流しながら顔を逸らす
「で?」
「ユウカイヲタノミマシタ」
「いっぺん閉め出されテェのか?」
「…チッ」
アルビノ少女が舌打ちをする
『まだ何もしてねぇぞ』
扉が開く
「何ですかこのカオス空間…」
オレンジ髪のショートカットの女が言う
あ,胸がデk…
「あっレっちゃん!」
麗奈が手を振る
「この子が…新人…で…良いんだよね?」
「うん」
「…分かったとりあえず連れて行くね」
『…誰』
オレンジ髪の女が主人公の居る方向に目を向け言う
「私は討伐隊,第87部隊の隊長,レイと申します」
ペコリと一礼する
『……ぁ…はい』
「とりあえずこちらへ」
主人公の後ろで中指を立てているアルビノ少女
麗奈が狐鳴を睨んでいる
レイが冷や汗を流しながら主人公を連れて小走りで扉を閉める
『あの』
「その前にどんだけあの子に嫌われているんですか?」
あのクソガキの事か…何て考える
口を開こうとして止めた
殺し合いをしたなんて言ったらどうなるのだろうか
『間違えて彼女の地雷を踏んでしまったので』
「あぁ、あの子…最年少でリーダーになったからかな」
『…』
とすると実力があったのか
「他の人より身長が低いから…それかな」
「後は弱いとか親の話はしないでね.殺されるから」
『…あぁ』
殺されるのか…一時期イカレ頭と同棲していたから地雷を踏むのは中々無いだろう…
だが一体どんな場所なのだろうか…嫌な予感しかしない
そして今の私は思わなかった
ある意味嫌な予感があっていた事に
『…』
「うわぁこの子が新人君!?」
主人公の周りをグルグルと周りながら言う男
「…」
無言の男か女か分からない奴
「胸は…無いな、おっpいあったら良いのに」
ジロジロと見ながら言う下ネタ女
「辞めなさい貴方達」
ピシリとレナが言い放つ
…私以外だと六人居るな
『…あの双子は,』
「気づいていたんですか?」
『…音がしたので…』
「耳が良いんですね…てあぁ、あの子達は貴方とは少し前に入って来た新人ですけど…お互い重度のコミュ症だから話しかけないであげてくださいね」
『は,はい』
…何だろう,皆んな目が…怖い,ガンギマリじゃねぇか
「…とりあえず皆んな休みなさい」
「「「はーい」」」
『…』
オカンかよ
「貴方名前は?」
『…』
やっべーーーー名前どうだったけな
そういえば前に働いていた(例の豚を解体していた場所ただ無断欠勤を1週間程してしまった為元々問題行為があったものもあるが今回の件でクビになった)の時何て書いたっけなー
とりあえず
『…覚えてません』
「あー、分かりました,ならば呼んで欲しい名前などはありますか?」
『…好きに呼んで下さい』
「分かりました,では新人と呼ばせてもらいます」
『はい』
覚えてない物は覚えてない
そもそも私は………………そういえば討伐隊って言ってたな,悪魔とか何やら言ってたしそれか?
「とりあえず…しばらくは私がココについて教えます」
「最初から説明…て、あの人達だから多少は説明してると思いますが…」
『悪魔とかは聞きました』
「分かりました,ならば倒し方などを教えましょう」
「その前に…アリス,貴方もおいで」
先程の下ネタ女が来る
金髪でロングヘアー…鼻が高く目が青い…外人…?
「はーい!新人ちゃーん!私の名前は『アリスさんですよね』」
「そうだよ〜所で君は能力とかあるの?」
『あるらしいです』
「へぇ〜」
ニタニタといやらしい顔で笑う
『…』
「話してないで早く行きますよ」
「はい」
『分かりました』
「そういえば何処でアイツらが発生したの?」
アリスが聞く
「今は廃墟と化したビル…だけど今回はどうやら集合体みたい」
『…?』
アリスが説明する
「たまーにオカルトが好きな人がたまたまガチのヤツ試してしまって儀式に失敗した場合にそういう 集合体が集まってしまって…大量に集まっちゃって出来る事のを集合体って言うの」
「数が多いから…気をつけてくださいね.色々と」
色々…?
『分かりました』
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