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りょーせー類
その時――教室のテレビから緊急ニュースが流れ始めた。
『昨夜に続き、街で謎の暴走事件が発生しています。付近の住民は十分注意してください――』
クラス中がざわつく。
白石杏「うわぁ……まただって」
桐谷遥「最近多いよね……怖いなぁ」
志歩「……」
志歩は昨日、自分がプリキュアとして戦っていたことを思い出していた。
レン(妖精)「志歩……なんかイヤ〜な気配がする……」
志歩「えっ?」
その瞬間――
ドゴォォン!!
学校の外から大きな爆発音が響いた。
生徒達「きゃあああ!?」
先生「みんな落ち着いて!教室から出ないで!」
窓の外を見ると、校庭に黒いモヤのようなものが広がっていた。
そしてその中心には、巨大な怪人が立っていた。
怪人「グルルル……絶望ヲヨコセ……!」
白石杏「な、なにあれ……!?」
桐谷遥「嘘でしょ……!」
レン(妖精)「まずいよ志歩!アイツはネガトーンだ!」
志歩「学校にまで来るなんて……!」
怪人は校庭を壊しながら暴れ始める。
生徒達は悲鳴を上げ、逃げ惑っていた。
レン(妖精)「志歩!変身しないとみんな危ない!」
志歩「でも、ここで変身したら――」
その時。
怪人の攻撃が教室へ向かって放たれる。
桐谷遥「危ない!!」
志歩「っ!!」
志歩はとっさにスマホを握りしめた。
するとスマホが光り輝く。
レン(妖精)「志歩!今だ!」
志歩「――みんなを守る!!」
スマホ『Precure! Link Start!』
まばゆい光が志歩を包み込む――!
志歩「スライド(変身!)フリック!!!」
志歩「ベースの音色!キュアベース!!!」
ルイカミシロ(闇堕ち)「ふふっ、今度こそはボクが勝つよ」
その時….
咲希「そうはさせないよ!!!」
キュアベース「君!危ないよ!」
すると空から降りてきた薄黄色の妖精が敵を倒して
???「ヤッホーーリンだよ!」
咲希「リンちゃん!?」
リン(妖精)「君の願いを聞いてらここにやってきたんだ〜!」
咲希も変身して
咲希「私は獅子座流星群の証!キュアステラ!!!」
キュアステラ「輝け!スターライト・シャイン!!!」
眩しい光が校庭いっぱいに広がる。
ルイカミシロ(闇堕ち)「ぐああっ!?」
ネガトーンは光に包まれ、動きを止めた。
キュアベース「すごい……!」
レン(妖精)「やった〜!!咲希ちゃん、目覚めたんだね!」
咲希「うん!志歩ちゃんを助けたいって願ったら、力が溢れてきたの!」
キュアステラ「一人じゃないよ、キュアベース!」
キュアベース「……うん!」
二人は顔を見合わせる。
すると、ルイカミシロが不気味に笑った。
ルイカミシロ「ふふっ……プリキュアが二人になったところで変わらないよ」
キュアベース「!」
ルイカミシロ「人間の絶望は尽きないんだからねぇ!」
ルイカミシロは闇のエネルギーを集め始める。
空が黒く染まり、校庭に巨大な魔法陣が浮かび上がった。
レン(妖精)「まずいよ!あれは超強化ネガトーンだ!」
咲希「そんな……!」
巨大ネガトーン「ゴオオオオオ!!!」
今までより何倍も大きい怪物が現れる。
キュアベース「こんなのどうやって……!」
その時、志歩のスマホが再び光り始めた。
スマホ『新システムヲ確認。ユニット技ヲ解放シマス』
キュアベース「ユニット技……?」
レン(妖精)「二人の心を合わせれば使える必殺技だよ!」
キュアステラ「心を合わせる……」
咲希はキュアベースへ手を差し出した。
キュアステラ「志歩ちゃん、一緒に戦おう!」
キュアベース「……うん!!」
二人は同時にスマホを掲げる。
キュアベース&キュアステラ 「響け、私たちの想い!」
スマホ『デュアルリンク・スタート!』
二人の周りに光と星のエフェクトが舞い上がる。
キュアベース 「セカイに届け!」
キュアステラ 「希望のメロディ!」
二人 「プリキュア!スターリズム・ハーモニー!!!」
巨大な光の波がネガトーンへ直撃する――!
巨大ネガトーン「グアアアアア!!?」
闇は砕け散り、空に青空が戻っていく。
ルイカミシロ「くっ……覚えてろ、プリキュア!」
黒い霧となって消えるルイカミシロ。
静けさが戻った校庭で、二人は変身を解いた。
志歩「終わった……」
咲希「ふふっ、これからよろしくね!」
レン(妖精)「これでプリキュアが二人だ〜!」
しかしその時――
空の遥か上空で、謎の赤い目が輝いていた。
???「プリキュア……ようやく見つけた」
――続く。
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