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怪我は恋の始まり








バスケ中

「いふ!そっち!」

「おう!!」

ガコン

「よし入った!」

「ナイス!」

そして途中…

「った!!」

「どうしたいふ!?」

「うう…」

相手の投げたボールが額に直撃した。

「いふ、赤くなってるぞ」

「じゃあ俺、まろ手当してくる」

「いいのかないこ?じゃあ頼むわ」

「おいで」

「うん…」





「とりあえず今は氷当てといて」

「うん」

「えーっと、湿布…あった」

「…?」

ないこ湿布もって固まってる…

「どうしたの?」

「あ、ああ、何でもないよ」

そして向こうを向いて湿布を剝がし始めた。

「じゃあ貼るよ?」

ないこの整った顔が近づいてくる。

思わず目をつむった。

「はい、もう大丈夫だよ」

「ありがとう…///」

「まろ、湿布帰るまでは剝がさないでね?」

「?うん」








~帰宅~

「結構あのボール痛かったなあ…」

「もう治っとるかな?」

そう思い鏡を見ながら、湿布を剝がす。

すると額には反転した文字で何か書かれてあった。

「~っ…///」

俺は顔が真っ赤に染まった。






















画像
















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