テラーノベル
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目黒side
昨日は軽いキスと性感帯以外は触っていいーってやつだったから…今日はなんだ、3日目?になるのかな。ソファに座ってどこかに行った岩本くんを待っているとなんか物音が聞こえてきた
「岩本くーん」
『んー?』
「今もう大丈夫?」
『んや、ひょっとまっへ』
全然呂律回ってませんけど。全然待つよ、待つのは待つけど何でそんな喋り方になってんのかだけ教えて欲しい
「…何か食ってる?」
『あいふ』
「あぁアイス食ってんのね」
『ん、』
キッチンの方からひょっこり顔を出した彼が咥えていたのはバニラアイス。この暑さと彼の口元の熱でちょっと溶けたそれは彼の唇を艶っぽく彩っていた
「…隣来ればいいじゃん」
『ん。こぇいる?』
「んや俺は大丈夫、ありがとう」
『んー』
俺にもアイス要るかって聞いてくれたけど岩本くんの分一口貰えばいいかな、なんて厚かましく考える。隣に来た彼は幸せそうにアイスを頬張っててこれだけでこんな可愛いとかもう天使なんじゃないかとか思う。いや天使にしてはゴツすぎるか
『これ美味しい、また買いに行かなきゃ』
気付いたら彼が隣に来ていた。どうやらよっぽど気に入ったみたいでリピートしようとしてる。今度見かけたら買ってこようかなと思ったけどパッケージ見てないからどれかわかんないな
「なんのやつ?」
『商品名?』
「うん」
『えー…なんか牛乳が…なんとか…みたいなやつ、?笑』
「…全然わかんないな」
また一緒に買い物行ったときにでも知ればいいやと諦めて彼がアイスを食べ終わるのを待つ。彼が残った棒をポイっとゴミ箱に投げ入れたのを見て彼の顔を覗き込む
「おいしかった?」
『ん?うん』
「なら良かった」
『…あ、ごめん待たせて』
「気付いたならよし」
そう言った途端にスッと目を閉じられたからキス待ちなんだろうなーと思いながら指二本で彼の唇にそっと触れてみる。お、意外とバレない?と思ったら手を離した直後に彼は眉を潜めていた。気付かれてるかもしれない
『…今めめだった?』
「俺以外居ないじゃん笑」
『あ違う間違えた』
「どんな間違え方?笑」
『絶対指だったよね?口じゃないでしょ』
「指嫌だった?」
『…俺はこっちのがいい』
そんな言葉と共に送られてきた優しい口付けに思わず笑みが漏れる。最近だいぶ正直になってきてくれて嬉しい限りだしこんな可愛い岩本くんいくら居たっていい
「俺もこっちのが好きだな」
『知ってる』
今日から少しだけ手が出せるから。軽いキスじゃ段々物足りなくなってきたから彼の唇をなぞるように舐めると軽く開いてくれたからその隙間から自身の舌を捩じ込む。アイスのせいなのかほんのり甘かった。全然冷たくはなかったけど
『ん…ぁ、めめ、』
「ん?あ、苦しい?」
『は…ぁ、、…ッ大丈夫』
口を離すと二人の間に白濁混じりの糸が延びる。なんか色があれだな…
『…垂れてる、笑』
俺の口の端からも液体が垂れていたみたいでそれを拭おうとしているのか彼の手が伸びてくる。ふと顔前で彼の手が止まったかと思うと降ろされて今度は顔が近づいてきて、ペロリと舐められた
『…甘』
「襲うよ?」
『え、だめだよ?』
普通に襲いかけるも全力の抵抗を受けて断念した。ちょっと残念だったけどあと2日待てばできる、と言われたからなんとか踏み留まった
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岩本side
昨日結構ガチで襲われかけて焦った。また一からになると余計キツいから死ぬ気で止めたけど今日も同じようなことになりそうでヒヤヒヤしてる
「俺明日早いんだけど今できそう?」
『いける、ちょ待って脱ぐから』
4日目ともなればなんかもう慣れたもんで服脱ぐスピードも尋常じゃなくなってきているような気がする
『脱げた』
「え、早」
『いやめめももう脱いでんじゃん笑』
「俺はだってこれバッてやってガッてすれば」
『…どゆこと、?笑』
めめが何言ってるかはよくわかんないけど今は関係ないから一旦ほっとく。というか明日早いらしいからさっさと終わらせなきゃいけないような気がしてならない
『…今日俺がやっていい?』
「いいよ」
お許しが出たところで彼をベッドに優しく押し倒して口付ける。自分と彼の間から漏れるどちらかの吐息と卑猥な音だけが空中に消えていく
『あ、ねぇめめ』
「ん?」
『明日って脱ぐ?』
「脱がないけど。なんの確認?笑」
『キスマつけていいかなって』
「全然いいよ、なんなら脱ぐ予定あってもつけてくれていい」
『それは流石にダメだろ笑』
相変わらず俺には甘いなぁと思いながら鎖骨の下辺りにちゅ、と吸い付き赤い印を残す。最初の頃に比べてずいぶん綺麗に付けられるようになったな。印の上を指の腹ですりすりと撫でているとお返しとでも言うように頭を撫でられた
『ん、?』
「ん?あ気にしないで」
『気に…は、なるけど…まあ俺は俺で勝手にやらせてもらうわ』
胸元から腹にかけてどんどん口付けを落としていって、最終的には緩く立ち上がった彼のものを手で軽く握る。寸止めとかしたことないから出来るのかわからないけれど一か八かでゆったりと扱き始めると自分の手の中でそれが芯を持ち始めているのがわかった
『…?え、なんかでかくなった、?』
「…?そりゃ勃ってるしそうなんじゃない?」
『いや元がこんな…でかくなかった気がする』
「え、ほんと?」
このプレイにはそんな効果もあるんだろうか。よくわからない変な効果に感心しつつぐちゃぐちゃと手元から音を出していれば彼の手が伸びてきて止められた
「…っぁ、待って やめて、」
『え、もうイきそうなの?』
「珍しいことにね…んじゃ次俺やる」
ガバッと上体を起こしたかと思うとお互い座ったまま向き合い、俺のものが大きな手に包まれた。なんか変な話ではあるけれど暖かくて心地いい
『…これヤバいね』
「ね?もうヤバいでしょ」
彼の言ってたことがわかる気がする。いざ扱かれ出すといつもの何倍も快楽を拾ってしまってどうしようもない。すぐイきそうになってしまってもイかせてもらえないからもどかしい。2、3回寸止めをくらって俺がギブアップしたところでやっと解放された
『…ぁ、はぁっ…死ぬかと、思った…』
「明日、楽しみだね」
『…ぅん、』
「最初の挿れて30分我慢できるかな」
『…まあ、頑張ろ。』
その後 “明日、ここまで入ったらまた違う感覚すんのかな” と自身の腹に手を置いて彼に問い掛けるとまた襲われかけた。この調子だと明日寝れるかわからないから今のうちに寝ておこうと思って早めに寝た
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