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WOOZI side
今日はクプスヒョンが来る。
その前にジョンハニヒョンの場所に予め目星をつける。
△△病院なのは分かっているのだが医者やスタッフのデータがなかなか無い。
ずっとパソコンとにらめっこする俺にミンギュがコーヒーをいれてくれる。
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家のベルがなる。
…あぁ、クプスヒョンか。
ミンギュが嬉しそうに戸を開ける。
少し気まずそうな顔をして恐る恐る家に上がるヒョン。
どこにでも座っていいよ、と声をかけるとソファもあるのに床に座る。
ヒョンは俺ら2人にはあまりにも広すぎるこの部屋をぐるっと眺める。
SC「この世界では広い家に住んでんだな、」
MK「気づいたらここにいたんだよ〜」
MK「なんか車だって鍵と車種、ナンバーしか知らないやつだし…」
久しぶりのヒョンに会えて嬉しいのかベタベタくっつきながらぷくっと頬を膨らます。
パソコンを閉じ、ふわふわしたゲーム用の椅子から立ち上がる。
WZ「ヒョン、椅子に座りなよ」
SC「…あぁ、ありがとう」
シンクにマグカップを置きながらヒョンに声をかける。
ヒョンはソファに控え気味に浅く腰をかける。
ミンギュはそのヒョンにくっついて隣に腰を下ろす。
もう離さないと言わんばかりにヒョンの腕に絡みついている。
俺は向かいの1人がけの椅子に腰を下ろす。
そこでヒョンが急にこの前は断って悪かった、と頭を下げる。
でもそこまで気にしていなかった俺は別にいいよ、と自分でも素っ気ないと分かる返事をする。
いつまでもこの空気なわけにはいかない。
空気を無視し、それでジョンハニヒョンのことだけど…と話を切り出す。
SC「あぁ…」
MK「△△病院だったよね?」
WZ「でも、医者のデータもスタッフのデータも一切出てこない。」
SC「じゃあどうすれば…」
MK「行ってみればいいじゃん!」
WZ「そんな簡単に言うなよ…」
SC「患者になって潜入するか?」
MK「お、それいいねヒョン」
WZ「そんな簡単にできるか?」
SC「足が痛いとか…」
呑気というべきか行動に移すのが早いと言うべきか。
話し合いの結果俺が行くことになった。
言い出しっぺの2人が行けよと言うが俺の意見は通らない。
2人曰く、俺が1番冷静にできそうらしい。
と言われても別に嬉しくない。
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俺は今病院の待合室にいる。
ちなみまだ俺が行くことには納得していない。
そんなことは置いておいて…
とりあえずいくら見回してみてもジョンハニヒョンらしき人はいない。
しかも大きい病院だけになかなか呼ばれない。
その間もずっと2人からカトクが来ている。
ねぇハニヒョンいる?呼ばれた?どんな感じ?
まだ時間かかりそう、とだけ返しスマホを閉じる。
ふうっと控えめなため息を漏らす。
そこでイ・ジフンさ〜んと通った声で呼ばれる。
少し緊張しながら開けられた扉に入る。
医者は__
そう思ってパッと目を移す。
誰だよ、そう思わず声が出てしまいそうなほど全然違う人がいた。
白髪混じりで小太りだし、おまけに眼鏡までかけている。
ぼーっとしていたのかその医者が話しかける。
Dr「あのぅ…」
WZ「…あぁ」
重い腰を硬い椅子に下ろす。
トレーニング中に捻って2日ほど痛むと説明した。
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検査中にユン・ジョンハンはいるかと尋ねてもえ?いませんけど…と返された。
どうやら医者やスタッフの中にはいないみたいだ。
その旨を2人に送ると、考えもしなかった答えが返ってくる。
ミンギュがもしかしたら患者さんなんじゃない?と。
あぁ、確かに。
そう思った俺はカトクが続いて来ていたみたいだが無視して受付へ走る。
受付に行くと俺があまりにも鬼のような形相だったのか目を見開く。
WZ「…ユン・ジョンハン…ここにいますか?」
そう尋ねると、か、確認しますと急いでパソコンの元へ向かう。
しばらくして戻ってくる。
こちらに入院されてますよ。お見舞いですか?と。
咄嗟に俺は、えぇ、友人で…とぽんぽん口から出まかせを言う。
自分でも驚くがそれほど早くジョンハニヒョンに会いたいのだろう。
でしたら104号室です。と言われるので急いでその部屋へ向かう。
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104号室へ着くとそこに「ユン・ジョンハン」と名前が書いてある。
本当にここにいるのかと思う。
震える手をグッと握りしめてノックする。
すると中から弱々しい声ではぁいと返ってくる。
よしっと顔を叩き覚悟を決めて戸を引く。
すると中には綺麗な黒髪で長髪のハニヒョンがいた。
JH「…えっ、えぇっと…」
JH「……だっ、誰ですか…」
分かっていてもグサッと刺さる。
だって俺の事だけ覚えていない。
正確には知らない。
それでも勇気をだして名乗る。
WZ「ジフン…です、 」
WZ「座ってもいいですか……?」
怪しいだろうけどそういうとヒョンは困った顔をしながらえっ…まぁえぇ、どうぞ、と言ってくれる。
僕に用事があるんですか…?と控えめに尋ねるヒョンに僕は正直に聞く。
WZ「あの…もし別の世界線で僕たちとアイドル活動してたって言ったら…」
WZ「どう…思いますか、?」
JH「えっ……?」
JH「………」
JH「ふはっ…」
JH「君…おもしろいね」