橙side
どうもお久しぶりです。この前、ことの成り行きで紫くんに告白してOKを貰って浮かれ気分の橙です。今日は紫くん、生徒会の仕事があるそうで1人で登校中。桃達に気づかれたら面倒くさいことになる未来が見えるので早足で向かってます。フラグになりそうやな〜(それがフラグですよ。)
桃「よぉ、橙、今日はなんかご機嫌だな。なんかいい事あったんか?」
あぁー、俺、フラグ回収、乙。
「まぁ、いいこと無かったって言ったら嘘になるようなことは起こったけどなー、そんな大したことちゃうで?聞くだけ無駄やって。やめとき。」
青「橙くんがそういう時は大抵僕たちに知られたくないことがある時じゃん。今まででもそうだったし。」
黄「橙くん嘘つくの下手じゃないですか。嘘ついてるって丸分かりですよ。」
赤「そーだそーだ、顔に書いてるじゃん。『俺嘘ついてます。見破れるかなー?』って。」
「書いてへんわ!!」
ほんと、コイツらめんどくさいわ。無視して先行こ。生徒会室に行って紫くんに慰めてもらわな。早く俺の癒しに逢いたい。
「あ、俺用事思い出したから先行っとくわ。じゃ、後でな〜」
桃「おい、橙!!逃げんな!!」
シカト、シカトっと。
トントントン
紫「どうぞ〜」
ガチャ
「紫ぁくん!!助けて〜」むぎゅっ
紫「うわっ。んふふ。どうしたの?橙くん。よしよーし。」
「桃達が俺の事いじめてきた〜( ;ᯅ; )」
紫「大変だったね〜。もう大丈夫だよ。俺が守ってあげるからね〜♡」
「紫ぁくん!大好き!!俺紫くんの恋人になれて幸せ者やぁ!」
紫「んふふ。そう言って貰えて嬉しい。俺も橙くんの恋人になれて幸せ者だよ。」
「紫くん、ずっと一緒やで。絶対に離さんから」
紫「うん///俺も橙くんから離れられないもん///
(いきなりかっこよくなるなんてずるいよ///)」
桃「お熱いところ失礼しま〜す。」
青「橙くんと紫くんってさ、やっぱりそういう関係だったんだね〜。」
黄「まぁ、橙くんの態度がちょっと気にはなってましたけど。」
赤「まさか本当だったとか〜」
桃・青・黄・赤「予想外だな〜」
「めっさ(めっちゃ)、棒読みやけど?」
桃・青・黄・赤「気の所為、気のせい〜」
「はぁ、」
紫「橙くん、これからもよろしくね。さっきはノリみたいな感じで言っちゃったけど、本気で言わせてください。俺、本当に橙くんに出逢えて良かった。橙くんに出逢ってなかったら色んな感情にも気づけてなかったと思う。本当に出逢ってくれてありがとう。これからも橙くんの恋人として橙くんの隣に居させてください。」
紫くん、
「勿論です。紫くん、俺からも言わせてください。俺は言った通り人間不信やった。でも、桃や紫くんに逢えた。そこから俺の世界はガラッと変わった。人間不信の俺では気づけないような感情ばかり教えて貰った。俺の方こそ、紫くんに出逢えてなかったら今頃、最悪の場合、自殺しようって考えてたかもしれん。冗談に聞こえてるかもしれんけど、前の俺なら考えてないって言い切ることも出来へん。でも、今の俺はそんな考えは絶対しいひん。大事な友達と恋人を残して死ねるわけないからな。」
紫「橙くん、」
「これからもよろしくな!紫くん!!」
紫「こちらこそ!!こんな俺ですが、よろしくお願いします!」
「紫ぁくぅ〜ん!ほんまに大っ好きやからな!」
紫「んふふ。俺も!!」
これからも俺は大好きな仲間たちと、世界で一番大事な彼女と共に生きていきます。間違いなく俺は宇宙一の幸せ者です。
橙「これからもよろしくな?俺のお姫様」
[完]
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