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竜夜『ゼク!!!』
竜夜が僕の身体に触れる、……正直もうどうでもいい
ゼク『………ッ!……ッ』
僕は声が出せない、全く、あんな事するもんじゃなかった……
竜夜『ゼ……ク……?』
彼が驚くのも無理はない、僕の瞳は、きっと今頃、ドス黒いぐちゃぐちゃな物が奥底にある、それはまるで、僕の苦しみや憎悪を表しているかのように、そのぐちゃぐちゃが掻き回されると、僕のココロは酷く惨む
ゼクス『い……ゃ……ッ』
やっとの事で声を絞り出す、でもなんだか、ココロがひしひしとおとを立ててる気がする……まぁどうでもいいけどねw
僕は、何も言わずに彼を見る、すると彼は宝石の涙を流しながら僕を見てた、なんで?なんで彼は僕なんかに……
そう思ってると、彼は僕に抱きついてきた
ゼクス『?!』
竜夜『ッはぁ……ッはぁ………ッ』
息が荒い……何故?
ゼクス『ゃッ』
僕のココロが壊れる音がする、なんだかもう全部どうでもいい
ゼクス『…………』
竜夜『ゼク……』
竜夜『なんで急にこんな事に……』
そう言って彼は僕の瞼に自身の口を合わす
ゼクス『ビクッ』
バカなことを、壊れたココロはもう戻らないのに……
竜夜『……というかお前、熱は』
そう言って彼は僕の額に手を当てる、僕は素直に聞き入れる
竜夜『……さっきよりも上がってんじゃねーか』
彼は僕をベッドに寝かす、そしてその場にへたり込んだ
ゼクス『ッ竜夜ッ?!』
僕は飛び起きて竜夜を抱えた、ココロ等とうに忘れ、今は竜夜の心配だけをしている
竜夜『はぁ………ッはぁ……ッ』
息遣いが荒く、とても苦しそうだ、僕の熱が移ったのだろうか?
ゼクス『竜夜!はやく寝て!僕はいいから!!』
竜夜『………ッ』
竜夜は僕を見る
竜夜『………一緒に……寝るぞ』
ゼクス『………え………?』