テラーノベル
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夢の中で、ふと俺は目を覚ます。俺の寝室は2階で、寝室の構造は敷布団が3個入るか入らないかくらいの広さで、そこの部屋では俺の兄と姉とそして自分の、3人での寝室として使用していた。
夢の中であると自覚していない俺は、ふと起き上がると部屋の入口の扉に母親と次男がいた。なぜそこで突っ立っているのか不思議に思っていると母親がなにか、怒鳴っていた。
「〇〇〇〇だよ!!〇〇なんだから!・・・・・」とその後の言葉は理解しようとしても聞き取れずそして次男もなにか母親に向かって喋っていた。
冗談じみた喧嘩ではなく、本気の言い合いが目の前で広がっているというのに部屋にいた兄は何も驚きもせず一昔前のゲーム機をいじっていた。
俺が焦っていると突然視点が切り替わり、次は家の風貌が写った。下から見下ろすと言うよりは、アニメのような感じで家が見えていた。本来の家とはかけ離れており、まるで「〇〇えもん」の「ジャイ〇ン」の家を彷彿とさせるような家だった。
母親の怒号が聞こえ、それと同時にまた視点は戻っていた。次は母親が俺に標的を向け、「ジャイ〇ン」の母も驚きの勢いで拳を掲げ向かってきた。俺は驚き、母親を避け、一階に逃げ込むと、、、、
眼の前には、朝食を作っている母と朝のニュース番組を凝視する姉と父親がいた。
俺は先程の出来事を話すと、「何を言っているんだこいつは」というような顔をされ、そこで初めて、さっきの体験は夢であったと気づいたのであった。
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