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夢の中で、出かけることになった俺は、もたもたと準備をしていると、母親から「早くしないと、おいていくわよ」と言われ
急いで支度し、玄関のドアを開けると、母親の車が発進し始めたときだった。
俺は車を追いかけようとするも、時すでに遅くいなくなってしまった。途方に暮れ、母親の車が停めてあったところに目をやると
なにかノートのようなものが落ちていた。俺はそのノートが気になって、駆け寄り手に取る。そのノートは、、、
そう、あの有名な学習ノートが落ちていたのだ。俺がそれを持ったまま固まっていると、母親の車が戻ってきて、
「早く乗りなさい、あそこに行くわよ」と母親が指さしたものは、、竜巻だった。決して大きくないが、それでも車などが突っ込もうものならただでは済まないほどの竜巻が道路に発生していた。先程までその存在に気づかず、俺は慌てて母親に道を変えるよう肩を手で叩くが、母親は微動だにせず、荒れ狂う竜巻の中に発進していった。
突っ込む直前に、目が覚め、飛び起きる。体中に冷や汗が出ていたのに、少し経ってから気づいた。