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Mizo
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はる☻
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リズ青パロ
山中さんがキャラクター上あまり喋りません💦
本家を見てない人でもわかるように作っています!
続きあります!
柔太朗side
舜太、まだこないかな、…
いつも舜太がくるまで、学校前の階段に座って待つ。
コツ…コツ…
これは、舜太じゃない。
コツ……コツ…
!
「お、柔やん!どしたん、いこ」
……!
舜太が前を歩いて、俺が後ろを歩く。フサフサ揺れる髪の毛が好き。
ガラガラ……
「せんせー!鍵くださーい!」
コツ…コツ…
舜太は前を歩いてるとき、たまに後ろを向いてこっちを見てくれる。
それが嬉しくて、そういうところが好き。
「おっはよー…って、柔と俺しか音楽室、おらんな」
笑いながらフルートケースを持って言う。笑い方が好き。
「コンクールの新しい楽譜、みた?
フルートとオーボエのsoli!」
「……うれしい。」
「柔も!?俺も嬉しくってなぁ〜」
…舜太も、嬉しいんだ。
「…うん」
「柔はこの曲知っとった?元は童話らしいで!」
「…知らない。」
「って言うと思て!図書室で借りてきたんよ!」
そういって、舜太は譜面台の上に絵本を置いた。
近い。
「昔、あるところにリズという女の子が___」
そのまま、舜太は読み聞かせを始めた。
サラサラ揺れる髪の毛が綺麗で、…俺は咄嗟に、体を近づけていた。
寄りかかる、寸前
「soli、吹いてみぃひん!?」
舜太はガタッと立ち上がった。
「いいよ」
舜太は構えた。同時に、俺も構える
〜♪
「めちゃくちゃええやん!!」
「なんか、リズと青い鳥ってさ、俺と、柔太朗みたいやな!
柔太朗がリズで、俺が青い鳥!」
リズと青い鳥。
昔、一人ぼっちのリズという少女がいました。
リズはひとりで寂しく暮らしていましたが、人間の姿になっている青い鳥を拾い、幸せな日々を送り続けます。ですがリズは、「私が青い鳥を鳥籠に閉じ込めているのではないか」
と思い、「あなたは自由になるべきよ。そのしなやかな翼で、どこまでも高く飛べるはず」
といい、空へ見送る決断をする。という儚くて悲しい少女と青い鳥の物語。
「バットエンドなんていやや〜ずっとふたりで入れればいいのに」
……舜太も、俺と同じ気持ちなんだ。
2人の、この時間が好き。
ガチャ
「おっはよーございまーす」
「って、邪魔!」
「あはは〜部長さんこんにちは〜」
勇斗と仁人がきた。ユーフォニアムパートで副部長の仁人と、トランペットパートで部長の勇斗。
お調子者の勇斗と、しっかり者の仁人はなかなか噛み合わないけど、なんだかんだいって仲がいい
「おー、勇ちゃんに仁ちゃんやん!おはよ!」
「…おはよう」
「柔太朗。おはよう、練習できてる?」
仁人は優しく話しかけてくれた。
「うん。いまは、舜太とsoliの練習してて__」
「おっはよー!!!!」
「っうるせぇ太智!!」
仁人はビックリしたように太智を怒り出した。
ガヤガヤし始めたその裏で
「舜太せんぱーい、パート練しますよー」
「あぁごめん!今行くわぁ!…じゃね」
舜太に小さく手を振る。舜太はいつも周りに囲まれてて、輝いている。
舜太が譜面台に置いていった、絵本だけが残った。
コメント
1件
ああ、なるほど……「リズと青い鳥」のモチーフがそこに絡んでくるのか。柔太朗の静かな視線で描かれる世界観がとても好みです。言葉数の少ない柔太朗だからこそ、譜面台に置き去りにされた絵本の存在感が際立っていて、この先どう使われるのか気になります。舜太の明るさと柔太朗の内省的な距離感が、童話の二役を思わせてじんわり来ました。続き、楽しみにしてますね。