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あれから、数ヶ月。


一緒にいること増えた。

夕飯は一緒に作るし、眠くなるまでリビングにいるし。課題も部屋じゃなくリビングでするようになった。


みんなでワイワイして、とても楽しかった。


学校では、1人。中々慣れなくて、もうグループができちゃってて。まあ、1人でいる子も数人いるし、それでいいかと思ってた。


休み時間もする事ないから、音楽ききながら、勉強してる。

もちろん音楽はみんなの曲。入学祝いにって、イヤホンもらった。スマホにCDを録音できる機会があって、それで入れてもらった。


みんなの声が聞けるから、不思議と寂しくない。


勉強ばっかだから、成績はトップ。

そりゃ、家に帰れば家庭教師が2人いるからな(笑)


お母さんの容態も落ち着いて、回復に向かってるらしい。

癌も早期発見で、手術で取り除けたそう。

良かった。


今日は体育祭の話し合いがあるらしい。


体育祭かぁ…


したことないんだよなぁ…



学級委員長「体育祭では、リレー、徒競走、借り物競争とダンスをすることになりました!で、曲を決めたいと思います!」

副委員長「どんな曲がいいか、意見をお願いします!」


私、そういや、みんなの曲しか知らないや…


そう思いながら話を聞いてると、まさかの曲が上がってきた。


みんなの曲が数曲候補にあがり、そこから選ぶことに…

せっかくいい曲ばかりだから、私は勇気をもって、手を挙げた。


学級委員長「あ。杏佳さん!」

私「あの、メドレーにしてはだめですか?」


みんなシーンとなる…


副委員長「いいですね!だれか編集できたりしますか?」


誰もいなかった……


するとクラスの子が

「自分でいいだしたなら、自分でしてきてよ」


えっ?


学級委員長「それはちがうでしょ。」


「だいたいダンスとかあんな激しいの、踊れるわけない!」


そんなヤジが飛び出した。


その時だった。


担任「ダンスは練習してから言え。やる前からあーだこーだ言うな。よし、メドレーと、ダンスは決定で、あとは、杏佳と学級委員長学級副委員長。あと1人だれか手伝ってくれるやつ!」


すると、人気者の中川くんが手を挙げた。


「ダンス、得意なんで俺やります。」


体育祭にむけて、担任と4人の執行委員がきまって、それぞれ種目の担当を振分け、わたしと中川君はダンスに決まり、今日は終わった。


放課後、担任から呼び出され、相談室に行った。


すると、みたことある、男性が2人いた。


あれ?以前ちょっとだけ収録現場に行った時にいたスタッフさん。ディレクターさんだった。


私「失礼します…」

担任「あ、きたきた!」

私「あ、あのーディレクターさんですよね?」

ディレクター「覚えてくれてたんだ!」

担任「顔見知りだったんですか!よかった。」

私「なんで私…」


コンコン。

「失礼します!」


そう言って、光本さんと、涼宮さん、深谷さんが入ってきた。


私「え?」


校長「では、話を進めましょうか」



え?なんの話し??

先生はアイドル?私専用カウンセラー

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