先日投稿した第8話は読んでいただけたでしょうか。今回はそれの続き(?)です
折角なら旧国×日本も書きたいと思い、追加で診断してきました。わかっているとは思いますが日帝受けではなく日本受けです
使用した診断のリンクはこちら
https://shindanmaker.com/525269
私の書く旧国は結構平和思考なのでイカれてる旧国が好きな方には合わないかも…?
今回はガッツリセンシティブ有りです
お題の解釈が曲解すぎて、いやそうはならんやろと思われるものもあります。グロにはしたくなかったんです許してください
以下、お品書きです
⑥日帝日
⑦イタ王日
⑧ナチ日
⑨ソ日(R18)
⑥日帝日は『指を絡めて10分見つめ合わないと出られない部屋』に入ってしまいました。30分以内に実行してください
目が覚めると、そこは白の世界
僕は日本、元気な社畜さ!
…ここがフィクションなら、こういう始まりになってただろう
紛れもない現実で、見覚えのある箱庭に閉じ込められた僕は文字の書かれた壁を見つめている
いや、僕”達”か。隣には一緒に巻き込まれた父さんがいるのだから
彼の背には毛が逆立って体積の増えた白い尻尾
何が起こっているのか分からず、警戒オーラを振りまく父さん
「ここ多分、出られない部屋ってやつですね」
そう説明すると、これがあのにゃぽんが言っていた部屋か、と思いの外あっさりいつもの様子に戻った
父さん、戦争が終わってからどんどんオタク化してるな。日本家の血には抗えないということだろうか、今度おすすめの漫画貸そう
けれど、問題はまだ解決していない
状況を理解した父さんが、今度は姿の見えぬ犯人に向けて怒りを顕にしていた
「誰だこんなことをする奴は…」
大きな耳を反らせシャー!!と威嚇している
この場には虚空しかないのに、今にも抜刀し斬りかかりそうだ
どうどう、と力の入った肩に再び優しく手を置く
「まあまあ…危害を加える意図はないみたいだしいいじゃないですか…」
しかし…と警戒をとかない父さん
その間にもタイマーの時間は刻一刻と減っている
失敗することも考えると、早く始めなければ
警戒を解くには、多分こうするしかない
「それに、父さんとこうした触れ合いをする機会なんてあまりないですし…僕は嬉しいですよ」
精一杯はにかんで、積極的な態度を示す
僕に甘い父さんなら、僕の意見を尊重してくれるだろう
「そ、そうか…ならいい」
「座った方がやりやすそうですね」
思った通り警戒を解いて協力的な態度になる
ちょこんと正座をして両手を突き出した
「あまり時間がありません。父さんも、早く」
「……嗚呼」
逞しい手がするりと絡み、熱が重なった
静かな空間に時間を刻む電子音が小さく鳴り響く
視界の中央には夕陽を思わせる紅色の瞳
僕の真っ黒なものとは違う目を奪われる赤
その色に憧れて「僕も赤い目が良かった」と駄々をこねていた幼少期を思い出す
記憶の中で苦笑いをする当人は今、ポワポワとしたオーラを振りまきながら、尻尾を大きくゆっくり振っていた
変な所で不器用な父さんは耳や尻尾を上手く引っ込めることが出来ない
そのため普段は服の下に隠しているのだが…今日は珍しく隠さないようだ
視界の端で揺れる尻尾を追いかけること約五分
そろそろ静寂に耐えられなくなってきた
何が会話をしなければ暇すぎて集中が持たない
しかしいつも一緒にいるような相手にできるような面白い話題は持ち合わせていない
仕方なし、と思いつく限り無難な話題をもちだした
「見つめられるとなんだか恥ずかしいですね」
10分も耐えられないかもしれないです、と苦笑いしてみる
つられたのか、父さんの顔にも僅かに笑みが浮かび、そうか?と余裕そうな声が返ってきた
「俺は10分と言わずとも、ずっと見ていられるけどな」
少し外側を向く赤と白の耳
緊張からか手の間の湿度が高まる
溢れる手汗に焦る僕とは真反対に、無表情のまま手をニギニギさせる父さん
何を思ったのか、僕の手ごと己の手を口元に寄せ、細い指先に接吻した。その間も赤い目は真っ直ぐ僕を見つめている
「っ…………!!?」
自分でもわかるほど頬を紅潮させる
そんな僕を見て、父さんはとても楽しそうな様子
「フフ、どうした顔が赤いぞ?」
大袈裟にくねらせる尻尾、いたずらな笑顔を浮かべる端正な顔
尻尾を出していたのは僕をからかうためか
遊ばれているようで不満だが、綺麗な笑顔には逆らえない
ほぼ同じ遺伝子を持っているはずなのにどうしてこうもちがうのだろう
ずるい程の格好良さに目を逸らしたくなる
「外国ではこうして親愛を示すのだろう?何も恥ずかしいことは無いではないか」
ズレそうになる視線を逃がすまいと近づく顔
細められた目から覗く燻る欲
親愛なんぞでは足りないと言わんばかりの目をしておいて、よく言うよ
「父さんの意地悪…」
「おっとすまん、先輩のが移ってしまったみたいだ」
「ナチスさんとイタリア王国さんは僕に意地悪しませんよ」
「それはそうだな。日本に手を出したら、いくら先輩方でも容赦はせん」
ギラギラと光る赤はまさに獲物を狩る目
この感じ、本気だ。きっと骨も残さないだろう
モテるタイプじゃなくて本当に良かった…心から思った
「父さん目が怖いです」
「すまない怖がらせてしまった」
伸ばした尻尾で背中を撫でられていると時間経過のアラームが鳴る。それと同時に壁に扉が出現した
「10分経ちましたね、早く出ましょ」
ささっと立ち上がって湿った手を開く
しかしその手は未だ掴まれたままだ
「父さん?もう手は離していいんですよ?」
滑りを利用して抜け出そうとしたが余計強く掴まれてしまった
「たまには手を繋いだっていいだろう」
昔のようにな、とはにかむ顔に重なる懐かしい面影
「ほら、家に帰ろう。きっとにゃぽんが心配している」
「はい!」
何も無い白い床に、夕焼けに照らされた田舎道が現れた気がした
⑦イタ王日は『5分以上キスをしないと出られない部屋』に入ってしまいました。
80分以内に実行してください
「あ、やっと起きたね」
「ねぇ聞いてよ〜僕たち、閉じ込められちゃった〜」
「あれやんなきゃでられないみたいだよ」
まだぼやけている脳を通る少し高めの声
その主は、見知らぬこの部屋と同化しそうな程真っ白な軍服を纏った長身の彼、イタリア王国さん
一体、どうしてこうなったんだ
ピッツァパーティをするから来ないかとイタリアさんにお呼ばれして…向かう途中までは覚えている
意識が浮上してきた頃口元にキスされ眠り姫よろしく飛び起きたのがついさっきの出来事
出会うはずだった人物とよく似た彼が、僕を見つめ頬をツンツンと突きながらニコニコと状況を説明する
イレギュラーな状況でもマイペースなのはイタリアさんに似ているなと思った
示された先にあるのは無理難題にも思える脱出条件と2つのタイマー
まだ稼働していない小さなタイマーが継続時間を計る方なのだろう。改めて表示を見ると、5分というのはとても長く感じられた
「5分もキスだなんて…」
「そう?結構簡単だよ?」
僕と違って、余裕綽々な彼。やはりラテンの方々の言うことは違うな、特殊なキスでも朝飯前とでもいうのか
「日本キス苦手だもんねぇ…せっかくだからここで克服しようか」
あたかも僕とキスした事あるような言いぶり
付き合ったことも、キスしたこともないのに僕の何を知ってるんだと思いつつ、図星なので何も言い返せない
頬の膨らんだむくれ顔を笑われながら、自然な造作で顎を掬われる
視界に収められたドロリと溶けた瞳に、得体の知れない恐怖を感じた
「ゆっくりやってあげるから、息継ぎの仕方覚えようね」
「鼻で息をするんだよ」
唇を合わせた瞬間から減っていくもう一つのタイマーの時間
綺麗な顔が目の前にあることに耐えられず、ぎゅっと目を閉じた
繰り返し押し付けられる唇
首筋に触れる指が時々トントンと肌を叩く
この時に呼吸をしろと言うことだろうか
指示通りに息を吸うと、腰を抱く手が褒めるように撫でた
リードされながら学ぶこと数分
最初は緊張からか上手くいかず何度も唇を離してしまったものの、だいぶ慣れてきた
五回目のキス
首筋を叩く指と同じタイミングで息を吸う
首への刺激で呼吸をするという新たな神経回路を形成したような、反射的な行動
唇を押し当てるだけの約一分
薄目を開けると秒を示すパネルの一桁になった数字が目に入った
もう少しで一分経過だ、このまま行けばあとの四分間耐えられる
すっかり安心しきる僕、それを見て変わる彼のオーラ
首にあったはずの手が後頭部を強く押し、僅かに空いた隙間から生温い何かを侵入させた
四分。舌が巻きついてきた。根元から絡め取られ、ザラザラした表面を擦り合わせる。溢れ出る唾液をジュッと吸われると体が震えた
三分。上顎や歯茎の裏など敏感な所を重点的に刺激される。口の中に性感帯があるなんて知らなかった。いや、知りたくなかった
二分。感覚が機能しなくなった。触れ合う唇の境界が無くなりどこまでが自分なのか分からなくなる
一分。思考が溶けて何も考えられない。気持ちいいという認識だけが頭を埋め尽くす
十秒。タイマーがカウントダウンのアラームを鳴らす。もうすぐ終わる、そう思った時、上顎を舐めていた舌がさらに奥に侵入してきた
隙間なく密着した唇、口腔に溜まる熱い二酸化炭素
息をしようにも鼻を塞がれる
喉の入口を長い舌が舐め嘔吐きそうになる
だんだん薄くなっていく酸素に意識が離れていく
フェードアウトする視界で煌めく白く小さな星々
あ、もう……むり…………
手放しそうになる1歩手前で鳴るブザーの音
ズルリと出ていく舌とを繋ぐ唾液の糸が、細く伸びてプツリと切れる
ようやく離された口からは求めていた空気が入ってきた
咳き込みながら大きく息をして不足分の酸素を吸入する
過呼吸気味に息をする僕を見てイタ王さんは眉を八の字にさせ口角を大きくあげた
「ごめんねぇ意地悪しちゃった」
クスクスと反省の色のない笑みをみせる
この人、ナチュラルな鬼畜だ
あんたのせいで死にかけたぞと睨むも返されるのは爽やかな微笑みだけ
やはり乱世を生きた国、外面が良くともまともなはずがなかった
「ふふふ、その顔かぁわいい。僕のこと誘ってる?」
苦しみで気絶寸前だった日本は息を荒げ、顔を真っ赤にし、潤んだ目に涙を浮かべている
扇情的と言われても仕方ない
弱った姿を晒し蹲る獲物に、イタリア王国の身体はグツグツと湧き上がる抑えられない欲で支配された
「その気になっちゃった。責任とってね」
覆い被さる白い巨体、途切れた叫び声
しばらく出ていかないことを悟った部屋は静かに扉を閉じた
⑧ナチ日は『どちらかが相手の一部を食べないと(飲み下すこと)出られない部屋』に入ってしまいました。
80分以内に実行してください
突然だが、今、僕はとても困惑している
だって、暗いオフィスでドイツさんと残業していたはずが、気づいたら明るいこの部屋でナチスさんと寝ていたのだから
なにかのマジックと思って、ひどく驚いた少し前の記憶を思い出す
初めて来た場所なのに、なぜか見慣れた景色
それが液晶越しに何度も見た景色と同じだと理解するのに、そう時間はかからなかった
ここって……出られない部屋じゃん
頭の隅で、この部屋について熱く語っていた昨晩のにゃぽんを思い出す
一体誰がこんなこと…さてはあいつか?だとしてもなんでこの人と…
…………いや、考えたってしょうがないな。こういうのって大抵ご都合主義だし
早々に考察を諦め、視線を移す
その先には、先程の自分と同じく何事かと思考する彼
口元に手を当てて少し上を見つめている
どうやら、彼も考えが纏まっていないようだ
考えても意味が無いからと、彼にこの状況を説明する
非現実的な状況をどう伝えようかと心配したが、君が言うのだからそうなんだろう、とすんなり理解してもらえた
状況把握が済んでお互い心に余裕ができる
とはいえ、久しぶりに会った知り合いと何も無い部屋で二人きり
なんだか少し気まずくて、気を紛らわせようと、ここに来るまで何をしていたか質問した
どうやら彼は実験中にここに来てしまったようだ
なんの実験か気になるか?と聞かれたが全力で拒否した。僕はグロが苦手なんだ
もういいや、さっさとお題をこなして外に出よう
気を取り直して、お題の書かれた壁を二人で眺める
この広い空間で、何故か僕のすぐ隣に立った彼。左手は僕の腰をがっしりと掴んでいる
近いです、ナチスさん。あとそれセクハラです
お題は”どちらかが相手の一部を食べる”こと
ふざけんな。カニバリズムなんて、冗談じゃない。さっきグロは苦手と言ったじゃないか。ナチスさんはどうか知らないが、僕にそんな趣味は無いぞ
しかも相手は元軍人。力量を考えると、確実に僕が食われる方だろう
気分はまな板の上の鯉だ。恐怖で体が震える
何処なら被害が少ないかな…とあれこれ考えていると、隣にいた彼が正面に立った
「一部、の解釈は自由なのかな」
何か良い案が思いついたのだろうか
頬に手を添え、親指が唇をトントンと叩いた
「日本くん、口を開けたまえ」
素直に口を開けると、右親指を口内に入れその状態で固定される
歯の上に指が乗っているので下手に口を閉じることが出来ない
「な、なんでこんなこと…」
困惑する僕に彼は所見を述べる
「分子レベルで考えると人体は水以外の大半がタンパク質で作られている。そして、唾液にはタンパク質が含まれている。これらは君の遺伝情報に基づき生み出された、紛れもない君を構成する一部と言えるだろう」
「つまり、君の唾液を私が飲み込めば、理論上、条件を達成できるというわけだ」
成程。科学に精通しているナチスさんらしい考えだ。それならば羞恥はあれども人体へのダメージは無い
要は、彼の口内へ唾液を垂らせばいい
少しの間、雛に餌を与える親鳥のようになればいい、それだけだから
一安心する僕の頭がグッと引き寄せられる
至近距離の赤黒い瞳がニヤリと弧を描いた
「これがダメで、身体を噛みちぎれというのなら、その綺麗な眼でも喰らうとしよう」
食欲が抑えられない獣のように、粘液を纏った舌が形のいい唇をなぞる
嘘だろと思いたいが、この人ならやりかねない
この方法で出られなかったら…考えたくもない未来が体を竦ませる
そんな日本をみてナチスは恍惚の表情を浮かべた
嗚呼、なんて愛らしい。そんな顔をされると今すぐにでも喰らいついてしまいたくなる
穢れなく美しい君の眼球はきっと最上級に甘くて美味なのだろうな
そんなナチスの思惑を日本は知る由もない
ガーネットの発する妖しい輝きが体の自由を奪う
脳髄を支配されそうな感覚が怖くて目を瞑りたいのに、操作の効かない体では目線すら動かすことが出来ない
冷めた唇へ近づく熱い吐息
音もなく這い出た長い舌が、隙間を縫って侵入した
齧りつくような、力強いキス
口内にいたはずの右手は背中に回されていて、苦しいほどに身体を締め付ける
なんで….僕、キスされてるんだ?
想定と異なる行動に困惑が隠せない
居場所を求め彷徨う自身の舌
当たるだけで怪我してしまいそうな彼の歯に触れる度、この攻撃的な牙に喰いちぎられる可能性があるのかと、思い出した最悪な想像が頭をよぎる
ゾクリと震えた背中に、彼の目が笑った気がした
尖らせた硬い舌先が舌根を突く。的確に刺激された唾液腺から溢れ出る唾液が、口端から漏れる前に吸い取られた
喉仏を大きく動かして、ゴクリとわざと大きな音を立てる
破廉恥な方法で唾液を飲まれた事実を突きつけられて頭がパンクしそうだ
遠くの方で鳴る解錠音
それに反応して離れていく唇
た、助かった…
力の抜けた体が支えを失って、崩れるようにへたりこんだ
「おや、これでも許可されたようだな。実に残念」
ケタケタと笑う彼。目が笑っていない様子から本気さが感じられる
「ハハハ、冗談だ。君の血肉を喰っただなんて言ったら私の命の保証はないからな」
まあ負けるつもりは無いがと不敵な笑みをうかべる
見下ろされているということもあって、逆光の彼の笑顔はいつもより怖く感じた
「それはそうと……君、腰が抜けて立てないのだろう?私の手を取れ。家まで連れて行ってあげよう」
片膝をついてしゃがみ込んだ彼がそっと僕に手を差し伸べる
この手を取ってもいいのだろうか
怖気付いたが、この手からはなんだか優しさが感じられる
おそるおそる手を取ると強い力で引かれさっと抱き上げられた
「よし、いい子だ。危ないから大人しくしているんだぞ」
視界の先で扉が静かに閉まり、部屋が消える
すぐ先には僕と彼の別れ道のT字路
この道を右に行けば僕の家だ
しかし彼は迷いなく左の道へ歩を進めた
「え、あのっ!?ちゃんと家に帰してくれるんですよね!?」
「それは君次第だな」
せいぜい頑張れとでも言っているのだろうか、ぽんぽんと背中を叩いてあやされる
こうなっては逃げられない。大人しく諦めよう
緊張の抜けた瞼が鉛のように重くなって、視界を黒く染める
ドイツさんが居なくなった僕を探してくれることを願って夢の世界へ逃げ込んだ
⑨ソ日は『相手の身体の部位を潰さないと出られない部屋』に入ってしまいました。
20分以内に実行してください
視界にとらえたのは、見知らぬ広い部屋
反射的に硬い床から起き上がって武器を構える
この状況、明らかに監禁だ。でも、一体誰が?
俺に恨みのある誰かの仕業だろうか
しかし、この空間に悪意や殺気といったものは感じられなかった
奇妙な部屋で確認できたのは、部屋を出るための条件が書かれたパネルと、数値を減らしていく30分のタイマーのみ
条件があるということは、犯人はこちらの行動を常に監視しているのだろう
それにしても…時間制限があるのか、厄介だ。あれが0になったら本当に出られなくなるのか?
思えば、監禁するのに武器を奪わないのはおかしい
おまけに意図の分からない条件の内容
犯人の目的は一体何なんだ
全く見当がつかないが、命の危険はない、勘がそう告げる
何より、この俺を一瞬で拉致できるような奴だ。下手に反抗しない方がいいだろう
警戒を解いて武器をしまった
………どうやら”彼”は俺よりも先に目覚めたようだ
薄い気配のある、対角線の隅へ向かう
そこに居たのは、暗い雰囲気を纏い蹲る日本
渇望してやまない、小さな太陽
今はストーカーのアメカスや、番犬の日帝はおらず、なんとも都合が良い
目の前にしゃがみこんで、俯けた顔を掬い上げる
光の消えた黒い眼に自身の姿が鮮明に映った
こいつ……えらく弱ってるな
目のクマが酷いし、雰囲気からしても疲弊しているのが分かる
そういえば、一週間くらいエナドリのみを摂取し寝ずに仕事をしているから心配だとロシアが言っていたな
他人を気にかけないあいつが心配するほどだ、自分の身を顧みず目的を達成しようとする所は日帝によく似ている
…いやいや、感心している場合では無い。早く条件とやらを達成しなければ
おい、と虚ろな彼に声を掛ける
それだけで身体を震わせるのが小動物のようで可愛らしかった
「潰されるなら何処がいい?」
俺は優しいからな、選ばせてやる
ニヤリと笑う俺に、ゲッソリした苦い顔をした
「どこも嫌ですよ…」
どこか怯えを感じる表情
きっと、潰す=機能停止させるとでも思っているのだろう
俺はそれでも構わないが、その理屈だと他国を攻撃出来ない日本は一生出られなくなる
こいつはもう少し悪知恵というものを身につけた方がいい
だけど、今はその純粋さが好都合だ
思惑を悟られないよう素知らぬ顔で呟いた
「一つ、平和的な解決方法がある」
その言葉で、暗い目に光が灯る
「痛いのは嫌だろう?お前も協力してくれるよな」
人当たりのいい笑顔で尋ねると、途端に顔を綻ばせ首を縦に振った
内容も聞かずに同意するなんて馬鹿なやつ
よっぽど俺を信用しているか、平和ボケしているかだな。こいつの場合後者だろうが
そんなんだから俺みたいな奴に付け込まれるんだ
どうであれ、一度同意したんだ。こちらの言うことに従ってもらおう
「じゃあ、下脱いでこっちに尻向けろ」
「なっ、何言って…!?正気ですか!?」
「一週間ロクな飯も食わず徹夜するような奴に言われたかねぇな」
正論で殴られて、返す言葉もなく呻く
「というか、早くしねえと出られなくなるだろうが。さっさとやれ」
あと25分しかねえんだぞ
急かすが、でも……と悪足掻きのような態度で食い下がる。無駄に強情なやつだ
「それとも…俺に脱がせて欲しいのか?」
「いえ、自分で脱ぎます」
ちっ、つれねぇな。そこはYesで返すところだろ
恥ずかしいから準備できるまでこっちを見るなと反対側を向かせられる
もっと恥ずかしい姿を見られるってのに何を気にする必要があるんだか
ベルトの金属音が鳴り止んで、いいですよ、と震えた声が告げる
振り返ると四つん這いになった日本が下半身を露出させこちらへ小さな尻を向けていた
思った通り、中々に唆る光景じゃないか
「クク、いい眺めだな」
白い肌を赤く染める彼を見つつ、中指に唾液を垂らす
「入れるぞ」
唾液を纏った指がつぷりと侵入する
緊張状態だからかキツく閉ざしていたが、太ももを撫でてやったら力が抜けすんなり入った
こいつの体格なら多分この辺りのはず…
内壁を優しく愛撫しつつ目的のものを探る
「う…ふっ…んっ…!」
「おい声我慢すんな聞かせろ」
耳元で言い聞かせると蕩けた悲鳴が漏れ、立ち上がった小さなモノが大きさを増す
まだ少ししか触っていないのにこれだけ感じるだなんてもはや才能だ
こんな逸材を自分好みに開発したらさぞかし楽しいだろうな
興奮が隠しきれず指の動きが激しくなる
グチュグチュとナカを掻き回す淫らな水音
僅かな力を込めて伸ばす細い腕
体内で動く指の異物感に怖気付いたのか、今更ながら逃げ出そうとしている
しかし、時すでに遅し
入り切った指の先がある一点を掠める。その瞬間、日本の体が大きく跳ねた
「んぁ゙っ!!?」
「お、ここか」
触れるごとに肥大化していくそこを集中的に刺激する
自ら弱点を晒すなんて潰してくれと言っているようにしか思えない
「ひっ!?はぁっ…あ、っっ!らめっ…」
「やりずらい。俺に掴まれ」
一旦指を抜いて自分の膝の上に乗せ、こちらを向かせる
もう一度唾液を追加して、今度は二本指を挿入した
「こっちの方がやりやすいな。お前の反応もよく見れる」
直ぐに元の場所へたどり着いた指たち
今度は焦らすように、膨らみの縁や側面をゆっくり優しく撫でる
先程とは違う直接的では無い刺激に、彼は物足りないと言いたげな表情をしていた
「う……んん……っやら、そこばっか…!」
「…お前、反応の割に締め付けがきついな。さては処女か?」
てっきりアメリカにでもヤられたと思ってたんだがなぁ
そんなジョークに羞恥と恐怖の入り交じった瞳を潤ませる
図星、か。どうせ、最後まで犯されるとでも思っているのだろう
「安心しろ。ハジメテを奪うつもりはねえよ」
今回は、な
涙の浮かぶ、引きつった目尻へ舌を這わせる
笑顔や照れ顔もいいが……やっぱり、泣き顔が一番興奮する
塩っぱいはずのそれは何故か甘く感じた
段々と凝りの中心へ向けて指を動かしていく
近づくにつれ甘くなる高い声
焦らされた体はそろそろ与えられるだろう刺激を待ちわびるように熱を昂らせていた
「ん、っふぅ…!あの、ぉっ…それん、さ…」
「なんだ?もうイくのか」
「いく…いっちゃう、からっ、とめて…!」
「今止めても苦しいだけだろ。楽にしてやるから、ここでイけ」
螺旋を描いてようやく中心に到達した指
今から潰すぞと指の腹で擦って分からせる
狙いを定め、垂直に立てた人差し指をグッと下ろし、力強くそこを潰した
「あ゛ぁぁあ゛あ゛っ………!!!」
張り詰めたモノから押し出されるように、勢いよく溢れる白濁
服を汚さぬようそれを近くにあったティッシュで受け止めた
緩んだ肉壁から腸液の絡んだ指を抜く
こちらに寄りかかる力の抜けた身体
だが俺はその重力に逆らうことなく、彼と一緒に床へ倒れ込んだ
「これで、俺も体を潰されたぞ」
タイマーは約3分を残して停止している
条件を達成したと認定された証拠だ
どこかにいるであろう犯人に語りかけ、上体を起こす
「早くここから解放しろ。さもなくば粛清だ」
天井の隅に仕掛けられた超小型カメラを睨む
画面越しに威圧が伝わったのか直ぐに扉が空いた
「……ハハ、こんな簡単に手に入るなんてな」
俺はとてもツイている
全てを遮断された密室で”獲物”と二人きり
此奴を狙う邪魔な奴らは居場所を掴むことができない
そして、当の本人は疲弊からか、気絶するように深い眠りについている
あまりにお膳立てされた都合がいい状況に、攫ってほしいのではと思ってしまう
ならば、遠慮なく攫わせてもらおうじゃないか
湿った指を拭って、起こさないよう小さな体を床に寝かせる
傍に置かれた、綺麗に折りたたまれたスーツ
そのズボンのポケットから、彼の社用スマホを取り出して、勢いよく踏み潰す
彼の生命線はただの鉄屑に成り下がった
「これで、アイツらも追えなくなった」
脱がした服を、ついでに俺の帽子とコートも着せてやる
大きな服に包まれ穏やかな寝息をたてる眠り姫
ガラス細工を扱うよう慎重に横抱きする
重く閉ざされた瞼にキスをして、高らかに笑った
「これからどう可愛がってやろうかな」
扉の向こうは雪の吹き荒れる白い寒獄
境界を跨いだ彼らの姿は瞬く間に消えていった
最後のお題に関してはR18の内容にしなくてもいい気がしましたが潰すといったらこれが最初に思い浮かんじゃったので…イタ王とナチのも展開一緒になっちゃったし色々反省ですね
旧国×日本好きなので今後もたまに書こうかなと思ってます
コメント
8件
……_(´͈.̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨.̸̸̨̨ `͈ 」 ∠)_出血多量で死んだら責任取って日本受け墓に備えてください!꜀( ꜆×ࡇ×)꜆
うわ ~ !!!😭😭😭✨ 旧国 !旧国!!😭✨幸せだ ~ !!!🥹🫶🏻️💓 えっちな小説も 書けちゃうの 本当に 尊敬でしかないです .. 😢💖 旧国 × 🇯🇵 是非 また書いてください !!私たちに 幸せをありがとう .. 🤦🏻♀️💕
まじで才能の塊か、、、? 私では考えられない表現や言葉が続々と出てきてとても参考になります! 本当に好きです。