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山吹：先攻後攻どっちがいい？
柳瀬：さっき駒がやってるの見てたから俺からで
春田：おい誰が駒だ！！
御崎：別に見てたからって大差ないだろ
ーパーン
柳瀬：ふぅ、落ちたけど気持ち曲がったな…
山吹：そうね〜
九十九：ねぇ曲がったとか分かんなかったんだけど…
小室：安心せぃ、俺も分からん
菖蒲：動体視力鬼かよ
山吹：それじゃあ私の番
ふぅっと一息。コルクを詰めた銃を構え目標物を狙う。大きさ、重さをかみし、集中する。
人差し指にかかったトリガーを引く。
➖パーン
いい音とともに、狙っていたキャラメルが落ちる。
山吹：よっしゃー！！
柳瀬：山田ゴチになりま〜す
山吹：よろしく〜
山田：え？やばいじゃん、財布空になる……
山吹：私、お腹減った〜あ！焼きそば食べたい！！
柳瀬：じゃ、俺はたこ焼きで
山吹：男に二言はないんだろ？
山田：ヒャィ……
菖蒲：ヤンキーじゃん
小室：目がマジだったな〜
春田：あれで女番長じゃないってマジ？
百日紅：実は裏でやってるのかも…
九十九：裏番ってこと！？！
山吹：私そんなことしてないから！！それにかづ上げとかじゃなくて本人が言ったんじゃん
月城：まぁ確かに…
九十九：山田さんが悪いってこと？
柳瀬：そうなるな
山田：おい！ゴミドリ！こんだけ買わせて食べねーってことないよな…？
柳瀬：こむぎが食べるでしょ
小室：え？食べてもええんか？
山吹：いいよ〜二人にはわたあめ上げる〜
菖蒲：良くやった
百日紅：やった〜！ごちそうさまで〜す
山田：腹立つ…！！
九十九：でも、もらっちゃっていいの？
山吹：まぁ、山田が奢るって言った瞬間に私達の目的は山田の財布を空にすることだったからね。
柳瀬：そう。二人は煽ることしなかったし、もったいないからいいよ
九十九：それじゃあ、遠慮なく。
月城：あれ？そーちゃんは？
灰塚：誰か〜助けて〜
春田：そーちゃん！？！
御崎：そりゃあんなかぶりものしてたら子供に好かれるだろ…
菖蒲：ちょっと助けに行ってくるわ。そこのあなたも行くわよ
小室：え？俺？
菖蒲：あなたのその筋肉はハリボテなのかしら？
小室：行くっきゃねーな！！
九十九：ねぇねぇはるさん
春田：何〜？
九十九：今ここで二人っきりにしたらいいんじゃない？
春田：さすがか？
九十九：僕ってば天才！？！
春田：おいバカ！声がでけーよ
九十九：ご、ごめん…
春田：よし、いい感じに二人だけ残すぞ
九十九：はい！
春田：うた、久美あっち見に行こうぜ！！
百日紅：行く！！うたくんも行こ！！
御崎：お、おい！！引っ張るな！！
山田：あれ？はるてぃーたちは？
九十九：はるさんならうたくんと久美先輩とどっか行きましたよ？
山田：あれ？ゴミドリと〇〇は？
九十九：あれ？（すっとぼけ）
月城：そーちゃんたちの姿も見えませんね
山田：迷子かよ……まぁあるってりゃ見つかるだろ
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