テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
政治的意図はありません
戦争表現少しあり
香る菊、朝菊要素あり
🔰
それではどうぞ
数百年前
「ほら香、ここが我の弟の家ある」
「老師、弟いたんすか」
「あったりめーある!すんげえ可愛いあるよ‼︎」
「へーそうなんすね」
「なんあるかっ⁉︎そのつまんなそうな感じはッ⁉︎とあんまり騒いじゃ起こしちまうあるな」
「?寝てるんすか」
「ああ、お前が生まれる数百年前に寝ちまったある。お前よりずっと年上ある。兄みたいね」
「兄、、、ずいぶん長い時間寝てるっすね」
「ああ、そうあるな。お、ここある」
そう老師が言うと一つの障子の前についた。
老師は音をなるべくたてないようにゆっくり障子を開いた。
そこには、布団にくるまり畳の上で寝ている人物がいた。
「ああ、また布団から落ちてるある。よっこいしょ」
ちょっと軽くなったあるか?と言いながら老師はそれを落とさないように抱っこした。
老師がそれを布団に戻す時に、老師よりは長く黒い髪が見えた。
「老師その人、老師より髪長いですね女の人みたい。名前なんて言うんすか?」
「いや、男あるよ。どうせ髪切るのがめんどくせーだけあるよ。菊いうある」
「へえ、じゃあ菊兄っすね。いつ起きるんすか?」
「いつかある。今はただ待ってやるある」
現在
「おや、こんばんわ。香くん」
「、、、菊兄、、、」
久しぶりに見た菊兄は、長かった髪をバッサリ切って赤いピアスをしていた。
「、、、き「こうして話すのは初めてですね。貴方が生まれる前に私は眠ってしまいましたから」」
「、、、髪、切ったんすね」
「ええ、邪魔くさかったので」
「、、、」
「話すことがないんでしたらお帰りなさ「老師はッ」!」
「老師は、貴方のこと信じてたのに、なんで、なんで裏切ったんすか⁉︎」
「、、、私は、別にあの人を信用してはいません」
「、、、は?」
意味がわからない。老師は貴方のことを自慢するくらい信じていたのに、貴方は信じていなかった?何言ってるんだこの人。
「あの人が勝手に私を信用していただけです」
菊兄がそう言った瞬間俺の中で何かが壊れた気がした。
「さあ、早くお帰りな「はあ、老師には、何もするなって言われたけど」」
「しかたないっすよね」
「は?何言って、、、ッ⁉︎」
「香遅いあるな。探しに「おい」、、、アヘン」
「香を見なかったか?」
「知らねえある。今探しに行こうとしてたとこあるよ」
「、、、そうか。じゃあ俺の分の車の席を用意しとけ」
「はあ⁉︎なんで我がおめえの分席を用意しなきゃなんねーある、、、ッ⁉︎」
アーサーの銃が耀の頭を狙っている。
「口の聞き方には気をつけろよ。第一、香は今俺の支配下にいるんだ。心配して何が悪い?」
「、、、さっさと来いある」
、、、ガタッ香が菊を押し倒している
「何してッ離しなさ「菊兄」ッ」
「これもアーサーからもらったんすか?」
菊兄の耳についている赤いピアスを指差す。
「え、ええ。あの人から同名祝いに色違いでもらったものですが。どうしました?」
「、、、こんなものつけてるから菊兄は変わっちゃったんすね」
「は?」
「かわいそうに、今とってあげ「ッやめろ!このピアスのせいではない。
私自身の意思で変わったんです‼︎へえ」
「そうアーサーにそう言わされてるんだ。きっとそうだ」
「は、ちが「じゃあまず、その口を直さなきゃいけないっすね」は?」
「何言っん⁉︎んん”ん⁉︎はっやめッんんッ」
(誰か呼ばねば、、、だが力が入ら、、、な、、、)
「「菊ッ‼︎」」
「香ッ!てめえ菊に何したある‼︎」
「何って直しただけっすよ」
「直した?」
「菊兄は、アーサーに汚されたせいで変わっちゃったっす。だから直したんす」
ちらっと老師から菊兄の方に視線をうつすとアーサーが菊兄を抱き抱えていた。
「部屋に運ぶ。耀、しばらくお前に香を預ける。そのかわり菊に近づけるな」
アーサーはそう言って俺をゴミを見るような目で見てきた。
やめろ、お前がそんな目で俺を見るな。
アーサーはまた菊兄を連れて行ってしまった。
そんな、連れて行くなアーサー、やっと直したんだ。待て待ってくれッ
俺はアーサーから菊兄を取り返そうと追いかけようとしたが老師の体術で押さえつけられてしまった
だから、俺は叫んだアーサーに向かって
「アーサー‼︎また菊兄を汚す気かッ⁉︎いつか絶対お前から独立してやる‼︎」
「俺の菊兄を返せーーッ‼︎‼︎」
独立するまであと152days
コメント
4件
1000いいねありがとうございます‼︎
沢山いいね押しちゃいました!✨️ 頑張ってください!応援してます!!!✊🏻❤️🔥
152days(日)じゃなくてyears (年)の間違いです。ごめんなさい🙇♀️