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𝕟𝕒𝕧𝕚.⋆𝜗𝜚
365
#ゆり組
有栖
1,200
帰宅。
🖤「ただいま」
♥️「あ、おかえりなさい!」
玄関まで駆けてくる宮舘。
♥️「すみません」
♥️「勝手にキッチン借りました」
🖤「ん?」
キッチンを見る。
テーブルの上には、
温かそうな料理が並んでいた。
🖤「ご飯、作ってくれたの?」
♥️「あ、はい……」
🖤「美味しそう」
🖤「ありがとうね」
♥️「いえいえ……」
嬉しそうに笑う。
その笑顔を見ていると――
聞けなかった。
─────パートナーは誰なの?
なんて。
🖤(……また、あんな顔をさせたくない)
今はまだ、
聞かなくてもいい。
そう思った。
──────────────
宮舘が風呂へ入っている間。
静かなリビングに、
スマホの着信音が響き続けていた。
🖤(……宮舘さん、ごめん)
目黒は迷った末、
そっとスマホへ視線を落とす。
通知画面に表示された名前。
――渡辺翔太。
🖤「……」
その瞬間、
目黒の表情が変わった。
🖤(……やっぱり)
点と点が、
ひとつにつながった。
宮舘さんが帰りたくないと言っていたこと。
そして――
渡辺部長のパートナーが帰ってこないという話。
🖤(……宮舘さんのパートナーは)
🖤(渡辺部長……)
確信した。
そのとき――
ふらっ。
🖤「……っ」
急に身体から力が抜ける。
🖤(……まずい)
血が、足りなくなってきた。
🖤「……はぁ……っ」
息が苦しい。
壁に手をつき、
なんとか身体を支える。
その瞬間――
ガチャ。
リビングのドアが開く。
♥️「……目黒さん!?」
♥️「大丈夫ですか!?」
宮舘が慌てて駆け寄ってくる。
♥️「顔色、すごく悪い……!」
♥️「早く……俺の血を……!」
🖤「……ごめんね」
宮舘の首元へ、そっと手を添える。
そして――
首筋に軽く唇を触れさせる。
♥️「……っ」
そのまま、ゆっくりと血を吸う。
♥️「……んっ」
♥️「……やっぱり…」
🖤「……?」
♥️「……痛くない」
そして――
宮舘の腕はいつの間にか…
目黒の背中へと回っていた。
🖤「……」
🖤(……少しずつだけど)
🖤(……美味しくなってる)
最初に飲んだときよりも、
確実に。
宮舘さんの血が、甘くなっている。
胸の奥が一気に熱くなる。
目黒も、
宮舘の背中へそっと腕を回した。
🖤(……俺が、宮舘さんを守らなきゃ)
その腕に、
ほんの少しだけ力を込めた。
──────────────
─────────
───────
今日は、病院へ行く日――。
万が一翔太と鉢合わせしないように、
診察の時間を夜に変更してもらっていた。
目黒くんからは、朝、
🖤「付き添えなくてごめんね」
そう言われた。
今日は夜まで仕事らしい。
付き添いなんて、今まで一度もしてもらったことがなかった。
だからこそ――
目黒くんの優しさには、
いちいち驚かされてしまう。
注射を打ってもらい、
会計へ向かおうとした、そのときだった。
💙「宮舘涼太は、どこにいますか?」
💙「いつ、受診しに来てるんですか?」
♥️「……!?」
――嘘だろ……?
そこにいたのは、
翔太だった。
つづく。
コメント
18件
💙!ハウス!! ❤️を幸せにできないうちはダメ!! 🖤は❤️の血を美味しくできたのに。゚(゚´Д`゚)゚。
ドラマで守る側だった❤️さんがここでは守られる側になってるって考えると尊い…🫶🫶🫶 🖤〜!!守ってえええ!!
いよいよ、対峙するのかな🖤