テラーノベル
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第三話
終わらない会議!
恐怖!社畜怪人現る
夕暮れ。
都内にある広告代理店の会議室。
向かい合わせに並べられた長机には、十人ほどの社員が座っていた。
プロジェクターに映し出された資料。
「……で、今回の案件から得られたデータとしましては──」
淡々と読み上げられる報告。
手元の資料をめくる音。
カタカタと響くキーボードの音。
なんとも退屈な定例報告会だった。
(疲れたぁ……。)
(眠い……。)
(これオンラインで良くね?)
そんなことを考えながら、ハヤトはぼんやりと時計を見る。
終了予定時刻は、とっくに十五分過ぎていた。
「以上で、Cチームの報告を終わります。」
ようやく最後の報告が終わる。
(よっしゃ!)
(今日はこれ終わったら退社!)
時刻は十八時前。
(今からジントんとこ寄って、軽くなんか作ってもらおっかな。)
淹れたてのコーヒー。
静かな店内。
そして、ぶっきらぼうだけど優しい幼なじみの顔を思い浮かべ、自然と頬が緩む。
その時だった。
「ちょっと一件だけ、確認よろしいでしょうか。」
(……出た。)
声の主は、別チームのリーダー、木村さん。
営業成績はトップクラス。
後輩の面倒見も良く、人望も厚い。
社内でも「あの人なら安心」と誰もが口を揃えるような人だった。
進行役の係長が、ほんの少しだけ困ったような笑顔を浮かべる。
「はい、何でしょう。」
「先ほどのCチームの案件ですが、決裁報告に一点不足があるように思いまして……。」
(始まった……。)
会議室の空気が、ほんの少しだけ重くなる。
木村さんは悪い人じゃない。
むしろ、真面目で責任感が強い人だ。
だから誰も強く止められない。
しかし最近はあまりの熱心さに会議を長引かせることで、よく知られていた。
「あと一点だけ。」
(あと一点で終わった試しないんだよなぁ……。)
「それともう一点。」
(ほら来た。)
「最後に一点だけ。」
(最後じゃないじゃん。)
「本当に最後です。」
(信用できねぇ……。)
結局。
会議が終わった頃には、時計の針は十九時を回っていた。
「……お疲れ様でしたー。」
力なく挨拶をしながら会社を出る。
(閉店まで、あと少しか……。)
#ご本人様には関係ありません
莉心
53
#山中柔太郎
Yuna
18,105
ゆいは
203
腕時計を見ながらため息を吐く。
いつもなら気にせず閉店後に押しかける。
文句を言われながらも、結局コーヒーを淹れてくれることも知っている。
それなのに今日は。
(……今から行ったら迷惑かな。)
そんなことを考えてしまうくらいには、心も体も疲れていた。
あの喫茶店の空気。
コーヒーの香り。
そして。
「いらっしゃい。」
ぶっきらぼうにそう言って迎えてくれるジントの顔が、無性に恋しかった。
(……よし、やっぱ寄って帰ろ。)
そう決めて駅へ向かった、その時だった。
前を歩く、見覚えのある背中が目に入る。
「木村さん!」
思わず声を掛けた。
振り返った木村さんを見て、ハヤトは息を呑む。
会社で見せる爽やかな笑顔はそこにはなかった。
ひどい顔色。
目の下には濃い隈。
頬はやつれ、目には生気がない。
「あぁ……佐野か。」
掠れた声。
今にも倒れてしまいそうだった。
「あっ……えっと。」
ハヤトは言葉に詰まる。
「……良かったら。」
「ちょっと一杯、付き合ってもらえません?」
「……あぁ、まぁ。構わないけど。」
「酒じゃなくてコーヒーですけどね。」
ハヤトは少し笑ってそう言った。
「俺、行きつけの喫茶店があるんです。」
木村は小さく頷いた。
二人は並んで夜道を歩く。
やがて、一軒の喫茶店の前で足を止めた。
『Nostalgia』
木製の看板が、暖かな灯りに照らされている。
ハヤトは扉を開けた。
カランカラン。
乾いたベルの音が店内に響き渡る。
落ち着いた暖色の照明。
控えめに流れるジャズ。
そして、ふわりと鼻をくすぐるコーヒーの香り。
「なんだ、ハヤトか。いらっしゃ〜い。」
カウンターの向こうから聞こえてきた、聞き慣れた声。
その顔を見た瞬間、張り詰めていた気持ちがふっと軽くなる。
「なんだとはなんだよ。」
苦笑しながら店へ入る。
その後ろから、木村も少し緊張した様子で入ってきた。
「……えっと、どなた?」
ジントが首を傾げる。
「あぁ、会社の先輩の木村さん。」
「どうも……。」
木村は居心地悪そうに頭を下げた。
すると、店の奥から元気な声が飛んでくる。
「おっ!ハヤちゃんも来たんか!」
シュンタが手を振っていた。
「ほらほら、ここ座り!」
隣の席をぽんぽんと叩く。
「なんでお前が案内してんだよ。」
「俺もう常連やし!」
「意味分かんねぇ。」
苦笑しながらハヤトは席に座る。
その隣へ木村も腰を下ろした。
ジントは二人の前に水を置く。
「コーヒーでいいですか?」
「あ……はい。」
木村は少し遠慮がちに答えた。
「じゃあ、うちのおすすめ淹れますね。」
そう言うと、ジントは静かに豆を挽き始める。
店内に心地よい音が響く。
「お兄さん、ハヤちゃんと同じ広告代理店なん?」
シュンタが興味津々で身を乗り出す。
「はい……。」
「忙しそうやなぁ。」
「まぁ……それなりに。」
「それなりの顔ちゃうで。」
シュンタが木村の顔をじっと見つめる。
「めっちゃ疲れとるやん。」
「おい、シュンタ。」
ジントが小声でたしなめる。
「そういうことストレートに言うな。」
「え、ホンマのことやん。」
木村は苦笑した。
「はは……。」
「最近ちょっと仕事が立て込んでまして。」
「営業ってマジ大変ですよね。」
ハヤトが頷きながら話を合わせる。
「ええ。」
木村はグラスの水を両手で包みながら小さく笑った。
「実は……。」
「来年、結婚する予定なんです。」
「おぉ!」
ハヤトとシュンタがぱっと表情を明るくする。
「おめでとうございます」
ジントもコーヒーを淹れながら微笑んだ。
「ありがとうございます。」
木村は照れくさそうに頭を掻く。
「だから……もっと頑張らなきゃって。」
「少しでも貯金を増やしたくて。」
「残業も休日出勤も、自分から引き受けて……。」
「営業成績も落としたくなくて……。」
「気が付いたら。」
木村は自嘲気味に笑う。
「仕事のことしか考えられなくなっていました。」
店内が少し静かになる。
その時だった。
シュンタが、ふっと真顔になった。
「……なぁ。」
「ん?」
ハヤトが振り向く。
「木村さん……。」
「額になんか付いとるで。」
木村は不思議そうに前髪へ手をやる。
「え?」
「……。」
ハヤトとジントは顔を見合わせる。
「シュンタ。」
ジントが静かに聞く。
「やっぱり見える?」
シュンタはゆっくり頷いた。
「うん。」
「『滅』や。」
ハヤトは大きくため息をついた。
「やっぱりか……。」
ジントはコーヒーカップを木村の前へそっと置く。
「木村さん。」
「まずはコーヒー飲みましょう。」
「話は、それからです。」
四人はしばらく他愛のない話をしながら、ゆっくりとコーヒーを味わっていた。
店内にはジャズが静かに流れ、心地よい時間が過ぎていく。
その時だった
ぽたり。
一滴の雫が、テーブルへ落ちる。
「……こんな美味しいコーヒー……」
木村さんはカップを見つめたまま、小さく呟いた。
「……初めてです。」
ジントはふっと優しく微笑む。
「それは良かったです。」
木村さんは何かを堪えるように唇を噛み締める。
そして次の瞬間。
ぽろぽろと涙が溢れ始めた。
「木村さん……。」
ハヤトがそっと背中をさする。
「頑張りすぎっすよ。」
「こんなに無理して身体壊したりしたら……。」
「彼女さん、悲しみますよ。」
木村さんは俯いたまま、小さく頷いた。
「……うん。」
「最近は仕事を理由に会うことも減っていて……。」
「一緒にいても仕事のことが頭から離れなくて。」
「身体も心も、ずっと疲れてて……。」
「彼女のことも、大事にできてなくて。」
力なく笑う。
「最低ですよね、俺。」
ぽたり。
また涙が落ちる。
店内が静まり返る。
やがてシュンタが穏やかな声で口を開いた。
「なぁ。」
「もっと気楽に生きたらええやん。」
木村さんは顔を上げない。
「何が一番大切なんか。」
「ホンマは自分で分かっとるんやろ?」
少しの沈黙。
そして木村さんは、小さく頷いた。
「……分かっています。」
「自分がボロボロなことも。」
「そんな俺を見て、彼女が悲しんでることも。」
「でも……。」
拳をぎゅっと握り締める。
「心では分かってるのに、頭も身体も止まらなくて……」
「……苦しいんです。」
その言葉に、三人は静かに顔を見合わせた。
「自分の意思じゃ、もう止められへんのやな。」
シュンタが静かに呟く。
ジントは木村さんの額をそっと指差した。
「……やっぱり、”これ”のせいだね。」
前髪の隙間から覗く、一文字。
『滅』
ハヤトはしばらく黙ってそれを見つめていた。
やがてゆっくり顔を上げる。
その瞳には、静かな怒りが宿っていた。
「こんな純粋な木村さんの気持ちに付け込んで……。」
「ボロボロになるまで働かせて……。」
「しかも。」
一拍置く。
「会議を延長させて……。」
「オレの大切な憩いの時間まで奪うなんて……!」
「許せん!!」
勢いよく立ち上がるハヤト。
「よし!変身するぞ!」
「……いや。」
ジントがため息をつく。
「最後、余計な私情入ってたよ。」
「前半めっちゃカッコよかったのになぁ。」
シュンタも苦笑する。
「怒るポイント、そこなん?」
「いや、そこも大事だから!」
ハヤトは真顔で言い返した。
「仕事終わりのコーヒーは、社会人の命なんだ!」
店内に一瞬の静寂が流れる。
「……まぁ、それは否定できへんな。」
シュンタが腕を組みながら頷く。
「確かに。」
ジントもぽつりと呟いた。
「仕事終わりの一杯は特別だからね。」
「でしょ!?」
一気に味方が増え、ハヤトは少し得意げになる。
そんな三人のやり取りを見て、木村さんは思わず吹き出した。
「……ふふっ。」
涙を拭いながら笑うその顔は、店に入ってきた時より、ほんの少し穏やかになっていた。
そして。
「シュンタ。」
ハヤトは声を掛けると、ゆっくり立ち上がった。
「ジントは撮影と報告よろしく。」
「はいはい。」
ジントはグラスを拭く手を止めると、エプロンのポケットからスマホを取り出した。
そして木村さんへカメラを向ける。
「あれ……?」
思わず声が漏れる。
「薄くなってる……。」
ハヤトとシュンタも額を見る。
さっきまでくっきりと浮かんでいた『滅』の文字が、ほんの少しだけ薄くなっていた。
「え……?」
「変身せんでもええんちゃう?」
シュンタが戸惑ったようにジントを見る。
「うーん……。」
ジントは腕を組む。
「でもちゃんと消さないとだし。」
「それに変身しないと手当て下りないし。」
「そこ大事だよな!」
ハヤトは真顔で頷いた。
「じゃ、変身するぞ!」
「なんか理由が世知辛いなぁ。」
シュンタは苦笑しながら通信機を取り出す。
二人は店の奥へ移動すると、同時に変身ボタンを押した。
次の瞬間。
赤と桃色の光が店内を包み、現れたのは、ミルクレッドとミルクピンク。
変身を終えて戻ってくると。
「……。」
「……。」
律儀に前髪をかき上げて額を見せ、撮影に協力している木村さん。
そして、
「もうちょっと照明こっちかな……。」
「うん、いい感じ。」
しゃがんだり立ったりしながら撮影するジント。
「……そろそろいい?」
ピンクが声を掛ける。
「あ、ごめん。」
「あと一枚。」
パシャッ。
「次、一緒に写って。」
「そこ並んで。」
「え?」
突然ヒーローとの記念撮影が始まり、木村さんは戸惑いながらも嬉しそうに並ぶ。
真ん中には笑顔の木村さん。
横ではビシッと決めポーズのレッド。
反対側では、やる気なくピースだけしているピンク。
「うん。」
「なかなか良く撮れた。」
満足そうにスマホをしまうジント。
「じゃあ。」
「やっちゃいますか。」
「もう消えかけとるしなぁ。」
レッドが木村さんの額を見る。
「あとはなんかビームとかで消せるかなぁ?」
「えぇ〜?そんな必殺技あったっけ?」
ピンクが首を傾げる。
「うーん……。」
「いつもその場のノリで技出しとるから覚えとらん。」
レッドも腕を組んで悩む。
「こんな時ホワイトがおったら、ええ案出してくれるんやけどなぁ。」
その時だった。
「あっ!」
ピンクが指を鳴らす。
「木村さん!」
「彼女さんの写真ある?」
「え?」
「あぁ……スマホにありますけど。」
「見せて!」
差し出されたスマホ。
そこには幸せそうに笑う女性とのツーショット。
ピンクは静かにその写真を見つめた。
「……なるほど。」
スマホを返す。
そして木村さんの前へ立った。
「ちょっとだけ。失礼。」
ピンクの両目が淡く光る。
「いくよ。」
次の瞬間。
優しい桃色の光が木村さんの額を包み込んだ。
「……っ!」
木村さんは目を見開く。
「……リカ……。」
自然とその名が口をついた。
頭の中には。
初めて出会った日のこと。
二人で笑った休日。
「結婚しよう。」
そう伝えた夜。
そして。
「無理しないでね。」
心配そうに笑っていた彼女の顔。
次々と溢れる思い出。
「……っ。」
木村さんの目から涙が零れ落ちる。
やがて光は消えた。
額にあった『滅』の文字も、跡形もなく消えていた。
「……。」
店内にはしばらく木村さんのすすり泣く声だけが響いた。
落ち着いた頃。
木村さんは鼻をすすりながら頭を下げる。
「みなさん……。」
「ありがとうございました。」
「なんだか……目が覚めたような気分です。」
その表情は、店へ入ってきた時とは別人のように晴れやかだった。
ーーー
店内には三人の笑い声。
「なぁ。」
「俺今日ホンマいらんかった気ぃするわ〜。」
レッドが頭を掻く。
「まぁまぁ。」
ジントはスマホを操作しながら笑う。
「変身して一緒に説得したって報告書に書いとくから。」
「便利やな、その報告書。」
「で。」
シュンタがハヤトを見る。
「あの技なんなん?」
「あ〜。」
ハヤトは少し考える。
「木村さんと彼女さんとの思い出を、頭の中で映画みたいに流せたらいいなって思って。」
「やってみた。」
「なんやそれ!走馬灯やん!」
シュンタが吹き出す。
ジントも笑いながら
「まぁ効果あったし。」
スマホに文字を打ち込みながら訊く。
「その技名どうする?」
「ん〜……。」
真剣に考え込むピンク。
そして。
「『ピンクムービー劇場』。」
一瞬、店内が静まり返る。
「ぶっ……!」
ジントが盛大に吹き出した。
「それダメダメ!何なのそのセンス!」
「違う意味になっちゃうから!」
「えっ!?そうなの!?」
「はははっ!」
レッドは腹を抱えて笑う。
「ええやん採用!」
「いや勝手に採用すんな!」
そんな二人を見て。
ハヤトは穏やかに笑った。
「でも……木村さん。」
「ホント良かったわ。」
ぬるくなったコーヒーを一口飲む。
しばらくすると。
「じゃあ俺、もうそろそろ行くわ。」
シュンタが立ち上がる。
「ジンちゃん、ごちそうさま!」
「ほなまたな〜!」
手を振りながら店を出て行く。
カランカラン。
ベルが鳴る。
急に静かになった店内。
ジャズだけがゆっくり流れている。
「俺さ……。」
ハヤトがぽつりと呟く。
「他人事とは思えんわ……。」
コーヒーカップへ視線を落とす。
「俺も、自分の身体のこと後回しにして。」
「目の前のことに突っ走っちゃうから……」
ジントは空になったカップを片付けながら笑う。
「なんだ。」
「わかってんじゃん。」
「……ん。」
ジントは手を止め、真っ直ぐハヤトを見る。
「大丈夫。」
「ちゃんと、俺がハヤトのこと止めるから。」
ハヤトはゆっくり顔を上げた。
「俺がハヤトのブレーキになる。」
「だから、お前は安心して突っ走れ。」
柔らかな笑顔だった。
ハヤトは胸の奥がじんわり温かくなるのを感じる。
少し照れくさそうに笑った。
「……ありがと。」
しばらく二人は黙ってコーヒーを味わった。
やがてハヤトが立ち上がる。
「……じゃあ、明日も頑張るか。」
「うん。」
「でも、また無理しそうになったら来るから。」
「毎日は来ないで。」
「なんでだよ。」
「閉店後は俺の時間。」
「ケチ。」
「うるさい。」
「じゃあやっぱ俺ここで働くから。」
「なんでそうなるんだよ!」
二人は顔を見合わせる。
そして、どちらからともなく笑い出した。
カランカラン。
「またな、ジント。」
「おう。お疲れ。」
ハヤトは軽く手を上げ、夜の街へと帰っていく。
扉が閉まり、再び静かな時間が流れた。
ジントはカウンターに並んだ二つの空のコーヒーカップを見つめ、小さく微笑む。
「……さて、片付けるか。」
今日も喫茶店『Nostalgia』には、誰かの心を少しだけ軽くする時間が流れていた。
第三話 おわり
お読みいただきありがとうございました🙇✨
あまり方向性を決めずに書いているので、思いっきりコメディに振るつもりがシリアス寄りになってしまいました💦
次は他のメンバー視点で書きたいと思います😊
あとはいつか思いっきりドロッドロの🩷💛とか💙💛とか書いてみたいです🤣
あ、それは別の物語になりますね(笑)
コメント
5件
今回も面白かったです! 感動するシーンもあればクスッと笑えるシーンもあって大好きです〜!☺️ ハヤトとジントのアクセルとブレーキみたいな関係大好きだなぁ

このコメディも好きです〜✨見ててちょっと笑える感じが✨ コメディとはわかっているんですけど ぜひドロッドロの🩷💛、💙💛も 見てみたい…なーんて笑💦 いつも素敵な作品をありがとうございます✨
読み終わりました〜!いやもう、めっちゃ良かったです……! 最初はコメディタッチで始まったのに、木村さんの「仕事のことしか考えられなくなっていました」の告白でグッと深い話に引き込まれました。あの『滅』の文字が“社畜怪人”の正体だったんですね。ピンクの「ピンクムービー劇場」で彼女さんとの思い出を流す発想、めっちゃ好きです(笑) 最後のジントの「俺がハヤトのブレーキになる」って台詞、じんわり沁みました。幼なじみの距離感、すごく良いです。続きが気になります!