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書き殴り東方

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書き殴り東方

1 - とある魔法使いの日記に書き殴られた文

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2022年08月18日

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前書き

チャットノベル形式、不便ですね。あれを使いこなせているお方には頭が下がります。

先日投稿した作品、読んで頂きありがとうございました。感想等も頂けると励みになります。

以下、本文です。

とある少女の日記に書き殴られた文章


あの女が嫌いだ。

あの努力や鍛錬を無駄とする姿勢が嫌いだ。私が幾ら準備や努力をして妖怪に対峙するのに対してアイツはただ単純にふらりと飛び、思うがままにその力を振るいそれを祓う。それに鍛錬なんてものはなく、ただ単純に天賦の才のみで闘っている。それが気に食わない。どんなにアイツに追いつこうとしても全く追いつけない癖に「いつかはきっと追いついてくれる」なんて眼差しでずっと私を待っている。その傲慢な無邪気さが嫌いだ。私はアイツの望み通りに追いつくことが出来ていないのに勝手に期待されているようにすら感じる。何で私にそこまで期待しているのだろうか。それに力を人に畏れられてもいけしゃあしゃあと振る舞っている。まるで畏れられているのは自分ではなく他人だとすら考えられているように。そんな強靭な精神も嫌いだ。そんなに強いのに何で私と共に戦うのか疑問だ。私よりも相応しい力を持つものなんてごまんと居るのに何故私が?ただ長い付き合いだから?それとも自分より弱い人間を見て安心したいのか?

あるいは単にアイツの気まぐれかもしれないな。そんな所も含めて私はアイツの事が嫌いだ。

何でこんな事書いてるんだろうな、私

いつしか乗り越えられるように、そう思っているのだとしたら

そんな期待にすら応えられない私が一番嫌いだ

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