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ある日、公園に一人の男の子がいた。
年は6歳くらいで、
身長は120cmほどしかない
小さな男の子だった。
そして、
手にはボロボロな猫のぬいぐるみが
抱えられていた。
雨がぽつぽつと降っている。
その男の子は全身擦り傷だらけで、
身体のいたるところに、
絆創膏がぺたぺたと貼られていた。
空には虹がかかっていて雨は止みそうだ。
その男の子は、
朝から昼までずっと公園の周りを歩き回り、
夜になるといつの間にか帰って行った。
その男の子の足には桃色の糸が結ばれていた。
イメージ曲:ワンダラー/さとみ