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🍵「もし俺に好きな人できたらどうする?」
帰り道。
すっちーにそう聞かれてから、ずっと胸がもやもやしてた。
好きな人なんて、いるじゃん。
みこちゃん。
分かってる。
ちゃんと分かってる。
なのに、わざわざ聞かれると苦しい。
👑「……こさめちゃん?」
🦈「ひゃっ!?」
急に肩を叩かれて、こさめは飛び上がった。
👑「びっくりしすぎ」
みこちゃんが少し笑う。
🦈「いや急だったし!」
👑「ごめんごめん」
今は昼休み。
購買へ向かう途中だった。
すっちーは先生に呼ばれて職員室。
だから今日は、みこちゃんと二人。
👑「こさめちゃん、何買うの?」
🦈「んー……焼きそばパン」
👑「また?」
🦈「また!」
👑「好きだねぇ」
みこちゃんは呆れたみたいに笑った。
その笑い方、なんか落ち着く。
すっちーとは違う安心感。
……いや、違うっていうか。
うまく言えないけど。
すっちーは、いるだけで心臓うるさくなる。
みこちゃんは、一緒にいるとほっとする。
おばちゃん「はい、焼きそばパン」
🦈「やった〜!」
購買のおばちゃんから受け取った瞬間、こさめは笑顔になる。
👑「現金だ」
🦈「食は大事だし!」
👑「ふふ」
みこちゃんがまた笑った。
ほんとよく笑うなぁ。
🦈「みこちゃん何買ったの?」
👑「たまごサンド」
🦈「うわ、ぽい」
👑「どういう意味?」
🦈「なんか優しい味しそう」
👑「優しい味……?」
二人で笑いながら教室へ戻る。
その途中。
廊下の向こうから女子たちの声が聞こえた。
女「すちくんってかっこよくない?」
女「分かる〜、優しいし」
どくん。
胸が変に鳴る。
こさめは反射的に足を止めた。
👑「……こさめちゃん?」
みこちゃんが不思議そうに見る。
🦈「……別に」
そう言って歩き出す。
分かってる。
すっちーがモテるのなんて当たり前だ。
優しいし、
かっこいいし、
なんでもできるし。
でも。
誰かがすっちーを好きって言うたび、胸がざわざわする。
🦈「……やだなぁ」
ぽつりと呟く。
👑「え?」
🦈「あ、なんでもない!」
慌てて笑う。
その時だった。
🍵「こさめちゃん、みこちゃん」
聞き慣れた声。
顔を上げると、廊下の先にすっちーがいた。
🍵「迎え来た」
🦈「え」
🍵「教室戻るんでしょ?」
自然に隣へ来る。
その距離の近さに、また心臓が跳ねた。
👑「職員室終わったの?」
🍵「終わったよぉ」
🦈「そっか」
🍵「寂しかった?」
にこ、と笑いながら聞かれる。
反則。
そんなの。
🦈「し、知らないし!」
🍵「ふふ、かわいい」
頭をぽんぽんされる。
やめてほしい。
嬉しくなるから。
期待しちゃうから。
その横で、みこちゃんが静かに目を伏せたことに、こさめは気づかなかった。
コメント
1件
めっちゃわかる…😭💕 すっちーに「寂しかった?」って笑顔で聞かれて頭ポンポンとか反則すぎる! こさめちゃんの“嬉しくなるからやめてほしい”って気持ち、胸がぎゅってなったよ。そして最後のみこちゃんが目を伏せたところ……え、何この三角関係フラグ!? 次が気になりすぎる〜!! 続きすぐ読みたい!!🌸