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ERINEKO
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🌷身体抑制
ティアは施設の外へ出るドアを目指して走った。
鍵も探しながら。
センサーが反応する。
ティアを治療してくれている精神科医の女性の先生ミリアと職員達がティアの行動を制止する。
「ティアもう夜なのよ、どこへ行こうというの?部屋に戻りなさい!」
結局ティアはミリアと職員達によって部屋に連れ戻された。
ティアが動くのをやめようとしないので、ベッドの下に収納されている抑制帯で身体抑制をされる。
「ごめんなさいティア本当はこんなことをしたくないのだけれど」
ミリアは謝ってくれた。
「おやすみなさい」ミリアと職員達は部屋の電気を消して出て行った。
ひとり暗い部屋に残されたティア。
幻聴は天井に張りつき一部始終を見ていた。
幻聴がティアに覆いかぶさり気味の悪い笑みを浮かべる。
幻聴の黒い炎のような姿には目と口もついている。
「もうお前に逃げ場はないんだ」
ティアは顔を背け、眠ろうと目を閉じていた。
心の力と契約を交わしたのは、ティアが7歳の時。
母親が作ってくれたピンクのうさぎ、黄色いキリン、黒猫のぬいぐるみに心の力を委ねた。
ぬいぐるみの本体はティアの自宅である青い屋根の家のティアの部屋のクローゼットの中だが今でも時々夢に出てくる。
「ティア久しぶり、幻聴は大丈夫?もう心の力は、ティアの命を代償にしなければ幸せをもたらすために発動しないのね、だからティアの行動は荒れたのよ」
ピンクのうさぎは言う。
「今更人間として生きたいなんて身勝手だってわかってる、全部わたしのせいだもの」
ティアはもう取り返しがつかないのだと思った。
「ティア……心の力以外の道はないの?」
一番の仲良し黒猫がティアに聞いた。
「それは……」
そこで目が覚めた。
コメント
3件
うわあ…第3話、めっちゃ重くて切なかった😭💔 ティアが逃げ出そうとしたのに抑制帯で身体拘束されるシーン、読んでて胸がぎゅっとなったよ…ミリア先生も「ごめんね」って謝ってるけど、それでもやらなきゃいけないのが辛いね。 幻聴が天井から見てて「逃げ場ない」って笑うの、ホラーすぎて鳥肌立った…🫣💦 それに7歳の時のぬいぐるみとの契約とか、夢の中の会話も気になりすぎる!黒猫が「心の力以外の道はないの?」って聞いたところで終わったから、続きが気になって仕方ないよ〜😭🌸 ティアの過去と今がどう繋がるのか、もっと知りたい!!