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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ー💜side
俺は転生した。でも、その世界は、💛くんたちがいる世界のようで、そうではない。皆、🍓👑を知らなかった。この世界は、「🍓👑」が存在しない世界。そこで俺は、ごく普通のサラリーマンとして、生きていた。
💜「、、、ねぇ。」
キツネ「なんだ?文句は聞かんぞ?」
💜「、、、なんであの日俺の家に来たの?」
キツネは黙ってしまった。あの日、偶然で俺の家に来るはずがない。キツネの見た目にも違和感を覚えた。まるで、🧡くんと重なるような姿。俺は妙にそれが、気に食わなかった。
キツネ「、、、妾だってお主の元へは行きたくなかった。」
💜「、、、は?」
キツネ「、、、ここで言うのもあれだが、、、妾は死神なのじゃ。落ちぶれた、ニンゲンの不幸を笑うことができぬ、死神の世界ではただのマヌケにしかすぎぬ死神だった。」
💜「、、、。」
キツネ「妾も元は、普通のキツネだった。森で暮らし、幸せな家族を持ち、本能のまま生きていた、ただのキツネ。だが、死神と名乗る人物に、妾は殺され、今の姿になった。」
💜「死神っていっぱいいるの?」
キツネ「あぁ。妾のように、元が動物だった者もいれば、植物だった者もいる。そして、死神にも、お主らのように階級というものがあった。そこで付けられた妾のランクは、、、最下位だった。最下級の死神だった。、、、なぁ、ニンゲンが思う死神とは、、、どんなものなのじゃ?」
俺は何も答えたくなかった。人にも、表と裏があるように、死神にも、同じ「世界」は存在した。理不尽で、何にも助けを求めることのできない、理不尽によって成りたてられた世界。そんな世界は、どこにだって存在するというものを、このキツネは教えてくれてるような気がした。
💜「、、、人の不幸を笑うイメージがあるよ。」
キツネ「そうか。やはりそうか。お主らニンゲンが思っていることと全く同じだ。死神は、公平に人の生死を定め、落ちぶれたニンゲンの死をエネルギーとして生きている。、、、妾にはそれができなかった。人の悪い言動は、必ず何かしらの原因があり、更正することだってできたはず。そう、、、妾は信じて疑わなかった。」
💜「、、、案外優しいんだね。」
キツネ「案外とは失礼な!妾にだって情けぐらいあるわ!」
💜「でも、じゃあ、なんで俺のところに?」
キツネ「、、、命じられたのだ。」
💜「上に?」
キツネ「あぁ。妾は最下級。だから、逆らうことは許されない。本当は、『💜を殺せ』とでも命令が来ていた。妾はもちろんそんなことができるわけもなく、殺すこともできなかった。だが、お主はそれ以上に生気を失っておった。まるで、もうニンゲンではないかのようだった。」
💜「、、、次の世界行こ。ここに🧡くんはいない。」
キツネ「りょーかい。」
ギュインッ
残り転生:99回
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コメント
1件
頑張れなー君っ!