テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
狐と子供 🍌
ご本人様と関係はありません
キャラ崩壊注意
昔、あるところに、
二匹の狐がいた。
ただの狐ではなかった。
異様な空気を放ち、
警戒心が強い。
その狐は、人間の物を盗んだり、
イタズラをして遊び、暮らしていた。
能力を持っているのかなんなのか、
化けたり、透明になったりした。
ある日、子供を産んだ。
なんでか、人の形をしている。
二人は、一生懸命育てた。
その二人の能力や、見た目を
たくさん受け継いだその子は、
とても可愛い子に育った。
でも、悲劇は起こった。
狐の二人は、
人間の”祓い屋”に殺られた。
狐の子、”おんりー”は
そんなことを知るはずもなかった。
でも、なんとなく感づいた。
ずっと帰ってこない両親、
はずかしながらも鳴るお腹。
大きくなった頃、町へ忍び込んだ。
でも、当たり前のようにバレてしまった。
大きな耳、尻尾。
異様な空気。
皆が、人間の姿をしていることに
疑問を抱いた。
でも、そんなことを気にせず祓ってもらおうと思い、
祓い屋をよんだ。
檻に隔離され、
ご飯もなく、誰も来ない。
落ち着いたようで、落ち着かなかった。
しばらくしたら、人が来た。
ざっと四人。
俺をみたら、ビックリした。
「あの二匹の子供か?」
「人間みたい、悲しそうな顔してる。」
人間、威嚇は聞かない。
お母さんのところに行けるならいいかなって、おもった。
だけど、いつまでたってもなにもされない。
顔をあげてみたら、
こっちを向いて、質問された。
「お母さんとお父さんは?」
俺は、こう答えた。
「狐の、優しい人。 速く会いたいの。」
その人たちは、悲しい顔をした。
速く会いたいのにな。
ひょいっ
「…、え?」
なんか持ち上げられたと思ったら、
抱っこされた。
「うち、おいでよ」
訳もわからず、
つれてかれるしかなかった。
ついた先は、立派な家。
俺が住んでたとことは全然ちがう。
「ここで自由に暮らしていいよ。」
逃げたくて、狐の姿に化けた。
でも、逃げ道はない。
ことっ、
ご飯が出された。
美味しそうだけど、
知らないものは食べちゃ駄目
って、言われてるし…
でも、食べた。
正直言って、めっちゃ旨かった。
食べただけで、めっちゃ喜んでくれた。
なんでこれだけで?
寝るとことかも用意されてた。
暖かすぎるくらいもふもふ。
でも、やっぱ夜に活動したくなっちゃうな。
家の人たちから聞いた。
この人たちが祓い屋で、
ほんとは、依頼されなくとも
妖怪がいたら絶対に祓わないといけないらしい。
だから、僕を飼っていることがばれたら、
なんかとにかくヤバい!
って、言ってた。
なんで飼ったか、は教えてくれないらしい。
しばらくは、ここで暮らしてみようかな。