テディside
ユーハン:「さて、着きましたね。まず誰に伝えるのが1番でしょうか…」
テディ:「やはり医療の経験が多いルカスさんですか?1番主様に慣れているミヤジさんも主様にとっては安心かもしれませんね。」
ユーハンの腕の中に丸まっている主様は、少し不規則気味な呼吸をしながら、気を失うかのように眠っている。だからこそ、起きたときに安心する人が傍にいればいいと思う。
ユーハン:「それじゃあ私達は一度ミヤジさんの元へ主様を預けてきます。ハナマルさんは逃げず、そこで待っていてくださいね。その間にどうやって謝るか決めておいてください。」
ハナマル:「…分かったよ。」
行きましょう。とユーハンさんの言葉に続いて少しハナマルさんのことも心配になりつつ、足を動かす。あぁ…これでもし、執事の皆に嫌われたらもう模擬戦ですら出来ないだろうな…。
ユーハン:「失礼します。ミヤジさんはいらっしゃいますか?」
ミヤジ:「私なら居るよ。…ん?ユーハンくんかい?わざわざ別邸の方からここまでお疲れ様。要件は…主様かな。」
流石ミヤジさん…周りの状況の理解が早い。
テディ:「そうなんです。ハナマルさんがやらかしまして…今は気を失ったかのやうに眠っているのですが…もし起きたときに心配になってしまったらと思うと、主様が一番安心できるような相手が隣に居たらいいのかもなって。」
ユーハン:「ということなのですが、お預けすることは可能ですか?」
ミヤジ:「勿論だよ。室長がそんな失態を起こすなんて嫌だが、しっかり頭に詰め込ませておいてくれ。」
ユーハン:「えぇ。勿論です。では私達はそろそろ… 」
ミヤジ:「うん。また地下室へおいで。折角だからまた話してくれないか?」
テディ:「勿論!主様がいいと言うならですけど…」
ミヤジ:「主様はきっと、いや絶対したいと願うと思うよ。」
ユーハン:「…そうですか。ではまた後ほど2人で地下室へ参ります。では失礼します。」
ミヤジ:「あぁ。頑張って。」
side 無
ラト:「あれ。ミヤジ先生。主様を抱えて何をしてらっしゃるのですか?」
フルーレ:「主様だ…寝てるのかな。顔を隠してる…」
ミヤジ:「うん。少し辛いことがあったみたいでね。疲れちゃったんだよ。折角だからラトくん達も一緒に傍にいてあげないかい?」
フルーレ:「俺自体は大歓迎なんですけど…主様は大丈夫なのかな…」
ラト:「何を心配してるんですか。フルーレ。」
ミヤジ:「あぁ。主様は別に悪魔執事を嫌っているわけではないよ。勿論、君達がいるだけでも、主様の中では支えになっていると思うよ。だから、そんなに心配しないでいいんだよ。」
フルーレ:「そうですか…では、お隣失礼します…」
ラト:「私もミヤジ先生の隣に座ります。」
少年:「〜、…」
ラト:「起きそうで起きないですね。」
ミヤジ:「きっと主様も夢の中で頑張っているのだろうね…」
フルーレ:「主様…起きたとき、貴方が何と言おうと絶対新しい服を着せます…!」
ラト:「うーん…何故かフルーレに火が付きましたね。」
ミヤジ:「彼の服装がパーカーだからかな…」
少年:「〜、ぅ、」
ラト:「、」
フルーレ:「ラト?」
ラト:「起きました。声がしましたから。 」
ミヤジ:「そうかい。おはよう。主様。 」
少年:「…ぁ、ぇ。ぼく…べっ…」
ミヤジ:「大丈夫だよ。ゆっくりでいいから、私達に話してくれないかな?」
【あとがき】
おまたせしました、、!!
改めてご入学、進級、就職etc…この新春迎えられたことにお祝い申し上げます!おめでとうございます!!
えーとちなみに主は入学生なのですが…
控えめに言って生活がキッツいッッ
新たな部活とか普段慣れない時間割とか…
投稿頻度が落ちてしまうかもしれません…
ですが、僕は僕なりに勉強も小説頑張ります!!
よければ自分は今こうだよ〜ってコメントでおしえてください!励みにさせてください…( )
暇なときにはやってるので気長にお待ち下さい
それではまた次回作をお楽しみに!!
(2024/04/18現在)
次回内容決めているので出しきりたい、!
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