優等生は本当はつらい……(ノベル版)

私は、テストで1位になるために勉強をした。

……けど、本当はつらかった……何時間何十時間もずっと勉強をしていた。勉強は、大好きだったのにいつしか嫌いにもなった。でも、もっともっと勉強をしなければ、1位に離れない。そうしたらまた、両親からも褒めてくれないだろう。もっともっと頑張らないと!!

-そうして私の中学時代は、終わった。ほぼ勉強だけだった。でも、テストでは最初以外全て1位を取ったのだ。全ては、両親から褒めてもらうため。その為なら、いくら勉強をしようと頑張れるのだから。-

そして、高校生になった。当たり前だけど、私はまだ勉強を頑張っていた。1位を取るために……けど、私は薄々思っていたことがある……