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ヴェヒターを弔い、改めて祈りで女神が封じられた地を確認したヴァレナたちは、再び目的地に向けて進み始めた。
道中、活性化した魔物たちとの交戦はあったが、ヴェヒターという統率者がいなくなったことで、狙ったような襲撃はなくなった。
しかし――
「……人里近くで見かける数が、確実に増えたな」
補給のために立ち寄った村の近くで見つけた魔物の最後の一体を倒したエルヴィンは、周りを警戒しながら所感を述べた。
エルヴィンに、ヨシュカが頷いて答える。
「統率されていない分、まだ数が少ないのが救いですが……」
「まぁ、このままオレたちが素直に魔神のところに行かなきゃ、数がさらに増えるってわけだ」
「……あの、少しいいですか」
二人が話す中、ヴァレナは***************
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