テラーノベル
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クラス分けは別に興味ないと思っていたけど、いざと見るとなると緊張する。
「あった、3組」
「俺3組だ!やったー!!」
「あー、愛楽と離れちゃった。私1組」
私と奏舞が同じクラスらしい。
「僕と光平も1組だね」
「へぇ、意外とまとまったんだ」
「空舞ー、俺3組だよ」
「知ってるけどそれがなに?空舞」
なんだか双子の空気がピリピリしている。それはいいとして、光平、空舞、ティナが同じクラスになるとは。
「全部で3クラスだよね。でも1クラスの人数多くない?」
「愛楽…本気で言ってる?」
「なにが」
「合併するんだよ。他校の小学校と」
「あぁ〜…なんかそんなこと言ってたような言われなかったような」
「言われたぞ、お前記憶力はいいと思ってたんだが 」
「真面目に聞いてないだけだと思う…」
空舞が私を見て呆れる。図星すぎて何も言えない。
「じゃあまた帰りに」
「クラスのこと教えてねー!」
「愛楽は真面目に友達作れよ」
「「待て待て待て」」
双子がみんなを制止する。
「どうしたの双子」
「あーちゃんは誰と帰るの!?」
「さっきのレヴィさんとも帰る約束してたよね」
「あー…うーん、じゃあレヴィと一緒でいっか」
「「なんで!?」」
「今日はよく揃うな」
光平も同じように思っていたらしい。
「なんでって、明日また休み時間とかで話せるし…」
「家でもレヴィさんと話せるんじゃない?」
「あ、たしかに。じゃあみんなと帰る」
後でレヴィに連絡しておかないといけないなと思いつつ、その事も忘れそうだなと思った。
「行こうか、奏舞」
「うん」
なんだか緊張してきたので、奏舞とくっついて教室に入る。すると、一気に全員の視線がこっちへ向いた。
「あ、奏舞同クラじゃん!お久〜」
「おぉ大吾久々〜!」
「おはよー奏舞!なんか身長伸びた?」
「おはよ、大和。5センチ伸びた」
「えぐw」
早速1人になってしまった。
奏舞は愛想がいいから私と違って友達が多い。そこで張り合うつもりもないし、ぼっちが寂しいとかそんな固定観念はない。1人でも別に構わない。
ふと、光平の言葉を思い出した。
「友達作りってどうすんだっけな…」
とりあえず隣の席の人によろしく、と声をかけてみることにした。
なんだか緊張する。別に返事を貰えなくてもそれは別にいいけどこの人の気分を害したらまずいなとも思う。
まぁとりあえず挑戦だ。
「よろs」
「ごごごっ、ごめんなさい!」
「えっ」
そのまま、隣の席の男子はどこかへ走り去ってしまった。
「あーちゃん何してるの!?」
「いや、声をかけただけだよ。よろしくって」
「いや、こっちから見てたけどすっごい怯えてたよあの人!」
「怖がらせるようなことしてな…い、? 」
「なんで聞いてくるの…」
もしかして私がタラタラ思考している間、彼を見つめていたからだろうか。私の目つき悪いし、もしかしたらそれで勘違いされた…?
「奏舞…入学早々ピンチになりそう」
「もう、ピンチだと思う」
ぐはっ…と心の中でダメージを負った。
星月あお
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#恋愛
コメント
1件
みぅです🤍🥀 第22話読了しました〜! クラス分け発表の緊張感、すごく伝わってきました…!特に双子、光平、空舞、ティナの掛け合いが自然で、馴染みのあるメンバーとの距離感が温かいですね。そして隣の席の男子に「よろs」って言った瞬間に逃げられちゃう愛楽ちゃん…!目つきの悪さが原因って自覚してるの、なんだか切なくて可愛いです。奏舞の「もう、ピンチだと思う」の一言で心臓ギュッてなりました。入学早々これからどうなるんだろう…続きが気になります!