数日後
三途『で、何か分かったのかよ』
九井『◯◯中学校に居たのは本当だ』
三途(記憶あってた…よかった)
九井『でも、おかしな点があったんだ』
三途『おかしな点…?』
九井『◯◯中の生徒資料に鈴川しか記録されていなかった』
三途『は、?』
九井『苗字だけ記録されているとか普通ではあり得ないだろ』
三途『あぁ…』
九井『そこだよ』
三途『?』
九井『“普通”だったら』
三途『普通…じゃない?』
九井『それしか考えられないだろ』
九井『親の力が働いているのだと思う』
じゃあ、鈴川先輩の家はこっち側の人間…
九井『マフィアかヤクザか、そこら辺だろう』
三途『はは、まさか…な』
九井『でも、それしか考えられないんだよ』
九井『鈴川も偽名だと思う』
九井『偽名を使わなければならない、苗字だけしか記録されていない、苗字だけで学校に行くことができる』
九井『親が裏側の人間だったら納得するだろ』
確かに…そうだけどよ
信じられねぇ…
三途『…』
九井『まあ、そういうわけだよ』
三途『ん…』
三途『また新しいことが分かったら教えろよな』
九井『当たり前だ』
ギィィィィィィッ(開
三途『…』
鈴川『あ、三途君』
三途『んだよ、』
鈴川『一昨日のスクラップ人数何だけど…』
三途『あー…────』
鈴川『───?──、』
三途『──』
鈴川『ありがと!』
三途『おー…』
コメント
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ココ有能すぎん?