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轟け!異色バンド

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轟け!異色バンド

6 - 第6話文化祭当日

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2025年03月02日

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父親の姿はなかった。

「パパ大丈夫かな?」

「無事を祈るしかないだろ。」

*他のメンバーも不安が過ぎったが*「折り鶴折ったんだからきっと届くよ。」と七海は二人を慰めた。幕が上がり観客から拍手が聞こえてきた。

「来てくれてありがとう俺達の魂を聞いてくれ。」演奏して晃の歌声が体育館に響き渡る。

「次の曲で最後だ。」観客席から惜しむ声が聞こえた。

「えーじゃぁねぇよ。」二曲目を歌い終わり急いで病院に向かった。

「母さん父さんは?」

「無事済んだわ手術。」二人と後ろのメンバー達は安堵した。

「パパ聞こえる?ライブ反響だったんだよ。」恵子は涙声で父親に報告した。

「先生が凄い生命力だって言ったのよ。」

「オ父サンコイツラハ心配シテタンデスヨ。」公駿の声に反応したのか目を覚ました。

「すまないな晃恵子。」

「加藤家は無敵だよ。」晃は涙を拭きながら笑った。

「まさりん見舞いに来たよ。」

父親の教え子だった生徒達が見舞いに来た。

「パパ心理学の先生だったもんね。」恵子は生徒達を見て微笑んだ。

「お前達コイツらは自慢の生徒なんだ。」父親はそう呟き目を閉じた。

「ゆっくり休んでください折り鶴渡すの遅れてすみませんでした。」晴彦が折り鶴をベッド横にかけた。


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