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私には好きな人がいた。
彼とは両思いで、、だから付き合った。
約半年後私は彼に浮気された。
だから別れた。
更に2ヶ月後。
妹が友達に浮気された。
友達も彼氏に浮気された。
男なんて信じられない。ろくでなしだ。
母は言った。
「男は多少浮気しようが働いて金さえ持ってくれば良いのよ」
このときから、男は信じられなくなった。信用しなくなった。
嫌いだ。憎い。消えてしまえばいいのに。この世に存在しなくていいのに
それから私は恋愛対象が変わった。女の子に。
だから、学年で一番のイケメンに告白されたときも振った。
自分はイケメンだとは全く思わなかったが。
でも私は、一般的にかっこいいと認識されるものはかっこいと言うし
かわいいと認識されるものはかわいいという。
そうじゃないと世間に殺されるから。
そんなとき私を救ってくれたのは彼女だった。
彼女はクラスの中だったら陰キャに属するのだろう。
だけど、彼女のちょっとした思いやりに救われた。
私は彼女のことが大好きだ。愛している。
彼女とは親友になって色々相談した。そして、私は自分は同性愛者だということを伝えた。
すると彼女は驚いた様子だった。
やっぱり気持ち悪いよね。普通じゃないもんね。笑いものだよね。
とても小さい声で彼女は確かにそういった。
「私もだよ。」
私は頬が濡れていた。彼女の頬も濡れていた。
今告白したら貴女は承諾してくれるのかな。
「好き。はるのことが。」
私は声が震えるのを感じながら言った。
「うん、」
「わ、私と付き合ってくれますか?」
「うん、」
彼女は私に抱きついて承諾の返事をした。