テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1,317
162
꒰ఎ 琥 珀 @ 復 帰
465
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
プロクティルの性質による、リスクとメリットの提唱
著者 スノウ・████
目的
本研究は、遺物である”プロクティル”の破壊性を提示し、あちらこちらで起きる紛争をこれらで解決できないか、として書いたものだ。
プロクティルが見つかるまで
前提、プロクティルというものは先人が生み出した遺物だ。
その強すぎる破壊性から、██のため先人により生み出されたものと考えているが、その真相は解明することができなかった。
プロクティルを装着する際は、リィン・システムとは違い絶対に体内に埋め込まなくてはならない。
壊すことも実質的に不可能で、壊した際は爆発、所有者のタヒ亡といった現象が発生する。
装着段階
プロクティルは体内に埋め込む際、いわゆる熱といったような反応を示すことがわかった。
だが、実験を繰り返すうちにそれらが異常を引き起こすからか、麻酔といった鎮静剤を使用するとその力を一切発さなくなることがわかった。
先人たちがどうやってこれらを埋め込み、使用できる状態にしていたかはおそらくp,clが関係する。
p,clそのものが自在に変化するという性質を持つ、そのためそれらを利用し、容易にプロクティルの使用権限を先人は得ていたものだと考えられる。
先人の技術力は我々人間からしても計り知れないもので、かつての人間が思い描いた未来的技術は全て実現していると考えていいだろう。
先人はその技術で人間であるどころか、生き物であることすらも忘れてしまったのだろうか。
効力
プロクティルの実験を繰り返した結果、その者が持つ感情が強ければ強いほど大きな力を発揮した。
適合者は、30〜40代が30名、20代が合計103名、10代が合計60名、それ以下が7名だ。
比較として、対象者のテスト結果を載せる。
※この論文では点数を1〜10で評価し、10に近ければ近いほど強いものとする。
以下の4点をこの論文では評価対象とする。
破壊能力
一撃の強さ・破壊性の高さを表す。
発動間隔
能力の発動間隔を表し、10に近いほど短くなる。
応用性
能力そのものの応用性を表す。
後遺症
能力を使ったのちに起こる幻覚、頭痛、耳鳴りといった症状の重さを表す
※これらは低いほど優秀である。
能力の発動間隔を表し、10に近いほど短くなる。
対象者1 43歳 男
破壊能力:3
発動間隔:5
応用性:4
後遺症:5
対象者2 29歳 女
破壊能力:4
発動間隔:6
応用性: 7
後遺症:6
対象者3 15歳 男
破壊能力:7
発動間隔:7
応用性:4
後遺症:7
対象者4 17歳 女
破壊能力:3
発動間隔: 8
応用性: 9
後遺症:9
実験結果、性別にも差異があることが判明した。
男性の実験対象者は破壊力、女性の実験対象者は応用性に長けているという結果が極めて多く、これらは無視できる数値ではないと言えるだろう。
これらはプロクティルの適合者となった実験者である男女200名のうち、169名には同じような結果がみられた。
そして、唯一全ての結果で8以上を出した者が”優秀者”となる。
もっとも、この結果を出したのは元々それを持っていた者を除き1人のみであった。
対象者13 5歳 男
破壊能力:10
発動間隔: 8
応用性: 9
後遺症 :2
願わくば元々持っていた者も参加させたいところであったが、彼ははるか遠くにいると聞き、諦めることとした。
総括
さて、まとめとしては、 多大な犠牲を払えるのであれば、プロクティルは兵器としては戦闘機や戦車すら超える莫大なものとなり得るだろう。
だが実験対象者の精神を削り、恨みを買わざるを得ないこと、そしてそこにたどり着くまでのタヒ者・リスクが大きすぎるのかもしれないと私は結論付けた。