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探偵社
乱歩「…彩華…ッ」((手を握る
与謝野「ッ…彩華のバカッ…」((ボソッ
乱歩「ッ…」
君の声が…早く聞きたいよッ……
私は……ここは…何処…?
夢…の中?
彩華「…!!何…ここ…」
周り一面には鮮やかな色々な花達が沢山
まるで天国とでも言える場所
邑里『初めまして、彩華』
彩華「貴方は…?」
邑里『貴方の中で眠らせて頂いてました。邑里と申します。』
彩華「…邑里……!おばあちゃんが…言ってた人……」
邑里『そうですか、姎の事は既に聞かれていたのですね』
彩華「…はい六子と妖狐の事も…あの怪魔と言うやつのことも。」
邑里『ッ………カルトを…許して下さいますか…?…あの子は…本当は優しい子なのです……ッ』
彩華「……まだ分かりません…」
邑里『…分かりました………あの…』
彩華「協力…ですよね?」ニコ
邑里『ッ!!…何故、おわかりに…』
彩華「あなたの目を見れば分かります…笑…切なくて、助けを求める目をしています」((微笑み
私にはわかる、私も同じだったから。
邑里『ッ…ご協力…お願いしますッ…助けたいのです、カルトを!』
彩華「勿論です!貴方からの依頼…探偵社員の私が承りました!」
邑里『ッ…泣…ありがとうございま!』ニコ
段々と霧が出て、邑里さんが見えなくなって。私は…目を閉じた。
彩華「……ッん?」
乱歩「ッ!!彩華!!」
与謝野「ッ!!」
彩華「らん…ぽくん……?…あき…こちゃんも…」
目を覚ますと、乱歩くんと晶子ちゃんが居た。
今にでも泣きそうな顔をしてる2人が居た。
乱歩「ッ…良かったァ…ッ」
与謝野「…全くッ…アンタは…笑」
彩華「ごめんね…心配…かけて」ニコ
乱歩「ホントだよ!!僕ッ凄く心配でッ…ッ彩華が目を覚まさなかったらって…ッ心配…したんだよ…ッ」
乱歩くんは泣きそうなのに我慢しながら抱きついてきた。
昔だったら、きっと大泣き状態だよね笑
彩華「うんッ…ごめんね」((抱き締める
与謝野「今日はここで大人しくしてな、アタシは社長達に知らせてくるよ」ニコ
彩華「ありがとう晶子ちゃん!」ニコ
彩華「乱歩くんは戻らないの?」
乱歩「ここに居る…」
彩華「…良いの?無理に居なくても──」
乱歩「無理に居るんじゃない!!」
彩華「ッ!?!」
急に怒鳴りだす乱歩くんの声に私の肩がビクッとなった。
乱歩「ッ…ずっと…怖かったんだ…彩華がタヒんじゃったらって…このまま目が覚めないでいたらって…ずっとずっと怖くて怖くて…ッ…あの時の彩華の手が冷たくなっていくのを感じて…怖かったッ…でも…今こうやって、やっと目が覚めて…凄く嬉しいし心配なんだ…だから…ずっとそばに居たい…大切な人のそばに居たいんだよ…」
彩華「乱歩…くん…」
乱歩「ごめん…怒鳴って…」
彩華「ううん…いいよ笑それだけ心配だった事が分かったから。」ニコ
乱歩「ッ……」
彩華「私もだよ」
乱歩「…ぇ?」
彩華「私にとって、乱歩くんは大切な人だよ、勿論他のみんなも!」ニコ
でも、他の人達の大切っていう気持ちより
乱歩くんは特別なのかもしれない。
いや、きっとそうだ。
だって、私は乱歩くんが好きなんだ。
昔…告白したの覚えてるかな。
彩華「ッ…私江戸川くんが好きッ!/////」
乱歩「…!……うん、知ってるよ」
彩華「ッ!//あ、あのね──」
乱歩「あ、福沢さんに呼ばれてる、行こ彩華」((スタスタ
彩華「ぇ………ッ…うん」
あの時の返事…まだ聞けてないよ…乱歩くん。
今、ここで聞けたらいいのに。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝