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那月
63,993
だら
19
352
どもども主です!
最近投稿関係を全くしてなかった関係でマジで忘れかけてました…
なのでちょいと急ぎめですが投稿じゃい!
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「では最後に!これはインタビューとかじゃないんでけど……もし立花朝妃…「月
陽」さんがあなたたちを殺そうとしたか、そしてなぜ幻術にかかったふ
りをしたか…その理由を知っていると言えば…あなたたちは聞きたいですか?」
浅葱先輩が問う。
鋭く、少し冷たい視線で。
「私のユニークスキルで確認したんですよ。一部始終どころかほぼ全てを」
そのまま浅葱先輩は続ける。
「その驚きようだと…そんなこと知らなかったみたいですけど」
「…………(^0^ケケケ」
絵文字が頭に流れ込んでくる。
「まあ急いで決めてほしいわけでもありませんし…回答は今度でもいいですよ?」
「…そう…じゃあそうするわ」
「次は残りのお二方を加えた四人でインタビューするときでも構いませんかね」
浅葱先輩がすかさず次のスケジュールを入れようとする。
「…私と夏世だけにしてもらえるかしら。余計な混乱が生じるわ」
しかし美香がバッサリと断る。
「そうですか…では次もお二方で…それとこの質問を除いた質問の回答は学園新聞に載せてもらいますね」
「別にそれはいいわ。ではこれで」
美香が立ち上がり扉に向かう。
「ありがとうございました!」
置いてかれないように美香に続いて立ち上がる。
「あ…最後に一つだけ伝えておきますね」
それを浅葱先輩が呼び止める。
「立花朝妃のレベルは150を優に超えています」
「…どういうことかしら?」
「そのままですよ。人類最強と謳われるのはただの偽物。表に出ているのが全てではありませんから」
「…………(^ニ^)」
「…助言に感謝するわ」
そうして私たちは新聞部を後にした。
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翌日。学園…いや世界が歓喜した。
今朝、ダンジョン連盟が発表した情報に。
人類最強の入れ替わり、300レベルの台頭。
そして半世紀も人を飲み込み続けたSランクダンジョンの攻略。
既に話題はこれらで飽和していた。
しかし昨日のことすら忘却の彼方にある夏世は眠そうにあくびをする。
「なつ…聞いてるのかしら?」
「ん……聞いてるか聞いてないかと聞かれたら3割起きてるって答える……」
「それって7割寝てるじゃない…まったく…とりあえず今私が言った内容を言いなさい」
「んと……町中華のレベルが本場レベル…?」
「違うわよ…いつ町中華が出てきたのかしら?」
そんなんじゃなかったっけ…?
「まあそんなことはいいわ。それよりも…テスト勉強の調子はどう?」
「うーん…9割は理解できなかった」
「ほぼ理解してないじゃない…今日も眞籠先輩たちと勉強会ルートかしら…」
「うへぇ…またかぁ…」
深く絶望…だって眞籠先輩たちって学年20番台のバケモンよ!?300人中よ!?他の人からしたら羨ましいんだろうけど…めちゃんこスパルタなんよね……
「まあいいわ。また放課後勉強しましょ」
「うへぇ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1週間後
テスト当日、席に着くやいなや頭は拒絶反応を起こしシャットダウンを…
「なつ、寝ない」
美香に頭を叩かれ、復活する。
「ここは誰…私はどこ…」
「そんなことはいいから直前に少しでも詰め込みなさい」
「うへぇ…眠いよう…」
睡魔が頭の中でハットトリックを決めるほどアクティブだ。
必然的に教科書を手に取る速度は落ちる。
「しゃきっとしなさいよ。テスト中に寝るわよ?」
「なら今寝かして…」
「気合で起きなさい」
「ぐぬぬ…」
「ほら頑張りなさい。頑張れば…ご褒美も考えなくはないわよ?」
ご褒美…?帰って即座に寝ることが至上の至福…
「じゃあ帰って寝てからダンジョンで頑張る…」
「何言ってんのよ。テストが終わった後よ」
「ぐぐぐ……」
・・・
数学のテスト用紙を目の前に…私の頭は真っ白になった。
先ほどまで美香に叩かれながら必死に覚えたというのに…頭の中は既に睡魔が満塁ホームランを打ってる。
「睡魔のワンサイドゲームや…」
むにゃむにゃと夢の中へと誘われ…
「にゃあ」
「!?」
猫がぺしぺしと頬を叩いてくる。
「にゃ…たんでーる…?」
なぜか美香の式神が目の前に…
「にゃーにゃ!」
眠い目を擦りながら顔を上げると、にゃたんでーるはふっと消えていった。
「…?」
よく理解できないが、もう一度寝…………れない
起こされたせいで睡魔が逆転3Pシュートを打たれたようだ。
しょうがない…解くか…一応模試とかでも二桁取れた選ばれし教科だし…
そうして私はシャーペンを取り、白紙のテスト用紙へと臨んだ。
・・・
数分後
私は最後の問題へと臨んでいた。
え?早くないかって?もちろんわからないとこは飛ばしたぜ!もちろん大問2からね☆
なんとか計算問題は解けたけどそれ以外は無理ゲーだった。
そもそも入学前最後の模試でハローワークに行くことを勧められた私には無理だったんだ…
くそっ…絶対見たことあるし、やったことあるし、教えてもらったけど…如何せん公式とかが思い出せない!!
これが詰みってやつか…
時間を見れば残り30分以上。
さて再び眠りに…
「ふしゃーっ!!」
「!?」
再び現れ消えていくにゃたんでーる。
結構堂々と出てきてるけど…試験監督とかにばれないのかな…?
まあ起こされたので再び問題に取り掛かるのですけども…やはりわからん!糸冬☆
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「終了!ペンを置いて解答用紙を前に!」
試験官の合図で目を覚ます。
あれからにゃたんでーるとの一糸乱れぬ乱闘を繰り返し、勝った。
睡魔が連携してサービスエースからの連続ブロックで勝利を決めた…
「なつ、授業中寝ないでって言ったでしょ?」
しかし非常な神の使いが起こす。
「寝て……ないと言えばない」
「寝たでしょ。にゃたんでーるから全て聞いてるわ」
「ぐっ…てかテスト中に式神出してもいいの?」
30分の死闘を思い出しながら質問する。
「ああ、そのことね。もちろん駄目よ」
「じゃあなんで出してるの!?気づかれるでしょ!」
「どうせなつのことだし、寝てそうなタイミングで向かわせただけよ。それに不可視系のスキルを付与してるから大丈夫よ」
「へぇ~…とはならんよ!?」
「起こさないと寝る夏世が悪いのよ。わかったらほらちゃっちゃと詰め込みなさい」
「ぐぬぬ…私が悪いから何も言えない…」
再び起こされながらも最後の最後まで詰め込んだ。
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おはようございます。この挨拶も手馴れてきましたね。
私は今応接室という名の処刑場に来ています☆
何でかって?テスト中に寝て、揺らされるもんだからにゃたんでーるかと思って、魔法使ったら試験官だったのよ。
あの時はやばかったらしい。黒焦げの試験官と再び寝る私。轟音で見に来た人がいなかったらあのままだったらしい。
おもろ。
そんなことを考えていると処刑場…もとい応接室の扉が開き、人が入ってきた。
「ん?先客が…?」
入ってきたのは教師ではなかった。
「あらま…どちら様で?」
「俺?俺は2年の百瀬だ」
先輩のようだ。
「私は1年の桜木と申し奉ります」
「1年ってことは後輩か。よろしくな。あと敬語じゃなくていいからな」
「了解!!」
・・・
「百瀬先輩はどうしてここに?」
「俺は…停学中に食堂に食いに来たら見つかって、抵抗して……そのあといろいろあってここに来た」
「ほへぇ…」
「そっちは?」
「えっと…テスト中に寝ぼけて?試験官を魔法で黒焦げに…」
「黒焦げにしたのか…それで雷を落とされるのか。傑作だな」
ぐっ…何も言えない…
「てか、ここで同室になるとか珍しいな」
「そうなの?」
「まあなんかあったんだろうな~」
なぜか百瀬先輩が遠い目をしていた。
「失礼する」
ぐだぐだと話しているとまた一人の人が入ってきた。
腕に生徒会と書かれた腕章がつけられていた。
「君たちが桜木君と百瀬君だね?」
「はい!」
「そうだが?」
「なら問題ない。今から説教を始めよう」
ぐだっとした応接室が処刑場へと変わった瞬間だった。
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あとがき
応接室…何かと問題を起こせば呼ばれるいつもの部屋…
次回はそこがメインです。あと中間テストはもうじき終わる…けど
コメント
5件
朝妃さん150レベなんですね?!普通にエグくてびっくりしました!笑笑 続きめーっちゃ楽しみにしてますっ!!!
第31話、読みました!中間テストと睡魔の戦い、めちゃくちゃ共感しました😂 にゃたんでーるがテスト中に現れて夏世を起こすシーン、可愛くて笑っちゃいました。でも最後の試験官を黒焦げにするオチは予想外で「おもろ」ってなる夏世の感覚、好きです。応接室で百瀬先輩と遭遇するところも続きが気になります!テスト勉強、お疲れ様でした🌷